”ムビ×ステ“って事で”ムビ“つまり映画と”ステ“つまりステージ、そう映画と演劇とのコラボレーションしてる作品
一応舞台公演のDVD化作品の価格は大体映画DVDの倍するっていうのは知っていましたが
なんと偶然東映チャンネルでの映画紹介プログラムで最新映画「仁義なき幕末」っていう時代劇に関するトーク番組を見てて
初めてっていうか、遅まきながら映画と舞台のコラボ企画である“ムビ×ステ”なる興行形態を知りまして

そんなときに丁度DVD屋さんの店頭でこの“ムビ×ステ「漆黒天」”っていう作品を見つけて15kという価格にもかかわらずポイントが8000ばかりあったもんだから
それを利用しで購入して来ちゃいました
なんとこの作品は”ムビ×ステ“.の第三弾に当たるとか
で先に書いた「仁義なき幕末」は“ムビ×ステ”第五弾だそうですが
よくわからないもんだから舞台版の方が“始の語り”になっていたもんだから
そっちを先に見ちゃいましたが
この”ムビ×ステ“は最初に映画ありきのようで舞台版は、お話は違えども連動した形態になってるようで
この「漆黒天」も映画「漆黒天−終の語り−」が先にあり、舞台版は映画の前日譚にあたるようで
まぁ連動してるんで映画で謎だった主人公の過去が舞台版でどうやら語られていたようで
秘密というか映画での謎の部分を先に見てしまったっていうわけね
最近の時代劇舞台ってこういった“ムビ×ステ”とか“ゲキシネ”的な事で
時代劇も2.5次元男優さんとかで集客しているっていうのは知ってましたが
殺陣がスピーディだし斬殺のSEとかきちんと舞台上での殺陣にあってるのね
かなりスピード感があって面白く見られたなぁ
さらにこの作品では主人公が一人二役ってことで舞台上ではお面とか完全お客様に尻向けた形でなんとか苦労のあとも見られるものの
衣装と髪型の早変わりとかなかなかなものでしたねぇ
要は江戸時代双子が忌み嫌われて一人はくびきにされることになって
くびきされた方も実は生きてて、いわゆる盗賊集団日陰党の統領となっており江戸の町を恐怖の底に落としていた
一方生かされた方は、剣は人を生かすためにあるのだと町道場の師範としで日向を歩いてきた人物
この二人が運命の糸に導かれてあいあいまみえるっていうストーリーを2時間半ほどの作品に・・・
舞台上での剣戟の演出は映画とは根本的に違うために舞台演出の末満健一さんがそのまんま擬闘の演出されたようで
時代劇っていうかチャンバラ好きなわたしにはトテモ面白く見られた作品でした
だって二時間半の三分の二は剣戟シーンでしたものね
作・演出:末満健一
出演:荒木宏文、松田凌、長妻怜央、梅津瑞樹、小島藤子、橋本祥平、松本寛也、加藤大悟、安田桃太郎、小澤雄太、鈴木裕樹、工藤翔馬、榮桃太郎、澤田圭佑、下尾浩章、菅原健志、杉本佳幹、宮永裕都、横山慶次郎