MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

賭場の牝猫

2024-10-06 18:20:42 | 邦画
ベストフィールドという会社から昔のTVアニメや特撮モノで未パッケージ作品をリリースしてる側でTVドラマや東映日活などの映画も未発売のものをリリースしており
それで話には聞いていたんですが野川由美子さんが女壺振りに扮した「賭場の牝猫」シリーズがあるというのは
その全三本を一挙まとめて9月末にリリースしてくれていたのを購入しておいたものの視聴です


映画何製作されたのが1965年です
大映で江波杏子さんで「女賭博師」シリーズが開始されたのが1966年
さらに東映で藤純子さんの「緋牡丹博徒」が公開されたのが1968年という事で
任侠映画で女優さんに女賭博師や渡世人を演じさせて女剣戟的な際物映画が作られて人気作になりシリーズ化されて行ったのの先駆け作品は実は

1958年に石井輝男監督が久保菜穂子さんで「女王蜂」シリーズを制作して他のが実は走りだったんですね
一応任侠路線の一角で久保さんの他にシリーズとしては三原葉子さんもヤクザの組長とか演じていてたんですよね
日本の大衆演劇の一つに女剣劇というのがあって立ち回りで着物の裾が乱れて太ももチラりで大衆受けしていたものを映画の世界にも取り入れたって事なんでしょうけども
やっぱり大蔵貢さんがキワモノでは先見の明があったようですね

という事でこの作品イカサマ賽の名人が名作のイカサマ賽を取られて刺殺死体で発見されてはや一年
一人娘である野川由美子さんは父が懇意にしていた高品格親分の賭場で修行させてもらいようやっと丁半思いの目が出せるまでの腕前になり
一方定年を半年後に迎える老刑事菅井一郎は若手刑事藤竜也とともに犯人探しに奔走してくれているのだが
野川さんは自分で父の仇をうちたいと自ら壺振りになり犯人探しと父の賽を探し始める

賭場の女胴師として片肌脱いで片膝立ててって言うお色気路線を生むこの映画
野川さんの美貌と相まってそれなりにお色気路線もキワモノですけども映画の主眼目でして
なんと盆茣蓙の下から片膝立てるのを煽る視点での撮影もあったりして
まぁ相手役に二谷英明さんという地味目なお方を持ってきてたのだけがちょっと残念でしたが
キワモノ映画としての役割は十分に果たしてる作品だったと言えるものの
いわゆる
野川さん自身はか弱い女っていうことで立ち回りなどの荒事がなかったのが残念と言えるのかな
二谷さんもさほどアクション見せても来れてなかったし
ただ父親の犯人がこっちの予想してた人物よりも意外だった点は認める

1965年製作、日本映画、日活作品
野口晴康監督作品
出演:野川由美子、二谷英明、郷鍈治、藤竜也、南寿美子、河上信夫、天坊準、弘松三郎、雪丘恵介玉村駿太郎、河野弘、玉井謙介、鈴村益代、菅井一郎、深江章喜、嵯峨善兵、高品格
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ティアーズ・オブ・ブラッド

2024-10-06 05:05:29 | 洋画
ヨーロッパ映画だっていうのはわかりましたが
ダイアローグはフランス語なんですがいわゆる景観とか地下鉄とかフランスというかパリとも違っ見えるんですよね
ってことで劇中かなり後半になってのセリフの中で舞台がブリュッセルっていうのがわかってベルギーだったんだって納得しました。
 
主人公は疲労が溜まると目から血涙を出す人物
まぁ先にいっちゃいますがこの映画ベルギー・フランス・スペインの合作映画で邦題が「ティアーズ・オブ・ブラッド」と英語の下し読み、原題は仏語で「ENTRE LA VIE ET LA MORT」学部では仏語でしたがもうこれはお手上げで、さらに英題は「ON THE EDGE」
英題がいっちゃん映画の内容を端的に表してる気がする、そんな映画だった
 
主人公が運転する地下鉄に若者がホームから列車に向かってダイブする
主人公は運転席から慌てて飛び出して線路の若者に接触する
女刑事に運転手規範としてこの場合運転席から出ないことが規範とされてる旨注意喚起されるが聞く耳持たない主人公
捜査が進むとなんとこの若者。運転手の息子と判明、主人公はスペインから移住してきた人物で
子供が親の列車に飛び込んだのと飛び込む前に腹に銃創があったことから
女刑事の感が働きスペインに紹介してもこの主人公の身元不明
仕方無くインターポールに紹介すると回答拒否
 
まぁ息子が死んだのでこの主人公自分の家に拳銃持った男に押し掛けられ
なんと素手で格闘の末に撃退してしまう
もう、これでこのおっさんが只者ではないことがこっちにも知れる
敵の落とした銃の回収も見事だし警察への対応ものらりくらり
女刑事はどうにも息子が父親の列車に飛び込んだことが気になるし、インターポールの無回答も気になって・・・
 
まぁ息子と父親とは二年ほど交流がなかったものの息子から現場で託されたデバイスから息子が現金強奪チームの一員で仲間割れから強奪した現金どこかに隠しての飛び込みですから
デバイスから息子の全てを知った父親にさらに息子の恋人を人質にして父親に金を要求してくることで
過去の息子の生い立ちから現金の隠し場所を見つけて・・・
 
死んだ息子の仇討ちにお父さんんが乗り出したってわけで
このお父さん血の涙を流す理由もちゃんとおしえてくれるし、それがラストシーンと繋がらせるシノプシスがわたしには一番見事だったかな
お父さんの過去もそれなりにあきらかになっていくさまとか
 
掌品ながらもそれなりに見せてくれてる作品で親子の愛のお話だったのね
ってもう1組の親子も活かされてますからねぇ
途中まではなんだ邦題つけたやつ出てこいって言う思いで見てましたが
ラストシーンでそんなこと完全に忘れました、これをつけたできるなって
 
2022年製作、ベルギー・フランス・スペイン合作映画
ジョルダーノ・ジェデルリーニ脚本・監督作品
出演:アントニオ・デ・ラ・トレ、マリーヌ・ヴァクト、オリヴィエ・グルメ、ファブリス・アデ
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地獄の用心棒

2024-10-05 17:05:10 | 邦画
今日は久々の朝から雨
ここきて雨は珍しくはなのだが最近の雨は断続的でして、いわゆる降ったり止んだりで止んでる時間の方が長い
そんなわけで継続的に朝から降り続く雨は珍しいのと雨には滅法子の私ですので
昼から早朝衛星劇場で録画しておいたこの日活作品を視聴していました
1955年製作公開モノクロスタンダード作品
なんと古川卓巳初監督作品だそうです
 
っていうか三國連太郎さんと河津清三郎さんとのW主演ですが
クレジットでの差がつかないように三國さんにはカッコ書きで“賛助出演”とはつけての御出演
なんと河津さんは厚生省の麻取で横浜警察の要請で顔が知られていないことでの潜入捜査の依頼を受けての厚生省麻取ですから共同捜査ですが
一方警察の方は地方公務員という立場の違い
国家公務員と地方公務員の合同捜査なのね
オープニングクレジットでは後援厚生省と横浜市警(神奈川県警ではない)の文字が・・・
 
まぁそんなこんなで事前打ち合わせで二本柳寛さんと河津さんが並ぶと悪役二人がなんで今回司法側って言う違和感が・・・
違和感とはちょっと違うとは思うのだがこういった刑事もの作品にしては古川監督初監督ってこともあったのかもしれませんが
映画自体のテンポが全く無くててシノプシスにリズム感が全くないもんだから
映画に緊張感もなくただのんべんだらりとプロット通りに映画が展開されていくだけで
 
三國さんがポン中の切れた迫真の演技を見せても河津さんはただ立って見てるだけとか見てるこっちになんも伝わってこないと言う作品でした
こう言う内容で緊張感の一つくらいこっちにあってもいいのに全く映画としても平板だったし
河津さんご自身は演技の端端でいわゆる映画的に見得を切るお方ですが
そんな演技も封印されておりまして河津さんも良いとこなしで、三國さんのポン中の演技だけに全部持ってかれてたような作品でした
 
まぁ戦後10年の作品ですから三國・河津の役柄が敵味方であるものの、二人の間には戦友というお互いに命を預けあった者同士の絆というか友情見たいなものを感じ取ることは容易でしたが
そういったこともある意味無視するかのような平板な演出にはちょっとがっかり
古川卓巳さんもその後映画を数本撮ってくうちに監督として成長していっての「太陽の季節」だったんでしょうね
 
1955年製作、日本映画、日活作品
古川卓巳共同脚本・監督作品
出演:河津清三郎、三國連太郎(賛助出演)、菅井一郎、千秋実、石黒達也、二本柳寛、金子信雄、殿山泰司、汐見洋、深見泰三、山本和子、長谷川菊子、高友子、倉本春枝、黒木曜子(コロムビア)、山田禅二、田中筆子、加原武門、土方弘
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ボーダー・ウォー -境界線戦-

2024-10-05 05:05:22 | 洋画未公開
これはGEOさんの子会社プルークのリリース作品
89分の尺しかないんだけどそのうち60分くらいがほぼ銃撃戦のシーンで埋め尽くされてた作品
ちょっと前そう2、3ヶ月前に見たプルーク配給の「アイ・アム・レイジ」という映画を見て私“この作品がここまでのプルーク作品の中では一番面白く見られた作品だったかな”なんて書いていたんですが
いやそれを上回る面白い作品に出会しました、この作品が今までのプルークの中で一番面白い作品ですが
さらに面白いプルークの作品に出くわしてさらに更新したいですねぇ
 
まぁ銃撃戦が飽きるほど長いっていうのと二段階活用の銃撃戦であったっていうこと
さらにこの作品R -15の指定を受けており
これは生首をメキシコの麻薬カルテルが悪魔崇拝にして供物として生首を供えるシーンと
これは日本のVシネマですがおよそ20年前に製作されて最近ここのブログにもUPしてる任侠ドラマ「修羅のみち」シリーズでよく見られた銃撃の被弾によって顔が破壊消滅するシーンがほぼ毎作あったんですが
この映画でも主人公の放ったウインチェスター弾が攻めてきた敵の軍団の一人の顔に当たり首から上が爆発消滅するシーンとかでの指定だったようですね
 
ね、こう書いてくると面白いようでしょ
ほんと銃撃戦それも敵が最初に芽は刈り取るんだって主人公側にまさかの訓練されて統制の取れた私兵を送り込んできてさらに電波妨害装置まで起動させて
一人VS2、30人との戦いを見せてくれるんです

今までの映画のプロットを逆手に取った演出ですよね迎えるこっちは妻と次女を抱えての孤立無援での戦い
一人また一人と自分の家ですから地の利を利用して戦うものの・・・
 
なんでこうなったのかというと長女がメキシコに友達と出かけた途端help meの電話がかかってきて
お父さんメキシコのフアレスという街に娘探しにいくと娘のクルマ発見して警察に届けて警官と一緒に車のあった場所に行くとそこにはクルマがもう無くなっており
警官に剣もほろろにあしらわれてテキサスの牧場に帰るしかなく
なんとTVニュースで娘を誘拐した奴は許さないなんていうもんだから
 
それを見ていた土地の麻薬カルテル“メルセナリオス”のリーダーであるビクトルは
こいつが元海兵隊兵士であったことを知り、芽は今のうちに摘んでおこうと私兵を送り込んだことで
私兵はなんと主人公に全滅させられ
挙句娘の居場所とボスの家までしゃべらされ、元海兵隊の主人公は元海兵隊の友人と今度は娘救出にメキシコのカルテルに殴り込み
まさかの二段階構成ので銃撃戦ですよね
 
そんな映画ですからヒーローが強すぎるのはちょっとですが銃撃戦のスタイルも実によくできてて十二分に目で楽しめる作品でした。
 
2023年製作、アメリカ映画
ウィリアム・カウフマン監督作品
出演:ジェイソン・パトリック、キャム・ギガンデット、ケシア・エルウィン、マウリシオ・メンドーサ
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劇場版 ほんとうにあった怖い話~変な間取り~

2024-10-04 17:26:13 | 邦画
個人的にこんな最新作をB級クラスとして1日2本レンタル作品の新作を10月のレンタル開始二日目にしてブッキングしていいのだろうか
ってのはあるのですが
今月新作がある程度見込めるものだから後先一応は心配でもこの作品はB級の二部作品でしかないと判断したんですよ
Jホラーのド素人のは私奴が
 
一応この「劇場版 ほんとうにあった怖い話」はシリーズ作品として5作くらいリリースされてるんですが
今作はあの映画版「変な家」に先に見た「マッドロード マックス・フューリー 
」と同様に敢えてこっち側が話題に乗っかろうと寄せてきてたのもあって
何せ私未だJホラード素人ですから「劇場版 ほんとうにあった怖い話」がシリーズ作品だなんて知らないから日本映画の新作の棚にあったから単純にセットレンタルの一本に組み込んできたら
これが前に見た白石監督の「白石晃士の決して送ってこないで下さいVol1.Vol2.」と同様に設定は素人さんというか一般から送られてきた映像っていう設定で作られた
愚にもつかないフェイクドキュメントを三本まとめて一本のホラー作品にしてるだけ
まだ白石監督ご自身は敢えてフェイクドキュメントを逆手にとって作られてるんだけど
この作品を見てる人たちってフェイクとして楽しんでるんだろうかどうなのかも私にはわからないけど
こう言った作品がそれなりに作られてるってことは・・・
 
もう見てるこっちがこっぱずかしいほどのある意味稚拙な作品三本見せられて
特に三作目はもうこいつら人間じゃないだろって思わされる奴らで完全に劇中でもこれはフェイクドキュメントって言わせてるほどのドイヒな作品でした
 
いちいち各作品について語るのも嫌になるような作品でして
私のポリシーとしては見たらブログアップするって言ういうのがモットーですのでA級作品の時間帯にもあげられないってことで午後の部にしたんですが・・・・・
吉と出るから凶と出るかかは神のみぞ知る。
 
2024製作、日本映画、コピーライツファクトリー作品
寺西 涼脚本・撮影・編集・音楽・監督作品
出演:阪本(マユリカ)、みなみかわ、ゆきぽよ、ゆみちぃ、安野澄、栗田真和、坂口千晴、渡辺裕也、堀家一希、大山真絵子、冴木柚葉、福田航、東杏璃
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マッドロード マックス・フューリー

2024-10-04 05:05:13 | 洋画未公開
もうお分かりですよねこのジャケット見ただけで
そうアサイラムが懲りずに「マッドマックス:フュリオサ」に寄せてきた作品
なんとご丁寧に「マッド・マックス怒りのデスロード」(原題「Fury Road」)の時も完パク映画として「マッド・スピード」(原題「Road Wars」)という作品を臆面もなく作ってきてたんですよ
 
そして今回もまたこのような作品を作る厚かましさはもうアサイラムのお得意芸
さらに手が混んでるのは邦題もフュリオサに似せてるとこはアルバトロスさんのご愛敬と言えるものの
御丁寧になんと原題が「Road Wars:Max Fury」と10年前の完パク映画の続編みたいにしてきたこと
まぁ完パク前作とは内容も全く関係ありませんでしたがね
それがよかったんですかねぇ
 
ということで世界観はこちらの方が本家“フュリオサ”に近い近未来戦争によって地球が崩壊して、生き残った人々がそれぞれのコミュニティを作って生存競争をしていた時代っていうことと
まぁお車はちょっとだけ
こんなんが冒頭に出てきましたが、
 
後はコミュニティを裏切り殺しまくった男を追放したことによってその男にコミュニティ長である父親を殺された二人の姉妹が
生き残り命の危ない母親の薬を求めて荒野を彷徨う中で
色々な人物たちとの戦いの中で父親の仇に巡り合い
最終的に仇を取るっていうだけのお話なんですが
これが意外とパクり映画にしてはというかアサイラム作品としてはと言った方がいいかもしれませんが
私にはハマってそれなりに結構楽しく見てられました。
 
2024年製作、アメリカ映画
マーク・アトキンス脚本・監督作品
出演:ヴァーノン・G・ウェルズ、ヘルカマル・プリート・カウル、チャンドニー・シャー、リンジー・マリー・ウィルソン、ジェイス・ウォーレン
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刑事部屋

2024-10-03 17:47:53 | 邦画
昨日ここのブログの第二部の記事が東映・日活作品に偏ってるって言ったからではありませんが
ってそれも事実だからそれはそれでおいといて
なんと本日は1956年製作の大映製作配給のモノクロスタンダードの刑事ドラマ
丁度東映が「警視庁物語」シリーズを日活が「機動捜査班」シリーズという
ちょっとドキュメンタリータッチの刑事ドラマをシスタームービーとして上映してきたのを受けて大映さんもスーパーヒーローではない人間刑事としての映画を作って見たかったのかな
 
そんな感じで刑事も人間であるっていう事件が起きたら近所の交番巡査が刑事の家を訪問し至急本部にって訪れるとか、そうだよねこの時代宅電引くのにも公債買ったりでかなり高額ですから刑事の家に宅電もない時代なのよね
仕事でなん日も帰ってこない夫の着替えを妻が持ってくるとか
家族を動物園に連れていくもののその途中で呼び出し受けたりと
強盗に拳銃を奪われた刑事の母親が上司に穏便に済むように懇願に来たりと
刑事も家族を持って日常を暮らしてる普通の人間であるというような描写を随所に挟みつつ
 
やくざが殺された事件と強盗に入られて拳銃を奪われた刑事の事件とが別事件だったものが
捜査の過程でなんと一つに結びついて解決していく様を90分の尺にまとめた作品
なんと一番面白いのは暗黒街に潜入捜査に入りっぱなしで
街に溶け込んで刑事としてではなく街の住人の一人として堅気さんを刑事を側面から助ける
決して刑事にも身分を明かさない三井弘次の存在が面白かった作品
 
まぁTV時代劇では絶対的に悪の総元締めとして演じられていた北原義朗さんが主演の作品とは
なんともピリッとこないもののまぁ見るには耐えてる作品であったのは大阪府警全面協力の元で作られてた作品だったからかな
 
1956年製作、日本映画、大映作品
森一生監督作品
出演:北原義郎、林成年、夏目俊二、浜口喜博、 嵯峨三智子、市川和子、小町瑠美子 / 江島みどり、浜世津子、伊沢一郎、三井弘次、細川俊夫、大泉滉、万代峰子、浦辺粂子、十朱久雄、中村是好、南部彰三、寺島雄作、原聖四郎、山形勲
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ライド・オン

2024-10-03 05:05:47 | アジア映画
今月見たい映画っていうか見なきゃいけない映画がこれ
フライングでGEOさんに導入されていたのでセットに組み入れてのなんと二日連続の中国映画の視聴になるんですね
セットレンタルで借りてきた残り4本のどれにしようかなっていう順番でこうなっただけですから
個人的には中国はさほど気にしてないんですよ。ある意味ノー天気な作品かプロパガンダですからねぇ
でも韓国映画って結構重たいじゃないですかいろんな意味で
ってことで韓国映画だけは連続視聴を避け中二日は視聴するのに空けているのが実情です。
 
そう還暦過ぎてもう古希を迎えたジャッキー・チェンさんが自身の今までの生身スタントなしで熱演してきた御自身の映画と彼らアクションスターを支えたスタントマンや映画製作スタッフに捧げた作品
ということで今作でのジャッキーさんはスタントマンという老境を迎えたお父さんの役
 
そうお父さんなんですがスタントに命をかけて生きてきてましたから家庭を顧みずに仕事一筋の人だったために奥さんに愛想尽かしされて娘が一歳の時に離婚され親権も母親に
娘に会うのもただぎこちなく法科大学の学生になった娘にも愛想尽かしされて、父親なのにおじさんって呼ばれる存在だし、娘の婚約者の新人弁護士にも最後までお父さんって呼ばれずにおじさんって言われていたよね
仕事で元妻の葬儀にも遅れる有様で
今ではなんでもわかってる馬と一緒に独居生活している
 
まぁ時代はスタントマンが生身の体で空中を跳び、崖やビルから落ちる時代でなくなりほとんどCGの時代になっても生身でスタントすることに拘って生きてる頑固じじい
そんな爺さんといっしょにスタントする馬が一応元馬主が資金繰りに困ったりでこの馬も担保として取られることにって言う芯のストリーにサイドに今まで書いてきた彼自身のスタントの生き様と
この生身のスタントはジャッキーチェンが今まで彼が演じてきたノースタントのいわゆる各映画のエンドクレジットの左端で流れるNGシーンの数々をこの映画の中で再利用してきたり
ジャッキーファンにはある意味感涙の作品になってるし
 
実は馬ではなくてこっちががメインストーリーでしょうって言うのは
今まで疎遠であった一人娘と馬が取られることから、馬を介して心も物理的にも離れ離れだった父親と娘の心が結ばれていくって言う父娘の愛情物語だったのね
英題がまんま「ライド・オン」つまり“.馬に乗る”って言う意味ですが
親子の情愛を馬によって取り戻すというお話ですから”馬にのせられた“っていう映画でしたかね
 
相変わらずのジャッキー自身の演技はコメディではあるものの、体のキレはまだまだいけるかって思えるものの
顔のアップになると老けたなぁって思わされることしきりでしたねぇ
まぁ今後どこまで映画に出られるのだろうか
そう思わされた作品でもありましたが
この映画、馬の演技にすべて持ってかれてた作品だったって言っても過言ではない作品
 
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
ラリー・ヤン脚本・監督作品
出演:ジャッキー・チェン、リウ・ハオツン、グオ・チーリン、ユー・ロングァン、アンディ・オン、ジョイ・ヨン、ユー・アイレイ、シー・シンユー、ウー・ジン
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第三次世界大戦 四十一時間の恐怖

2024-10-02 18:54:32 | 邦画
こうやって古い映画を見ていくにしても
個人的な趣味がわかるようですね
どうしても東映と日活映画が多い、ほんと次になぜか滅亡した新東宝
まぁ新東宝は最近国際放映が財産をパッケージ化してるせいもあるのかなぁ
東宝松竹そして大映はどうしてこんなには少ないんだろう、会社のカラーにもよるんだろうな
 
ってことで今回は1960年製作の、なんと第二東映製作のこの作品
 
 
文字通り第三次世界大戦に突入した時の日本人
それも市井の人々たち、そうなんですこの映画は一応戦後15年後に世界大戦が米露ではなく
なぜか南北戦争がなかったのごとくに朝鮮半島から火の手が上がって
そこから米露の核戦争を描いて見せるという作品
 
それによって一応世界大戦が起きた時の日本人たちのパニックを描いた作品でして
直接戦闘などの描写は全くありませんが東京が核によって壊滅する特撮映像はあって
まさかのキノコ雲の映像見たいな描写はあるのですが本当に市井の人々だけを活写して見せるところが憎らしい演出ってかな
マァ自衛隊なんていう言葉自体も出てきてませんからね
政治色は一切ない映画
 
一応そういう意味で反戦映画ではあるようですが
そこを強く主張してるわけでもなく、ただただ核戦争の恐怖を描いた作品で
夜の青春シリーズと並行してこのような硬派な作品にも主演してる梅宮辰夫さんもある意味稀有な俳優さんですよね
 
1960年製作、日本映画、第二東映作品
日高繁明監督作品
出演:梅宮辰夫、三田佳子、藤島範文、加藤嘉、故里やよい、石島房太郎、風見章子、亀石征一郎、二階堂有希子、織本順吉、上野すみ恵、増田順司、竜伸之介、片山滉、滝謙太郎、神田隆、星美智子
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ザ・スパイ オペレーション・ウルトラ

2024-10-02 05:05:47 | アジア映画
さて本2日は10月のレンタル&セルDVDのリリース初日ということで
レンタル店にもフライングでDVDが導入されますので、昨朔日にGEOさんに行ってきましたが。
新作の棚で一番に目に飛び込んできたのがこの作品
はて、どっかで聞いたことのあるような邦題ですが
それにジャケットのお姉たまは、どう見てもシュー・トントンにしか見えないし
一応スマホで自分のブログをシュー・トントンで検索してみたら「ザ・スパイ エージェント・ウルトラ」という作品がヒットしまして
 
ちょびっと邦題が変化してるようですの他作品とのセットにしてレンタルしてきて
一番に店頭でも眼を惹いたってことで10月のリリース第一作目はもちろんこの作品
見終わって最後にタイトル出たたら「老板娘3」とでましたので「ザ・スパイ エージェント・ウルトラ」のとこでも書きましたが、あちらは「老板娘2」ってことだったんで
いわゆるシュー・トントンさん主演のシリーズ物の最新作ということになるんですね
っていうか「老板娘1」は見ていませんからねぇ
けどシュー・トントンのシリーズですが、内容的には物語の時代もヒロインも別人での一話完結のシリーズのようですが血液型からして1見て無いのは気持ち的に悪いんですがこれだけは輸入されなきゃ仕方ないちゅうことで・・・
 
今作のシュー・トントンさんはインターポールのエージェント
最大のボスを追い詰めるものの土壇場で恋人のエージェントをボスに殺された挙句に逃げられてしまいインターポールを辞したジアウェンはトレーニングジムのオーナーになって生活している
男性トレーナーの出来が悪く軽く退治したとこにカンフーの強い男をスカウトしてきて順風満帆に生活していたが
 
女トレーナーがCMタレントに眼をつけられ彼女自身も満更でなく
彼に夢中になってホイホイってついて行ったら
そうなんですよねあのオープニングでの逃げたボスが出てこないなぁって思ってたところに
ようやっと姿を表して従業員のおんなの子二人を惨殺されたことで
シュー・トントンさんのクライマックスへのアクション突入って言う
ちょっと中だるみするのとシュー・トントンさんのアクションもどこかゆるゆるに見えるような作品に仕上がっていた
前作の脚本・監督を務めたバリー・ウォンが今作では脚本だけでしたからこんな作品になってしまったのかはわかりませんが
シュー・トントンさんのカッケーワイヤアクション全開のアクションシーンはオープニングだけっていうのもねぇ
 
2024年製作、中国映画(日本未公開作品)
バリー・ウォン脚本、カム・カーウァイ監督作品
出演:シュー・トントン、ロン・ン、ドミニク・ホー、リ・スアン
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