衛星劇場での”菅原文太 没後10年“特集としてOAされた作品のうちの一本です。
新東宝が倒産して新東宝が売り出そうとしてたハンサムタワーズの高宮敬二、吉田輝雄、寺島辰夫、菅原文太の4人は松竹に移籍したようで
そんな中で一番松竹で作品に恵まれないのが菅原文太さんだったんでは
って思わされる作品
この作品寺嶋、吉田とハンサムタワーズたちが主役をハル中で”菅原文太 没後10年“特集として今ではOAされるものの
この作品ではほんの端役でしかなく
それも主演のボクサー役の待田京介さんのセコンドっていうだけの役で本筋には絡んでこない役
待田さんが主役でボクシングに寄って脳腫瘍が手術不可能の場所にできて余命3ヶ月の宣告を受けて
肺にこれまた病を抱えたクラブミュージシャンの吉田輝雄とこの世で何かを残して死にたいと
身体障害者の子供の施設病院の建設費用を寄付するために不良外国人が経営する闇金融を襲って現金強奪を計画するものの
この土壇場になって寺島演じる謎の男に邪魔されて・・・
最終手段として子供まで誘拐しての執念も虚しく崩れてしまうという銃撃あり、殴り合いあり船舶爆破ありっていうアクション映画ですが
こう言ったプロットは井上梅次の真骨頂ですよね
成功間近に運命の時が来て命を守る落とす待田京介でしたが
彼が隠し通した腫瘍の話が公になって児童障害者のが病院建設への民間からの寄付金が集まるっていう善意の話で終わる作品
吉田・待田・寺島の三枚看板に鰐淵晴子、桑野みゆきの松竹女優陣にこれまた新東宝から久保菜穂子さんが加わってのヒロインも艶やかになA級作品だったようですね
寺島達夫、待田京介、吉田輝雄、桑野みゆき、久保菜穂子、鰐淵晴子、安部徹、野村清、菅原文太、諸角啓二郎、松井康子、石黒達也
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます