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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ヴァチカンのエクソシスト

2025-01-13 05:05:05 | 洋画
実在のエクソシストの自伝から題材をとって、その人物を
そうラッセル・クロウがエクソシスト専門の司祭であるガブリエーレ・アモルトを演じてる作品だったんですね
それで1900年代のお話になっていたのね
ちっさいスクーターっても普通なんでしょうがラッセル・クロウが乗るとちっさく見える
これでイタリアからスペインまで悪魔払いに出張して行ったんですかね
 
人についた悪魔を豚に憑依させてしまうと言うオープニングアクトで見せる悪魔払いを行った関係で
なんと法王庁に呼ばれて審問を受けるアモルト神父
ローマ教会の中でも覇権っていうか主導権という権力争いみたいなものがあるのがいかにもアイロニーだった。人は集団を形成するとこうなるのかな
神父と言えども俗っぽいとこを見せるもののアモルト神父は動じなく自分に課せられた悪魔との戦いに専念するという人物のようで
ローマ教皇にはなんとフランコ・ネロが演じていたんですね
 
スペインの修道院を遺産として相続したアメリカ人母子の長男に悪魔がとりついて
アモルト神父が呼ばれる
いやこの子のお姉ちゃんがちょっとハクかったし、やっぱ男でなく悪魔は女子に憑いてほしかったって思って見てたのはわたしだけ?
いやぜってぇ違うだろう
 
さて悪魔がどうして神父の過去を知ってるのかはわかりませんが、今回は冒頭みたいに豚に憑依させるほど弱い悪魔ではなくて
あの巨漢のラッセル・クロウの体を自由自在に空中に飛ばせたりとかなり強い悪魔
まぁ悪魔払い中はエクソシストと悪魔との会話劇になるものの
そいじゃ映画として見世物にならないってことで
なんとこの修道院の過去の忌まわしい事件が掘り起こされて
地下に殺された人々の怨霊が悪魔となって子どもに憑依したってことが分かってからは
 
アルモルト神父ともう一人の若い神父とが地下で怨霊の塊となった悪魔と戦うアクション映画と変化していくのがこの作品の特徴で
そっちのクライマックスに移ってからは憑依された本人と家族は一切出てこずに
CGとVFXでの悪魔と神父たちとの戦いが描かれるという作品
この始末をつけるにあたって若い神父の成長も描かれており
この若い神父とコンビでこの後も悪魔払いを続けていくことになるのね・・・
さらにローマ教皇に権力も再び戻り俗っぽい教王庁の権力闘争も霧消して・・・
 
アメリカ人のお姉ちゃんとお母ちゃんを再び見たかったものの無事にアメリカに帰ったってセリフ処理されてたのはちょっと残念
ただクライマックスでの地下での悪魔との対決シーンがちょっとやっぱ暗い画面だったってのはなんとかならなかったかな
 
2023年製作、アメリカ映画
ガブリエーレ・アモルト原作、マイケル・ペトローニ原案・脚本、ジュリアス・エイヴァリー監督作品
出演:ラッセル・クロウ、ダニエル・ゾヴァット、アレックス・エッソー、フランコ・ネロ、ピーター・デソウザ=フェイオニー、ローレル・マースデン、コーネル・ジョン、ライアン・オグレイディ、ラルフ・アイネソン、ビアンカ・バードー、キャリー・マンロー

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こんばんは! (ヒロ之)
2025-01-14 17:33:26
コメントありがとうございました。

ラッセル・クロウ演じる神父に悪魔が憑いた時はどうなるこっちゃと思いましたが、トマース神父が俄然やる気を出して、自ら進んで立ち向かっていくという、彼の成長姿には感動にも似た感情が生まれてしまいました。
お決まりのスパイダーウォークも観れましたし、この手のジャンルでは面白く感じた作品ではありました。
しかし息子があんな事になっているのに、母親が呑気に寝ているのには少し違和感。
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ヒロ之さん、こんばんは (morkohsonimap)
2025-01-15 05:02:57
コメントありがとうございます。
本当に強い悪魔でしたねぇ、エクソシスト日本憑依しちゃうんだから
お若いのがラテン語で払うという相棒の誕生でもあったようですし
神父というかエクソシストへの成長譚でもあったようですね

実はラッセル・クロウには同時期にもう一本エクソシストの映画があるようですが
コチラとは全く関係がないとか
そっちも見てみたいですね
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