日本映画専門チャンネルの今月の企画プログラム“おとなの桃色シネマ白書”の一本目は
なんとサトウトシキ監督の三作目にもなるこの作品
小林政広氏のオリジナル脚本で団地に住む2組の夫婦が繰り広げる不倫模様を描いたピンク映画

1999年の作品ですから団地妻って言う言うタイトルでありながら団地自体が老朽化というか高齢化で衰退しつつある時代ですから
どう見てもマンションですよね
そんな隣同士の夫婦の日常と不倫に走っていく非日常を淡々と描いた作品
実に日本映画専門チャンネルの作品選択する人の選眼力には感服する
そうなんだよね近隣の付き合いっていうのは奥さん同士には地域的な共通の話題が日常の世界観ですからあるものの
男って子供ならともかくサラリーマンなら生きている世界が違うから共通の話題もないからねぇ
なんかのきっかけがないと朝晩の挨拶くらいで、このようには親密にはならないもんですよね
そして通常のピンク映画なら三人の女優さんを脱がせるって不文律があるものの2組の夫婦のそれぞれの不倫ってことでなんと夫婦役の妻側には葉月螢、沢田夏子
旦那側がふとしたきっかけで不倫に走ってしまう不倫相手には久保田あづみ、佐々木ユメカと4人もきちんと濡れ場を用意してる豪華版
さらに奥さん側も葉月さんのレイプにはいまおかしんじさんの役者名羅門ナカ
そして沢田夏子の元彼に岡田智宏と男優陣も演技巧者をキャスティングしてる
国映作品としては出血大サービスな作品と言っても過言ではない作品
プロット自体誰にフォーカスすることなく淡々と6人の男女それぞれを活写していくだけの作品なんだけど
レイプされてもそれでも生きて行こうっていうかことでなんでもなかったようにめしを食う葉月さんのたくましさで映画が終わるって言うこの終わらせ方が秀逸だった。
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1999年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給作品
サトウトシキ監督作品
出演:葉月蛍、沢田夏子、村木仁、久保田あづみ、佐々木ユメカ、羅門ナカ、岡田智宏、本多菊雄
サトウトシキ監督作品
出演:葉月蛍、沢田夏子、村木仁、久保田あづみ、佐々木ユメカ、羅門ナカ、岡田智宏、本多菊雄