山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

ふるさとの山に感謝!

2025-01-20 23:08:05 | 川飯.B級グルメ
脊柱管狭窄症が再発してから本格的な山は控えているのだけれど
しばらく山に身を置かないと無性に山を歩きたくなって無意識のうちにザックの荷造を始めてしまう



ふるさとの山、穏やかな樹間の道を選んでゆっくり歩いてみた
あまり奥に入つて帰還できなくなるのが怖いので決して無理はしたくない



登山口から40分ほどでいつものダイニングに辿り着く
今日は快晴無風、この陽だまりは暖かくてとても居心地がいい



2年ぶりに再会したテーブル代わりの切り株にはびっしりと固いキノコがとりついてデコボコに変形している



2年前までは切り株のテーブルはキノコもなくて真っ平であったのに
山も樹々も、そして人もこうして過ぎ行く歳月と共に朽ちて土に帰り次世代の命を育んでいくものなんですね!



さて、今日の山飯はコンビ-フとメルティチ-ズとバケットとビールのみ
なるべく荷を軽くしようと水を使用しない超シンプルな山飯です



先ずはコンビ-フをほぐしながら色が変わるまで炒めてから、たっぷりのメルティチ-ズをのせると



チ-ズとコンビ-フがいい感じに溶け合ってとろっととろのチーズコンビ-フに生まれ変わります



このまま食してもいいのですが、バケットにたっぷりのせて頂くと
ビールのツマミとしても昼飯代わりとしても実に美味しい山飯になること請け合いです



ただひとつ注意すべきは、とろっとろのチーズの美味しさを味わい尽くすためにも最後までトロ火で温め続ければ完ぺきです!



さて陽だまりでの午睡で英気を養ったらゆっくり山を下りましょう
今日もまた、ふるさとの山に心身ともに癒されて感謝々々の一日となりました!
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元朝蕎麦 2025

2025-01-03 21:30:08 | 独り言
皆様、明けましておめでとうございます
今年も心穏やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます
2025年が皆様にとりまして希望と幸せに満ちた日々となりますように!

さて今年の私の第一歩は丹沢の最西端、鉄砲木の頭から富士を眺める予定でありましたが
気温2度の三国峠から歩き始めて5分、家族と祝う酒の誘惑に抗えずにそそくさと里に下りたという次第でございます



それでも雲一つない新春の富士は気分爽快で頂を踏めずに撤退した敗北感など微塵も感じることはありません



今年も家族6人、会津から届いた元朝蕎麦で新年を祝うことができました


 

5日早い家内の誕生日を祝うのも新年の恒例となりました



今年も気の向くままに山菜、釣り、山、キノコと遊び
各地を訪ねて好きな蕎麦と温泉との出会いを楽しみ
減退しつつある気力体力に合わせて決して無理することなく
登れる山を歩き、遡行できる渓で岩魚と遊び
あぁおもしろい1年だったと思えるような日々になればと願う次第です。

今年も相変わらずのおつきあいを頂きたく何卒宜しくお願い致します。
皆様も大過なく充実した1年とにりますように!



コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ら-めん酒場で一献

2024-12-09 23:25:21 | 川飯.B級グルメ
長い付き合いの釣友ヒロキチちゃんと1年ぶりに再会して一献傾けた
三鷹の『かぶら屋』さんで、ヒロキチちゃんお勧めのガツ刺し、レバ-とシロの焼き鳥でちょい呑み
焼き鳥はナント80円、 生ビールも酎ハイも350円、まるで学生時代の飲み屋にタイムスリッフしたような錯覚に陥った、しかもこれが旨い!

 

ビ-ルと酎ハイを空けたところで、今夜はこれでお開き~?






さて2軒目、ラ-メン酒場salに河岸を変えてこれからが本番です
このお店は三鷹で最も評価の高い『麺屋さくら井』さんの2号店、店名のsalはさくら井のsとバルを掛けたものでしょうか?



ビ-ルの後は日本酒を徳利で頂きます
このお店は日本酒が売りのようでヒロキチちゃんが選んだ日本酒が美味しくて進むこと
豆腐に天かすと刻みネギをトッピングした酒肴が美味しくて、これは我がの晩酌にも応用できそうだ

 

2銘柄目を徳利に注いでもらって更に3銘柄目も美味しくて徳利はすぐに空になる
あん肝のフライやいぶりがっこのポテトサラダなど面白い酒肴が続いて飽きることがない

 

4銘柄目の会津中将が徳利に注がれる、ほろ酔いの域を遠に超えているのでこれで打ち止めにしよう



〆は当然ラーメンを頂きます
僕は醤油そば、麺線が美しい!
ヒロキチちゃんは醤油生姜そば



お互いにスープの味見をし合う、それぞれに美味しい!

 


コクと甘みを感じるスープも喉越し滑らかな麺も低温調理のチャーシュ-も実に美味しい!
でも6年前に1時間半も並んで味わった『麺屋さくら井』さんの味が完全に再現されているのかどうか今となっては比較が難しい



完食、美味しゅうございました
気軽に寄って一杯やって〆の美味しいラーメンが味わえる、ちょい呑みにもいいかも



1年ぶりの杯、楽しく語り合えてあっという間に時間が過ぎる
しかし日本酒はとても美味しいけれど、 実に恐ろしい!
酔いが回って店を出てから家に帰りつくまでの記憶が完全に飛んでしまって空白状態のままなのがナントももどかしい。





コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふるさと山歩

2024-12-02 16:50:37 | 山歩き.散歩
短い秋が過ぎて一気に冬到来の気配
冬の寒気とは裏腹にふるさとの山はまだ秋化粧には程遠い



向こうには丹沢山塊が焼山~檜洞丸へと連なる



ナラやクヌギの尾根の先にはいつものダイニング



先ずはふるさとの山に感謝して一口、心も体も一気に弛緩する



アキダイの店頭に並んでいたセリの初物、長い根がしっかり付いているのが嬉しい



水が少ないので根を軽く洗っただけで鍋に並べる





〆は茹でたそうめんを投入して



セリ風味のそうめんが美味しい!



温かい陽だまりで心行くまで眠ったら里に下りよう



親しんだふるさとの山なら、たったこれだけで癒しをもらえる!
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3人のオフ会

2024-11-06 23:10:14 | 独り言
ちょいと温かな休日、3人でささやかなオフ会に集いました
神之川のテラス平石沢に集まったのは、たまボブさんとへっぽこフライ師さんと僕の3人
左側のたまボブさんは学生時代からバイクで日本中を旅する放浪者でかつフライフッシャ-
右側のへっぽこフライ師さんは大学の釣魚部に属してしていた強者で丹沢の峪で大岩魚を釣りまくる孤高の源流師



皆それぞれに知り合ってはいたのに3人で一堂に会するのは初めてのことでした
あの忌まわしいコロナ禍を経験してか、特に意識しているわけではないのだけれど
この一年、家族や仕事以外の人と会って呑んで語り合ったことはほんの数えるほどのことでした

こうして会って話してみると、波乱万丈な人生航路の末に辿り着いた平穏な日々や
何となく生きていたらうまくいっちゃった幸運過ぎる生い立ちに触れて
人生は百人百様だからこそ面白いと今更ながらに思い至った次第です



陽が陰ってくるとさすがに冷え冷えとして身が震えます
へっぽこフライ師さんがせっかく用意して下さった良質のナラの薪で焚火を囲めばよかったのにと後悔先に立たず
次回は是非ともへっぽこさんの薪で最後までぬくぬくの時間を共有させて頂きとうございます



釣りのシーズンは終焉を迎えましたが
中低山の紅葉は12月中旬まで楽しむことができます
身近な山をのんびり歩き、山飯を楽しみつつ
あぁ今年もおもしろい1年だったなあと思えるようにこの一年を締めくくりたいものでございます。
コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋のキノコ

2024-10-14 11:53:36 | キノコ狩り
午前8時過ぎにカラマツ林に入山した
昨夜は強い雨が降ったのであろうか、傘の裏が溶けてしまって食べられないハナイグチが多い



それでも芽生えたばかりの幼菌は特に問題はなく、それなりの収穫量となった

 
  
 

1時間ほどで十分な収穫を得たので林道に戻ろうと広葉樹の林を歩きはじめたら
ミズナラの大木の目の高さにサンゴハリタケモドキの株が3株も張り付いているのを見つけた



一番大きくてきれいな真ん中の株の3分の2ほどを収穫しただけでポリ袋の半分を占めた



午前9時半、小さな流れの草の平に腰を落ち着けてちょいと飲もうか



ハナイグチの溶菌をさっと湯がいて冷水で〆てから大根おろしを添えて醤油で頂く



サンゴハリタケモドキは軽く湯がいて冷水で〆てしっかり水切りしてからワサビ醤油で刺身が旨い
このキノコは旨味があるので汁物にしたらいい出汁が出る、残りは持ち帰って汁物にして頂こう



森の中の涼しい沢畔で冷やしたビールを2缶飲ったためか体が冷えてしまったので
やむなく車に戻ってハナイグチのペペロンチ-ノを頂いたから温かい車中で眠りにおちた





さて帰還して風呂に浸かってからまたビール
モミジオロシをつくるのが面倒なので大根おろしとポン酢でハナイグチの酒肴を

 

お蕎麦は新潟の平石亭で頂いたキノコ蕎麦を真似て蕎麦が見えないくらいにハナイグチを敷き詰めてみた
とろっとした汁が美味しくて蕎麦を食べる前にそばつゆが半分なくなってしまった

 

お蕎麦もとろっとのど越しがよく、麺つゆと一緒に煮込んで味が染みたハナイグチの美味しいキノコ蕎麦になった
今年は足の具合が悪くて雑木林を歩きまわれないので秋のキノコはこれが最後になる
ちょっと寂しいけれど来シーズンを楽しみに待ちたいと思う次第です

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きのこ異変

2024-09-30 23:39:09 | キノコ狩り
脊柱管狭窄症の苦痛を抱えたまま9月最後の週末を迎えてしまった
午前7時半、早朝から降り続く雨に阻まれて竿を振る気持ちは完全に失せてしまった
2時間後に雨が上がったのでキノコを求めてカラマツ林を徘徊する



期待したハナイグチはほんの数えるほど

 
 

猛暑に襲われてハナイグチのお出ましも年々遅れているようだ



念のためチタケはどうかとミズナラの林を探ってみた



ナントあろうことか季節を間違えたチタケの花盛り

 

ほんの10分ほどでこのとおり、今年は豊作のチタケで僕専用の小型冷蔵庫の冷凍室が満杯状態になっている



今回は不覚にも貧果に終わってハナイグチの山飯はお預けとなった
仕方なく八峰の湯(やっほ-のゆ)でほろ酔って午後9時まで爆睡して帰路に就いた



たまにはこんなシーズンもあるよねと自分を納得させてはいるのだけれど
年と共にガタがくる体の不調を受け入れつつ山や渓に立てないときは蕎麦と酒を肴に旅でもしようかと思い始めている次第でございます。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏きのこ2日目

2024-09-01 12:52:44 | キノコ狩り
前日は午後から八峰の湯で汗を流してからビールでほろ酔い
涼しい休憩室で午後9時まで熟睡し、その後は千曲川沿いの空き地で朝まで車中泊した
早朝に目覚めたので朝露に濡れながら目星をつけていたミズナラの林に入山した



車止めから20分ほど奥に進んでいくとチタケの密集地帯に遭遇してびっくりした

 
 
  

ほんの15分ほどで30本を超えるチタケを収穫して打ち止めとした
周辺のチタケを全て収穫していたらおそらく背負い篭が一杯になっていたことだろう



午前9時前、イスとテーブルをセットして朝食の準備をはじめた途端に激しい雨に見舞われた
今日はもう外遊びはできないと観念して朝から車中酒と洒落込むことにした



酒肴は塩を振りかけただけの残りもののトマトと
昨日スーパ-で調達した鯛の半身に塩、黒コショウ、レモン汁、オリーブオイルをふりかけただけの急ごしらえ
これでビールと缶チューハイを飲れば楽しくほろ酔って夕刻まで熟睡できる



〆は1年ぶりのチタケそうめん
昨夜作ってブロックアイスで冷やしておいたチタケの麺つゆが実に旨し!



帰還した翌日はチタケの麺つゆを作り置きして



4人分の麺つゆを冷凍保存した



残ったチタケはジップロックにいれて冷凍保存する
冷凍保存したキノコの方が美味しい麺つゆになると言われている



これでざっと10人分か?
これで作った麺つゆで味わう蕎麦やそうめん、いったいどんな味になるのでしょうか?
さあいよいよ9月、晴天を期待しつつ短かった今シーズンを存分に楽しみたいものでございます。
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初物の夏きのこ

2024-08-16 17:03:50 | キノコ狩り
大型台風の襲来の前に少しでも野に出ておきたいと永年親しんだ森に出かけてきた
再発した脊柱管狭窄症ゆえ無理せず少しだけでも渓や森に身を置ければそだけで充分に幸せなこと

午前8時、いつもの渓に向かうと朝まずめを釣って脱渓したばかりのルアーマンに出会う
聞くと釣果は芳しくないらしいが痛い足を引きずって異動するのも面倒なので竿抜け狙いに一縷の希望を託した



渓に立つのは今季で2度目、筋肉が落ちているせいか足運びも思うに任せない



真夏だというのにひんやりとした朝の外気が実に清々しくて気持ちいい



あの苔蒸した大きな石の陰から#10のテレストリアルをフィーデイングレ-ンに乗せると流れ出しの手前で岩魚がアタックしてきた



型はさほど大きくはないけれど美しい岩魚に満たされてロッドを畳んだ





さて、渓から車で15分ほど移動したミズナラの林によじ登ってアレを探そうか



緑濃い林間は吹き渡るそよ風と天然のク-ラ-のお陰で実に気分爽快
夏はここにハンモックを吊るしてビールを飲りながら日がな一日好きな本を読んでいられたらどんなに幸せであろうか?



痛い足をかばいつつストックに身を預けながら更に奥に進むと期待に違わずチタケの菌床が広がっていた

 

 

愛しい愛しいチタケに今年も出会えた



成菌幼菌取り交ぜて10本ほど、今日食べるだけならこれで充分



午前10時半、15分ほど車で移動して繁った森の中を流れる小さな枝沢の畔に腰を落ち着けた
今日の酒肴は塩を振りかけただけの冷やしトマトと真鯛のカルパッチョ、ビールと缶チューハイが進む!



なんと不覚にも麺つゆの肝になるナスを忘れてしまってチタケそうめんは次回へとお預けになってしまった
仕方なくチタケ不作に備えて用意しておいた鯛の漬け丼で我慢、もといこれはこれで十分に美味しいのであります!

先ずは塩むすび2個を紙の丼にならして敷き詰めてから、、、

 

すりごま、生姜、麺つゆ、醤油の漬け出汁に20分ほど漬け込んだ真鯛を塩結びの上に敷き詰めたら真鯛の漬け丼ので出来上がり~!
これ皆さん是非お試しあれ、実に簡単で実に美味しい一品になること請け合いでごじゃりまする~!



さて、充分に満たされた僕は清々しい森の中の小さな流れの畔で午睡をむさぼり
その後は八峰の湯で湯に浸かり美味しい料理に舌鼓を打ちつつ夜の9時まで幸せな微睡みを独り占めにしたという次第でございます。

さて翌日は千曲川を隔てた川上村のミズナラの森で未知の菌床を探し当てどれだけの愛しいチタケたちに巡り合えたのでしょうか?

コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミニギャラリ-

2024-07-07 16:19:07 | 独り言
皆様お暑うございます
脊柱管狭窄症の治療中の僕は
昨日1時間半ほどの低山歩きで汗だくになり
本日は冷房の効いた部屋で快適に過ごしております。

さて我が家では、少しずつ増えてきた孫たちの絵を
額装しては室内に掲示し日々眺められるようにしました



男の子の方は濃い色使いの作品が多く、、、



女の子の方は猫をモチーフにした優しい色使い



子供の頃から絵心の乏しいジイジとバアバは



小学生の孫たちの絵にさえ感心している次第です





これから更に厳しい酷暑の季節が到来します
お互いに熱中症になどならぬようくれぐれも注意したいものでございます
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする