MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

冷凍監禁 摂氏ゼロの異常愛

2018-03-26 20:21:25 | OV
いつ購入したのかわからない
見ないで積んであるDVDの山の中で埋もれていたものの中からと言うか
上の方にあったものを引っ張り出したというのが正解

ってことでRー18のエロチックOVなのかピンク映画なのか?といった作品
出てる女優さんたちがピンク映画の方たちなのだけども、2003年の作品ということですが
どうも画質を見てるとデジタル機材で撮影してるようだし
だいたいピンク映画がデジタル機材を使い出したのが2年前からだし
ということと、ジャケットや、allcinemaさんの映画ランスルーが70分になっていますが
実際のランスルーは79分もあるし、だいたい女優さんが二人なのは、前提女優さんのハダカが3人で作られるピンク映画ではないと私は思いましたが・・・
まあ、そんなことはどうでもなのですけども
一応カテゴリーはOVにしておきました

男女5人(男3人、女2人)が冷凍庫に監禁され、冷凍庫から出たければと
無理難題・・・ってもこういったドラマですから女を裸にしろとか、レイプしろとかいうのがせいいぱい
もちろんこっちもそれを目当てに見るのではありますが

女子大生の知恵理が秘かに恋い焦がれてれているのは、兄の健一だった
紀子という婚約者のいる健一もまたまるで恋人のように妹のことを可愛がっていた
ありやりゃよくある近親相姦のお話がテーマになっちょるんですね
ってことでやっぱりいくらフィクションだからと言って血縁の兄妹の恋心というか相姦はやっぱ
倫理的にも許されるわけもなく、ご多分に漏れずこの作品も兄妹に血の繋がりはありません
父親の友人夫婦が交通事故で死に、その娘を引き取って籍にいれたということが
物語の展開の中で語られます

ってことでこの兄妹の秘恋がこの監禁事件の根幹の一環をなしてることも事実でありまし
ある夜、後輩の潤二を招いて、バーに集まる健一と婚約者たち
後輩のために妹を呼び寄せるものの、いつのまにか妹が消えていて
助けて呼ぶメールが健一の元に、駆けつけると冷凍倉庫の中に妹が・・・
気がつくと後輩と婚約者もなぜか冷凍倉庫にやって来て
冷凍倉庫には妹を誘拐した男も含めて5人が冷凍庫の中に閉じ込められ監禁されてしまった
誰が、何のために?

ってことで、訳の分からぬ5人が冷凍庫の中で寒さに耐えながら
彼らが閉じ込められた理由とか5人の人間模様が二人のお姉ちゃんが男に犯されながら語られていくわけで
ワンシュチュエーションドラマです、
というよりも冷凍庫の床に女を押し付けてパコパコ犯すわけで
お姉ちゃんもお兄ちゃんもパコパコするわけでして寒そうに凍えた演技を見せてるのに
そこだけは寒そうになくて
見てるこっちが寒いなぁと突っ込みたくなるような・・・

オチが浅いし、兄妹の近親相姦以外は殆どお話にならないけども、
そこはピンク映画の女優さんですからおきれいな上に演技もしっかりしてるので
底の浅いドラマではありますがそれなりに見られる映画でした

2003年製作、日本OV、ティー・エム・シー作品
北沢幸雄監督作品
出演:上原寿恵、中村英児、江沢大樹、重松伴武、深井博喜、竹井亮介、野上正義、麻木涼子
コメント (24)
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キャットファイト

2018-03-26 02:04:46 | 洋画
"キャットファイト"って言う響きは、男のエロチック本能を刺激するんですが
どうなんでしょうこのDVDジャケットの絵面は
エロさの微塵も感じられない
きれいなお姉ちゃんがが組んずほぐれつ絡み合うセクシーな映画じゃないのが
一目瞭然ですが、男の性と言うものはどこか”キャットファイト”にくすぐられて
よせばいいのにセットレンタルに組みこんでしまいましたが、
やっぱ”色気”の”いの字”もないブラックコメディ映画でしたねぇ
一応新宿シネマカリテの恒例企画興行<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017>にエントリーされた作品だったんですね

物語の背景にあるのはトランプ大統領じゃないけれど
新しく選出された大統領は中東に宣戦布告してアメリカは戦闘状態の国家に・・・

戦場のがれき処理の権利を得た夫をもつ富豪夫人のヴェロニカは
セレブ生活を送っているものの、酒浸りのアル中
息子は絵を描くのが好きで美術の道に進もうとするのを頑なに拒んでいます
ヴェロニカにとって芸術なんてものは無用の長物でしかなく、お金もうけがいちばん

一方グロい絵ばっかり描いている画家志望のアシュリーはいいとしになっても
未だまったく芽が出ないゲイのカップル
アメリカでは男も女も同性愛者はゲイでくくってるようですね

と言うことでレズの恋人に紹介されたパーティーの給仕のバイト先で
偶然にもヴェロニカとアシュリーは再会してしまいますが
実はこの二人大学時代の友人同士だったんですが・・・
セレブをひけらかすヴェロニカの態度に腸煮えくり返っていたアシュリーと
ふとしたことで階段の踊り場で”キャットファイト”のバトル第1ラウンド勃発です
色気もなにもない憎しみこめたぶん殴りあい
ちょいひき絵デスのでスタントマンのボディダブルでしょうか

KOされた挙げ句に階段から転げ落ちたヴェロニカが病院のベッドで目覚めると、なんと二年間意識不明だったとか
あげくこの二年間で夫は事故死し、息子は志願した中東戦争で戦死しており
すべてを失ったヴェロニカは元家政婦の世話で底辺生活に・・・

一方アシュリーは、戦争のお陰でグロ作品が評価され、売れっ子アーティストになっており
レズ相手と他人の男子精液で子宝まで授かりヴェロニカとはま逆なセレブになり上がります
それを知ったヴェロニカがギャラリーに乗り込んで
”キャットファイト”第2ラウンド開始
今度はパンチだけでなくハンマーとレンチで殴り合う
普通に顔面にレンチがハンマーが当たってますから死んじゃいますよね
でもそこはフィクションですから

今度は頭上に落ちてきたブロックでアシュリーが気を失うのがお約束
さらにアシュリーが被る悲劇はヴェロニカのそれの裏返し
またもやアシュリーは二年後に目覚め、金も地位も子供も恋人もすべて失っています

と言うことでヴェロニカの元に仕返しの仕返しにやってきたアシュリーに対して
もういい加減やめようよと穏やかに接するヴェロニカでしたが
ヴェロニカの息子の遺品であるビデオカメラをアシュリーが濡らして壊したことから
キャットファイト”第3ラウンド開始
やっぱりこの二人殴りあうことでしか自己主張ができないようで・・・

愛する人、子供、財産を失い、かつては自分に仕えていた者に立場を逆転されることで
自分の人間としての存在価値の証明が”キャットファイト”だったのね
それぞれが自分が正しいと考えている者同士の”キャットファイト”は
世界各国で起きてる紛争や戦争のごく小さいもの
それがつみかさなると大きな紛争に・・・と言うのが作者のテーマなんですね

2016年製作、アメリカ映画
オヌール・トゥケル脚本・監督作品
出演:サンドラ・オー、アン・ヘッシュ、アリシア・シルヴァーストーン、エイミー・ヒル、マイラ・ルクレシア・テイラー、クレイグ・ビアーコ、ディラン・ベイカー
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修羅の女

2018-03-25 16:55:59 | Vシネマ
オールインエンターテインメントがシリーズとして8まで製作していた「ヤクザの女」が装いも新たに
「修羅の女」として新シリーズ?に移行したのかな・・・と
でも私が危惧したとおりこの1本で後に続いていかなかった
2016年製作のこれは一応エロチックものですが
内容的にジャンルカテゴリーはVシネマにしておきます

古川いおりさんのファンとしては「ヤクザの女」は3本で終わらずにもう少し、
そう後2本くらいは吉沢明歩さんみたいに5本は続けて欲しかったっていうのが正直な感想ですけど

新シリーズになれなかったこの作品
カレシ死んじゃっての敵討ちが修羅に堕ちた女の宿命(さだめ)と言うことですから
続けていくにはヒロインを変えるか、または惚れる男を代えて殺していくしかないようなドラマと言ったことで・・・

新ヒロインにはAV業界ではヴェテランに位置するんだろうねぇ希島あいりさん
この人のOVは現場でセックスすると事件の真相が見える女刑事のOVを見てる記憶はあるのですが
今はもうそのOVのタイトルが思い出せないんだよね(もう認知症がはじまってるようです・・・焦)

新宿の三光会系黒田組の仕切る闇カジノのママ、美由紀。
彼女は、三光会系黒田組の組員和也の情婦(イロ)だった。
って和服着てバカラ賭博の胴師ですか、今時というかバカラよりもやっぱ鉄火場での手本引きが見たかった
だってラストは着物姿に長ドス振り回しますからねぇ

ある日、三光会会長が急死し、若頭の小宮山と会の本部長である黒田組長との間で跡目争いが始まり
会長には森羅万象さんですが静止画だしクレジットも表記されてませんが・・・
で跡目争いの果てに黒田組組長以下若頭以外が皆様死んでいく
その中に美由紀のカレシ和也もいて・・・この事態に美由紀は背中に観音様の刺青いれて修羅の道っていう展開です。

貝原監督も「ヤクザの女」では表現できていなかった
クライマックスでの女一人の殴り込み、
で、相手を斬り伏せますが、カレシを殺されてるのに袈裟懸け一太刀で倒すものの
とどめを刺さないのね
バカラ賭博とこのとどめのささなさが私的には不満ですけども

所謂昭和の女ヤクザ映画のテイストをよみがえらしたかったんじゃないか
って言う貝原監督の意志は伝わりました
このテイストにするには「ヤクザの女」シリーズでは無理になっちゃてるのも十分に理解できましたがな
それにしても希島あいりが歌詞書いておられて自ら主題歌「desire」を歌ってまうからシリーズ決定だよねぇ
でも続かなかったんですね

ヤクザと言うか修羅の女を演るには希島あいりさんの顔がバター臭過ぎるのと
肉体がスレンダー過ぎたようで着物姿も凛々しくないのが難点ですが
ちっパイ加減はある意味私好みでしたねぇ

ラストになっちゃいましたがしじみさんが出演されてまして嬉しかったのですが
やっぱ彼女には普通の女の子ではなくてエキセントリックと言うか
アナーキーな演技がよく似合うのにねぇ
なんか使われ方が勿体なかったような・・・

2016年製作、日本OV、コンセプトフィルム作品
貝原クリス亮脚本・監督作品
出演 : 希島あいり、山本宗介、しじみ、キムラ・マサト、坂城君、河本タダオ
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スキン・コレクター

2018-03-25 00:15:25 | 洋画
ヒューマントラストシネマの恒例企画興行の<未体験ゾーンの映画たち2018>にて上映された1本だったのですね

美人ピアニストのキラは町で男を漁り、彼のアパートにしけこむ
翌日目を醒ますと男が消えていて
自分の家に帰るとなんとそこはさっきまで男と一夜を共にしたアパートで
ってミステリー風に始まり

さらにキラは原因不明の”皮膚が白くボロボロになる病い”を患ってしまったのに気づくのです。
その病いは指先にとどまらず、全身に広がっていく気配を示し・・・
このまま全身に広がっていくのか?と思い、一人悩み抜くキラでした。
小指の先のボロボロを擦ると皮膚が剥がれて捲れ、血が・・・

切り株映像には耐性があるのですが
こう言う自身の身が剥がれたりして血が出てくるのは
なんでだろう・・・こっちも痛さを感じてしまうんだよね
でも先に言っちゃうと
このさき彼女は他人の皮膚をはがしそれをくっつけると
またたく間に同化して綺麗になって行くんですよ

ってことで彼女が他人様の皮膚をはがすシーンってのはヘッチャラなんですけど・・・
しかし他人の皮膚の耐性がそんなにもたなくて、彼女は新しい皮膚を求めて
殺人を続けると共に警察とかとの攻防になっていくのではなくて

そんな時にキラはアパート隣人ソフィアとなかよくなり、
ふたりは同性でありながら魅かれあうのですが
もうひとつキラには自分の過去の記憶がなく、オープニングのようにツイちょっと前の記憶も曖昧っで・・・

果して美人ピアニストのキラはどうなってしまうのでしょうか?
皮膚病の原因は何なの?
美女の肌がボロボロになり新鮮な肌を求めて凶行に及んでいくという作品ですが
ホラー映画にしてはビジュアル的には美しい絵作りをしているような
ホラーをもりたてるには美しい映像があってこそなんですが・・・
実はそれがこの映画の恐さを半減させてる感じです。

そしてキラは隣人ソフィアが色々と気をまわしてくれて
最終的に驚愕?
私にはコレが読めんかったので"驚愕"と言う表現にしましたが
このラストの”なんだそういう事だったのね”
というオチがあまりにも"陳腐"
さらにソフィアの正体も明らかになるんだけども最後は
もうホラーを超越しての"薔薇映画"だッたという

私には、コレがもう本当の"驚愕のオチ"だッたという
ことで
お後が宜しいようで

2016年製作、ドイツ・カナダ合作映画
ノルベルト・カイル脚本・監督作品、
レベッカ・フォーサイス製作・出演
出演:ルーシー・アロン、バーバラ・クランプトン、ショーン・クノップ
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崖っぷちの妻たち 田中るみの場合 夫の趣味が・・・

2018-03-24 19:57:27 | OV
ピンク映画を毎日見ていく企画が終わっても
毎日このブログではピンク映画でなかったエロチックOVとかを見続けてる
ってことで・・・
企画としてゆくと多分に拘束感に苛まれてしまうかも
そこでなんとなくつづけられるところまで、いつ止めてもいいように企画化しないということで

そんな中未見の山から持ってきたのがこの作品
OVにしてもある意味実に単体で主役のはれる5人の女優総出演の作品ですが
副題が・・・ってことで見終わって調べたら
女優8名出演の6枚組403分収録で3800円の「崖っぷちの妻たち お隣の窓を覗くとデスパレート」なタイトルの連作OV大作の中の1エピソードだけをフューチャーした
単品作品だったようです

松本亜璃沙, 翔田千里, 友田真希, 倖田李梨, 風間ゆみの5人の熟女女優さんが
それぞれ1エピソードを担当してるようっd
本作品は翔田千里さん演じる田中るみと言う人物のお話だったのね

田中るみは夫との関係はうまくいってるのにさらに息子の家庭教師との不倫を楽しんでいたのだが、それでもまだ己の性欲を解消出来なかった。
人妻友達から風俗を紹介され、早速性欲を満たすために夫には訪問販売のアルバイトと称して風俗嬢になるが、天性の性的テクニックで一躍人気No1風俗嬢となとなる

タイトルからもおわかりのように、さらに2009年の製作年度から見ても
海外ドラマの「デスパレートの妻たち」のエロ版パクリですよねえ
「デスパレート・・・」はNHKでのOAだったので見てはいませんので何とも言えないですが

ある一地区に住む主婦仲間が集まってああだのこうだの茶飲み話から各エピソードが始まり
全員がまんべんなくそれぞれのエピソードの濡れ場を挿入しており
それぞれ訳あり事情の設定は各エピソードでのメインシノップスとなってるような気がする

見終わってのエンドクレジットでビックリしたのですが
なんと倖田李梨さんの企画原案だったんですね
と言うことだったらこれは全部見てみようかと言うより見てみたいな
このエピソードの終わりかた自体次エピソードに繋がる終わりかただったし
探してみるか

2009年製作、日本OV、オンリーハーツ作品
小渕アキラ脚本・監督作品、倖田李梨原案・企画・出演
出演:翔田千里、友田真希、風間ゆみ、松本亜璃沙
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神の手 血塗られた儀式

2018-03-24 01:51:47 | 洋画未公開
WOWOWのジャパンプレミアでOA後DVDスルーの作品ですが
私の大好きな映画を並べた
"「ミレニアム」「特捜部Q」シリーズに続く北欧ミステリー・アクション"の惹句だけでレンタルしてきました
オープニングから北欧ミステリーらしい雰囲気が中々いい感じでしたが
なんと実質はオカルト映画&ちょいホラー色も加味されていたような
結局見終わったら、なんだったんだこの映画は・・・って感想のみ
全くもって?????・・・

お話は警察が連続殺人事件を追うという形で進行するんですが
なんと警察が全くの無能でしかない、
いつも韓国映画見ては"おバカ警察"って形容してましたが
北欧ミステリーで描かれる警察では捜査とかは難航すればするほど物語のプロットが深まって行くんですが
この作品の警察はもうおバカじゃないのよ、明らかに無能以外の何物でもない
果してこんな無能ぶりを描いて大丈夫かい・・・って心配と言うより
北欧ミステリーのこっちの見方とか心構えが違って来ます
特に主役なんでしょうかメインとなってる刑事さん

プライベートの家庭に問題抱えてるとは言うものの
あまりにも木偶
これじゃいない方がまし
牧師の娘が捜査に協力するものの彼女の努力も
警察はなんの役にもたてられない
それほどカルト集団”神の手”が強いとは思えないけど
警察は翻弄させまくられっぱなし

ところでこの刑事が、いくら離婚中とは言え
息子の担任の女教師と寝ちゃうんだよね、連続殺人事件捜査中なのにねぇ
そしてこれもよくわかんないんだけど○○中に
カルト集団に襲われ、自身がなんと儀式の生け贄に・・・

日食が始まり、カルト教団の儀式が始まりオカルト映画の雰囲気に・・・
そこに警察が一応武装して乗り込んで来るんだけどカルト教団に警察が一人また一人と殺られていくと言う無能ッぷり

全くのよくわからない後半の展開にはお口あんぐり
ちょっと、これって私が認識している北欧ミステリーとはちゃうんだよね
2時間の尺でしたが、後半はもう見てるだけで苦痛だった・・・

2016年製作、スウェーデン映画
ラスムス・ティルジティス監督作品
出演:ヨーラン・フーグレン、アレクサンドラ・ツェッテルベリ、クリスティアン・キネル、マルガレータ・ストランド
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切り裂き魔ゴーレム

2018-03-23 21:19:28 | 洋画
ヒューマントラストシネマの恒例企画興行の<未体験ゾーンの映画たち2018>にて
2月に上映されたイギリス映画がもうDVDとしてリリースされていまして・・・

19世紀のイギリスロンドンって言えば
あの世間を騒がせた"切り裂きジャック"が夙に有名ですが
この映画はその"Jack the Ripper"よりも前に
ロンドンの街で猟奇的な連続殺人を犯したモンスター切り裂き魔ゴーレムが存在していた
という設定のお話・・・ってことでフィクションである
が、原作があり、当時実在してた人物も登場すると言う作品ですが・・・

ビル・ナイ演じるギルディア警部補が上司に体よく"切り裂き魔連続殺人事件"の
責任者をおっかぶされるところからお話が始まり
謎めいた連続殺人鬼ゴーレムの逮捕に奔走する話と同時に

大衆芸能館の花形女優リジーによる亭主毒殺事件とが
なぜだか並行して語られていく
キルデア警部補がないんだろうなリジーの美貌に現を抜かしていたのか
切り裂き魔捜査よりもなぜかリジー事件に興味深々で
夫殺害事件のあらましを語って聞かせ警部補の聞き取りに応じて
リジーの生い立ちから大衆芸能館で女優になり
今の夫との出会いと歪んだ結婚生活と女優との回想シーンと

現在のゴーレム捜査の警部補の捜査とが時制を行ったり来たりして
それはそれで悪くはないけど、警部補の関心の対象が
話が進むにつれてゴーレムそっちのけでリジーへと移ってゆくのでして

いつのまにかリジーの無実を信じた警部補は彼女の無実をしんじ
彼女を救おうと奔走するお話に・・・
ゴーレムは一体どこに?
見てて勘のいい人は気づきますよね
実は最後にはゴーレムもリジーも一つに収斂していくって言うのが・・・
そうなんですよリジーが殺した旦那さんがゴーレム?ってことで

警部補が度が過ぎるくらいリジーに感情移入して主人殺しで処刑が決まったリジーを本気で助けるクライマックスでは手に汗握るサスペンスでしたが・・・
ラストのツイストの展開が実にたくみなんですね

私個人の好みとして言わせてもらうなら
もう少しゴーレムVSキルデアの追いつ追われつの展開みたいなものを期待していたし
ゴーレムの切り裂き映像にゴア感が足りなかった
切り株好きな身としては、ちょっと物足りなかったかなぁ
19世紀のロンドン下町の猥雑とした雰囲気が実にホラー映画に最適な映像になっていただけに
そもそもそれを活かしきれていないのがとても残念

でもリジーさんが私好みの美貌でして・・・

2016年製作、イギリス映画
フアン・カルロス・メディナ監督作品
出演:ビル・ナイ、オリヴィア・クック、ダグラス・ブース、ダニエル・メイズ、サム・リード、マリア・バルベルデ、ヘンリー・グッドマン、モーガン・ワトキンズ、エディ・マーサン
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リベンジパチンカー亜美

2018-03-23 16:53:27 | OV
今月のチャンネルNECOの深夜枠でOAされたエロチックOV「リベンジ・パチンカー沙希」
が、実は「凌辱された女 リベンジ・パチンカー・アナザー」
と言う本編の表題だったために・・・
私の記憶のなかに「リベンジパチンカー○○」って言ったような作品があったような

ってことで一応調べてみたら・・・ありました「リベンジパチンカー亜美」ってのが
2年くらい前にAV業界を卒業された横山美雪さん主演で2014年作られたOVですから
"リベンジパチンカー"としてはこちらの作品が先駆者になるんですね
と言うことでCSのOAを録画したBlu-rayの山の中からさがしだしてきての視聴

なんか実に雰囲気が良かったドラマと言うか
平成のOVなんだけども、どこか昭和のピンク映画みたいな内容なのよねぇ
横山美雪嬢ともう一人の山口真里さんの二人しか脱いでないからピンク映画じゃないですが・・・

目力が勝負の横山美雪嬢
最近では彼女こう言うOVでの作品には恵まれてないようですが
これはいい作品だった
ってか彼女の目力も入らなかったし
肩肘張った演技もなぜか必要がなくて
彼女自身も力が抜けてる演技がこの役に合っていたような

パチンカー亜美といっても、一連のこう言う美女パチンカーの作品群に定番のパチンコ勝負もない作品が良かったのかもしれない
あらゆる違法電波検知器を突破するゴト用の電波発信器の開発設計者だった恋人の圭司がゴト師組織に消され、
今は身を隠して田舎の温泉郷のしがない老舗旅館で仲居をしている亜美。
彼女は、セット打法を完全マスターした連勝必至のパチンカーであったのだ
温泉郷を舞台に恋人を消された女の復讐劇と言った内容ではありますが

エロOVなのにエッチなシーンは2回のみ
美雪嬢が老舗旅館の旦那さんと温泉の浴槽で
女殺し屋と死体始末の男との濡れ場が1回と
こういったエロチックOVにしては少ないし
ハードなアクションもなく、ひたすら身を隠す女と独り身の旅館の旦那との
お互いの心と体の交流を主体に描いており

パチンカーと言ってもひなびた温泉郷のパチンコ店で
旅館の休みに二人してパチンコするだけと言う内容なのに
なぜかほのぼのとした作りが昭和のピンク(といっても濡れ場は少ないし)映画だなぁと
思ったわけでして
エロ目的の映画としては物足りないのになぜか見ててほっこりする作品

横山嬢がAV現役時代の作品でしたけども、
AV卒業した後の作品にも恵まれていない美雪嬢ですが
こう言う作品に今後出会えるといいのですけども、今は何をされていらっしゃるやら・・・

2014年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
山内大輔監督作品
出演:横山美雪、竹本泰志、春日由衣、津田篤、山口真里、吉田祐健
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スーサイド・ライブ

2018-03-22 23:43:08 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の企画興行<MDGP(MOST DANGEROUS CINEMA GRAND PRIX)2017>にて上映された1本
原題が「THIS IS YOUR DEATH」と言うアメリカ映画ですが
邦題が言い得て妙で日本人にはこちらの方が、しっくり来るし
内容がよくわかる・・・これほど的確な邦題をつけた配給会社の宣伝部員に拍手

主人公のTV司会者が司会する結婚リアリティライブ番組で
お金持ちの婚約者の選定に漏れた女性候補が
突然拳銃でお金持ちを射殺し、自ら拳銃自殺をはかる
他殺者、自殺者がライブ中継されてしまい、
突然目の前で死者を中継したりで
司会者のアダムは目前での人死に精神的に追い込まれるものの

TVでの人死のライブ中継で視聴率がアップしたことで
プロデューサーのイラナは法に触れなければこれはいけると
アダムをそそのかし自殺の瞬間を生中継する番組を企画する

はじめは人の死を見せることに躊躇していたアダムであったが
死ぬことで生きてる家族友人を助けるのであることと
命の大切さを視聴者に知らしめるという大義になるんならとアダムは司会を引き受けるが、
だんだん視聴率を稼ぐにつれ、
アダムはどんどん過激な自殺の瞬間を見せようと躍起になっていき
人の死の尊厳と生への大切さと言った初心を忘れ・・・

果てにはもっと過激な自殺をもとめ
さらに一酸化炭素中毒での自殺が煙で見にくく
さらに致死まで時間がかかりすぎだと
裏で息を吹き替えした自殺志願者に手を加えて殺してしまうアダム
視聴率至上主義の傲慢司会者となっていったアダム
一体彼はどこまでイッテしまうのか

そんな彼の暴走をとめるのは・・・
妻と幼い子供が二人いて中年の黒人低所男性の
借金と求職の姿が並行して描かれ、
この男が最後はこの自殺番組に一攫千金狙いで出演するのだろうことが予想出来る

さらに元ヤク中で今は看護士のアダムの実妹カリーナ
兄がそんな自殺志願者番組の司会をしていることに苦しんだあげく
彼女のとったこうどうは・・・

アメリカでは州法が幅を効かせていて
ともすれば自殺幇助に問われるようなこんな番組も
医者が許可すれば自殺もOKって

ある意味後味の悪い作品ですが、人間としての尊厳を忘れない妹カリーナが
唯一のこの映画の救いになっていたんですね

2017年製作、アメリカ映画
ジャンカルロ・エスポジート出演、製作、監督作品
出演:ジョシュ・デュアメル、ファムケ・ヤンセン、サラ・ウェイン・キャリーズ、ケイトリン・フィッツジェラルド、クリス・エリス
コメント (2)
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凌辱された女 リベンジパチンカー・アナザー

2018-03-22 19:41:00 | OV
チャンネルNECOの番組予告等で
今月、人妻AV女優と言うウリのAV女優東凜さんの「リベンジパチンカー沙希」っていうOVがOAされることを知っており
AVは見たことはありませんが、エロチックOVではそれなりに主演作を見て来ましたが
私としては東凜さんの「リベンジパチンカー沙希」っていうような作品を認識してなくて
20日のOAを楽しみにしておりまして

というわけで今日ようやく録画したものを視聴しましたら
本編のタイトルが「凌辱された女 リベンジ・パチンカー・アナザー」となっていました
一応は見てない作品でしたのでそれなりに楽しませてもらいましたが
TVOA用に番組タイトルを変更していたようで
同時OAされた女パチンカーOV3本とも番組タイトル変更されていたようで・・・
この作品の次にOAされた「逆転!セクシーパチンカー梨沙」は
「SEX AND THE PACHINKO」だったし
3本目の「強運!セクシーパチンカー奈々」は「SEX AND THE PACHINKO 2」と言うことで
どちらもこのブログに原題でアップしています

TV番組表題にも原題にも”パチンカー”って明記されてるのに
肝心のパチンコ対決どころかヒロインがパチンコしてる場面が一切無かったんですねこのドラマでは
で、脚本が友松直之さん、監督が奥渉さんのタッグでした
劇中矢鱈東凜さんが「汚れちまった悲しみに」を中心に中原中也の詩の朗読を多用していたようで・・・

自身が勤めるパチンコ店の不正を暴こうとした恋人ケンジが
仲間からの制裁を受け、その一環として3人の男たちにレイプされ
ケンジも殺されさらに沙希のお腹の子供も流産してしまう
さらに頼みの綱の警察の法に則っての蘊蓄云々の
面倒臭い捜査はやらないと言うお役所体質から
ケンジと子供の仇を女の細腕で・・・

昨日だかも書きましたがレイプリベンジドラマですが
そこで登場するのが中原中也の「汚れちまった悲しみに」・・・
いかにも友松監督がやりそうなっていうようなオチが

ってちゃんと劇中にフリがあって
私は全然しらんかったんですがアニメ「魁!男塾」のOPが
偶然か意図かタイトルは「汚れちまった悲しみに・・・」
そしてその冒頭の歌詞を
ラストの大ボスまで復讐を果たした東凛の開き直っての
振り切った長台詞の後に
”汚れちまった悲しみに、私の人生ナンボのもんじゃい”
と言わせてる
結果としては友松直之さんが、これをやりたかっただけなんでしょうね(笑

レイプ・リベンジ・ムービーというのは、監禁凌辱映画と同様に、
レイプを題材にしてるから当然なんだけど、
そのレイプ自体が陰鬱陰惨が強ければ強いほどいいわけで
リベンジが盛り上がる訳だけども
ちょっとリベンジシーンに弱さがあったものの
その内容の弱さをちゃんと”汚れちまった悲しみに、私の人生ナンボのもんじゃい”がカバーしていた
友松脚本ありきのOVでした

2015年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
奥渉監督作品友松直之脚本
出演:東凛、徳元裕矢、佐藤良洋、淺野潤一郎、藤田浩、飛田敦史、田中靖教、大蔵愛
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