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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

高度7000米 恐怖の四時間

2024-09-29 18:48:06 | 邦画
今月の東映チャンネルでOAされていたものの録画視聴です。
1959年の映画ですから飛行機に乗る前のエアジャック前の検査なんてまだ何処の国も行って無い平和な時代に作られた作品ですから
本当に飛行機に乗るのも一応空港ゲートは潜り抜けますが駅の改札を通り抜けるようなもの
まさにいい時代だったんだって思える

 
そんなチェック機能のない時代拳銃強盗した犯人が拳銃を持ったまま北日本航空の北海道行き108便、ダグラスDC3機は仙台経由札幌行として飛び立った。
途中仙台に帰港するのね
ってことで北日本航空全面協力っていうか今で言うところのタイアップで作られた作品とも言えるのかな
ってことで北日本航空はこの3年後に何社かと合併してTDA(東亜国内航空)となり
そしてTDAもANA(全日本航空)に吸収合併されいくのよね
っていうかまだスチュワーデスって自ら云ってる時代なのね
そんな機内アテンダントに小宮光枝さんと久保菜穂子さん
パイロットに高倉健さんと今井俊二時代の今井健二さんが副操縦士
乗客に中原ひとみとか梅宮辰夫まで
そうだ途中仙台で副操縦士の恋人で健さんの妹役で丘さとみさんがチョイ出演していましたね
 
見る前はモノクロ作品だと思っていたらカラーだったのでこのキャスティングではいわいるA級作品だったようですね
脇役もそれなりに揃っていたしね
っていうか航空サスペンスだと思って見てたらなんと乗客や乗務員たち個々の紹介にかなりの尺を使って登場前と千歳空港到着後にも尺を使い
ハイジャック犯の大村文武との攻防戦は飛行テクニックで決着つけるという呆気なさでして
 
これじゃあかんとハイジャック制したあと彼の撃った銃弾で脚がでないと言う同体着陸を副操縦士がしなくてはって言うサスペンスをもう一つ付け加え得るという二重構造
機内の乗客のパニクり度はこっちの方が大きいようでしたねぇ
そんな脚本を書いたのは船橋和郎さん
 
1959年製作、日本映画、東映作品
小林恒夫監督作品
出演:高倉健、今井俊二、大村文武、中原ひとみ、小宮光江、久保菜穂子、丘さとみ、梅宮辰夫、風見章子、殿山泰司、岡村文子、岸井明、 増田順司、左卜全、トニー谷、滝謙太郎、浦野みどり、光岡早苗、佐山二三子、山本緑、岩城力、小島洋々、不忍郷子、加藤嘉、神田隆

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