山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

3人のオフ会

2024-11-06 23:10:14 | 独り言
ちょいと温かな休日、3人でささやかなオフ会に集いました
神之川のテラス平石沢に集まったのは、たまボブさんとへっぽこフライ師さんと僕の3人
左側のたまボブさんは学生時代からバイクで日本中を旅する放浪者でかつフライフッシャ-
右側のへっぽこフライ師さんは大学の釣魚部に属してしていた強者で丹沢の峪で大岩魚を釣りまくる孤高の源流師



皆それぞれに知り合ってはいたのに3人で一堂に会するのは初めてのことでした
あの忌まわしいコロナ禍を経験してか、特に意識しているわけではないのだけれど
この一年、家族や仕事以外の人と会って呑んで語り合ったことはほんの数えるほどのことでした

こうして会って話してみると、波乱万丈な人生航路の末に辿り着いた平穏な日々や
何となく生きていたらうまくいっちゃった幸運過ぎる生い立ちに触れて
人生は百人百様だからこそ面白いと今更ながらに思い至った次第です



陽が陰ってくるとさすがに冷え冷えとして身が震えます
へっぽこフライ師さんがせっかく用意して下さった良質のナラの薪で焚火を囲めばよかったのにと後悔先に立たず
次回は是非ともへっぽこさんの薪で最後までぬくぬくの時間を共有させて頂きとうございます



釣りのシーズンは終焉を迎えましたが
中低山の紅葉は12月中旬まで楽しむことができます
身近な山をのんびり歩き、山飯を楽しみつつ
あぁ今年もおもしろい1年だったなあと思えるようにこの一年を締めくくりたいものでございます。
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秋のキノコ

2024-10-14 11:53:36 | キノコ狩り
午前8時過ぎにカラマツ林に入山した
昨夜は強い雨が降ったのであろうか、傘の裏が溶けてしまって食べられないハナイグチが多い



それでも芽生えたばかりの幼菌は特に問題はなく、それなりの収穫量となった

 
  
 

1時間ほどで十分な収穫を得たので林道に戻ろうと広葉樹の林を歩きはじめたら
ミズナラの大木の目の高さにサンゴハリタケモドキの株が3株も張り付いているのを見つけた



一番大きくてきれいな真ん中の株の3分の2ほどを収穫しただけでポリ袋の半分を占めた



午前9時半、小さな流れの草の平に腰を落ち着けてちょいと飲もうか



ハナイグチの溶菌をさっと湯がいて冷水で〆てから大根おろしを添えて醤油で頂く



サンゴハリタケモドキは軽く湯がいて冷水で〆てしっかり水切りしてからワサビ醤油で刺身が旨い
このキノコは旨味があるので汁物にしたらいい出汁が出る、残りは持ち帰って汁物にして頂こう



森の中の涼しい沢畔で冷やしたビールを2缶飲ったためか体が冷えてしまったので
やむなく車に戻ってハナイグチのペペロンチ-ノを頂いたから温かい車中で眠りにおちた





さて帰還して風呂に浸かってからまたビール
モミジオロシをつくるのが面倒なので大根おろしとポン酢でハナイグチの酒肴を

 

お蕎麦は新潟の平石亭で頂いたキノコ蕎麦を真似て蕎麦が見えないくらいにハナイグチを敷き詰めてみた
とろっとした汁が美味しくて蕎麦を食べる前にそばつゆが半分なくなってしまった

 

お蕎麦もとろっとのど越しがよく、麺つゆと一緒に煮込んで味が染みたハナイグチの美味しいキノコ蕎麦になった
今年は足の具合が悪くて雑木林を歩きまわれないので秋のキノコはこれが最後になる
ちょっと寂しいけれど来シーズンを楽しみに待ちたいと思う次第です

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きのこ異変

2024-09-30 23:39:09 | キノコ狩り
脊柱管狭窄症の苦痛を抱えたまま9月最後の週末を迎えてしまった
午前7時半、早朝から降り続く雨に阻まれて竿を振る気持ちは完全に失せてしまった
2時間後に雨が上がったのでキノコを求めてカラマツ林を徘徊する



期待したハナイグチはほんの数えるほど

 
 

猛暑に襲われてハナイグチのお出ましも年々遅れているようだ



念のためチタケはどうかとミズナラの林を探ってみた



ナントあろうことか季節を間違えたチタケの花盛り

 

ほんの10分ほどでこのとおり、今年は豊作のチタケで僕専用の小型冷蔵庫の冷凍室が満杯状態になっている



今回は不覚にも貧果に終わってハナイグチの山飯はお預けとなった
仕方なく八峰の湯(やっほ-のゆ)でほろ酔って午後9時まで爆睡して帰路に就いた



たまにはこんなシーズンもあるよねと自分を納得させてはいるのだけれど
年と共にガタがくる体の不調を受け入れつつ山や渓に立てないときは蕎麦と酒を肴に旅でもしようかと思い始めている次第でございます。
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夏きのこ2日目

2024-09-01 12:52:44 | キノコ狩り
前日は午後から八峰の湯で汗を流してからビールでほろ酔い
涼しい休憩室で午後9時まで熟睡し、その後は千曲川沿いの空き地で朝まで車中泊した
早朝に目覚めたので朝露に濡れながら目星をつけていたミズナラの林に入山した



車止めから20分ほど奥に進んでいくとチタケの密集地帯に遭遇してびっくりした

 
 
  

ほんの15分ほどで30本を超えるチタケを収穫して打ち止めとした
周辺のチタケを全て収穫していたらおそらく背負い篭が一杯になっていたことだろう



午前9時前、イスとテーブルをセットして朝食の準備をはじめた途端に激しい雨に見舞われた
今日はもう外遊びはできないと観念して朝から車中酒と洒落込むことにした



酒肴は塩を振りかけただけの残りもののトマトと
昨日スーパ-で調達した鯛の半身に塩、黒コショウ、レモン汁、オリーブオイルをふりかけただけの急ごしらえ
これでビールと缶チューハイを飲れば楽しくほろ酔って夕刻まで熟睡できる



〆は1年ぶりのチタケそうめん
昨夜作ってブロックアイスで冷やしておいたチタケの麺つゆが実に旨し!



帰還した翌日はチタケの麺つゆを作り置きして



4人分の麺つゆを冷凍保存した



残ったチタケはジップロックにいれて冷凍保存する
冷凍保存したキノコの方が美味しい麺つゆになると言われている



これでざっと10人分か?
これで作った麺つゆで味わう蕎麦やそうめん、いったいどんな味になるのでしょうか?
さあいよいよ9月、晴天を期待しつつ短かった今シーズンを存分に楽しみたいものでございます。
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初物の夏きのこ

2024-08-16 17:03:50 | キノコ狩り
大型台風の襲来の前に少しでも野に出ておきたいと永年親しんだ森に出かけてきた
再発した脊柱管狭窄症ゆえ無理せず少しだけでも渓や森に身を置ければそだけで充分に幸せなこと

午前8時、いつもの渓に向かうと朝まずめを釣って脱渓したばかりのルアーマンに出会う
聞くと釣果は芳しくないらしいが痛い足を引きずって異動するのも面倒なので竿抜け狙いに一縷の希望を託した



渓に立つのは今季で2度目、筋肉が落ちているせいか足運びも思うに任せない



真夏だというのにひんやりとした朝の外気が実に清々しくて気持ちいい



あの苔蒸した大きな石の陰から#10のテレストリアルをフィーデイングレ-ンに乗せると流れ出しの手前で岩魚がアタックしてきた



型はさほど大きくはないけれど美しい岩魚に満たされてロッドを畳んだ





さて、渓から車で15分ほど移動したミズナラの林によじ登ってアレを探そうか



緑濃い林間は吹き渡るそよ風と天然のク-ラ-のお陰で実に気分爽快
夏はここにハンモックを吊るしてビールを飲りながら日がな一日好きな本を読んでいられたらどんなに幸せであろうか?



痛い足をかばいつつストックに身を預けながら更に奥に進むと期待に違わずチタケの菌床が広がっていた

 

 

愛しい愛しいチタケに今年も出会えた



成菌幼菌取り交ぜて10本ほど、今日食べるだけならこれで充分



午前10時半、15分ほど車で移動して繁った森の中を流れる小さな枝沢の畔に腰を落ち着けた
今日の酒肴は塩を振りかけただけの冷やしトマトと真鯛のカルパッチョ、ビールと缶チューハイが進む!



なんと不覚にも麺つゆの肝になるナスを忘れてしまってチタケそうめんは次回へとお預けになってしまった
仕方なくチタケ不作に備えて用意しておいた鯛の漬け丼で我慢、もといこれはこれで十分に美味しいのであります!

先ずは塩むすび2個を紙の丼にならして敷き詰めてから、、、

 

すりごま、生姜、麺つゆ、醤油の漬け出汁に20分ほど漬け込んだ真鯛を塩結びの上に敷き詰めたら真鯛の漬け丼ので出来上がり~!
これ皆さん是非お試しあれ、実に簡単で実に美味しい一品になること請け合いでごじゃりまする~!



さて、充分に満たされた僕は清々しい森の中の小さな流れの畔で午睡をむさぼり
その後は八峰の湯で湯に浸かり美味しい料理に舌鼓を打ちつつ夜の9時まで幸せな微睡みを独り占めにしたという次第でございます。

さて翌日は千曲川を隔てた川上村のミズナラの森で未知の菌床を探し当てどれだけの愛しいチタケたちに巡り合えたのでしょうか?

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ミニギャラリ-

2024-07-07 16:19:07 | 独り言
皆様お暑うございます
脊柱管狭窄症の治療中の僕は
昨日1時間半ほどの低山歩きで汗だくになり
本日は冷房の効いた部屋で快適に過ごしております。

さて我が家では、少しずつ増えてきた孫たちの絵を
額装しては室内に掲示し日々眺められるようにしました



男の子の方は濃い色使いの作品が多く、、、



女の子の方は猫をモチーフにした優しい色使い



子供の頃から絵心の乏しいジイジとバアバは



小学生の孫たちの絵にさえ感心している次第です





これから更に厳しい酷暑の季節が到来します
お互いに熱中症になどならぬようくれぐれも注意したいものでございます
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引き分け~!

2024-06-16 19:43:37 | フライフィッシング
釣友『へっぽこフライ師』さんから強烈なミサイルが撃ち込まれた!
へっぽこさんとは一度も一緒に渓に立っていないのに釣友と呼べるのかと疑問が残る
そんな釣友ではない酒友が38.5センチの大岩魚を仕留めたといって写真を送りつけてきた
それも解禁日に僕がボーズを喰らったふるさとの渓の一番奥のチャラい流れからだという
こんなことがあっていいのであろうか?  まあそれはさておきこれ実にいい岩魚ではありませんか?



されば我はもっともっとチャラい流れで38.5センチを超える大岩魚を仕留めてやろうと勇躍出撃した訳でありまして
仕留めた岩魚の写真は後でお見せすることにして、、、先ずここで1尾!



ここでも一尾!



更にここでも一尾!






今日は久しぶりに



岩魚のてんぷらで



一杯やろうと



油もてんぷら粉も用意してきた



しかも



ここまでの道すがら



ウドの若芽とミツバも摘んで



てんぷらの準備は万端である



さて




僕がここで




仕留めた




岩魚を見て




驚きめさるな!




ホレ、、、、、、、、、、




9.5センチ



いやぁこれは難しい1尾でありました~!












これも9.5センチ
これまた実に難しい一尾でありました
このサイズを連発するなんざ
僕もなかなかのテクニシャンである証左と言えましょうか?








これは14センチ
僕の集中力もこと切れて
残念ながらちょいとサイズアップしてしまいました~!
テクニックを駆使して10センチ未満の岩魚に的を絞って釣り続けることは正に至難の技であるのです



さて岩魚たちとの邂逅に充分満たされて
いつものダイニングに移動して川飯の準備を始めようとしたのですが



空を見上げると快晴だった空に雲が広がり始めている
午後は雷雨になるかもと聞いていたので念のため車に移動することにした



先ずは鯛をさばいて8切を鯛茶漬けのタレに漬け込んでから



残った鯛の刺身と野沢菜漬けでビールと缶チューハイでほろ酔う



お湯を沸かすのも面倒になって〆は鯛茶漬けが鯛の漬け丼になったけれど
これはこれでなかなかの美味でありました



てんぷらにしようと持ち帰ったミツバとウドの若芽はしおれてもはや使い物にはなりまへん



さて、へっぽこフライ師さんとの釣り比べは
サイズではへっぽこさんの完勝、テクニックでは僕の完勝ということで
まあ今回は引き分けということにしておきましょうかねえ(チャンチャン!)




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緑燃ゆる渓

2024-06-02 23:04:21 | 川飯.B級グルメ
緑燃ゆる渓はメイフライからカディスや小型のアントへと季節が変わり始めています
今回はいつも外れのないふるさとの渓で久しぶりにロッドを振ってみることにしました



毎年やってくる台風の大出水によって少しずつ渓相は変化しつつも
変わることのないジンクリアな流れは素晴らしい渓相を保ってくれています



いつもならこのあたりで岩魚に遊んでもらえるのですが
どういう訳か今回は岩魚の気配を全く感じることができません



ここも、、、、
まあ長い釣り人生の中ではこんなこともありますわねえ!



午前8時から2時間少々の遡行でおなかも空きました
ここらでちょいとブランチに致しましょう
今日は肉をガッツリ頂きます、左はカイノミ、右はミスジです



カイノミは分厚く切ったレアをステーキ用のオニオンガ-リック醤油で頂きます
軍手の親指が脂で汚れているのがイタダケませんねえ!



ミスジは軽く塩を振って焼いたレアをバタ-ソ-スでシンプルに
いやぁ美味しゅうございました~!





本日の〆はみそきん、ヒカキン監修のこのカップ麺が大人気なのだそうで
販売開始1分前にセブンイレブンに並んで、みそきん3個とみそきんメシ1個を1230円でゲットできたのでございます。



さて実食、麺はありきたりのカップ麺なのですがニンニクが効いた白みそ仕立てのスープが美味しくてついつい飲み干してしまいました!
ヤフ-オークションではこの4個セツトが定価の4.5倍で売りに出ているのですが、そこまでして手に入れたいかと問われると???ですねえ



たっぷりの午睡の後に林道に戻り帰路に、、、



いやぁ本日も大満足の川飯でございました~!
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西丹沢の懐かしい面々

2024-05-15 00:10:17 | 川飯.B級グルメ
久方ぶりに西丹沢ホリャ隊の面々と一献傾ける機会を得た
彼らは西丹沢世附川に毎週末出没しては河原で車座になって酒を酌み交わし、その合間に時々釣りをするという元祖川飯派である
そんな彼らとの出会いはもう30年も前のことであったろうか?
お互いのホームペ-ジを通じて連絡を取り合い、冬の玄倉川で焚火を囲んで呑んだのが初めての出会いであった

ここは町田の『いくどん』
30年前に世附川をホ-ムとする釣り師15人が集まって呑んだ懐かしいホルモンの店で再開しホッピ-で乾杯した
今はもう釣りからも山からも遠ざかっているようだけれど、皆それぞれ別の楽しみを見つけて至って元気そうに見える



 




2軒目は『ふじ』
どんなに年を経ても会えば30年前の若き日にタイムスリップして語り合える、旧知の友はいいものである



わざわざ店主が見送りに出てくれて、しばし昔話に花が咲く
彼らは開業している者、大病院の技師、製薬会社在籍と不思議なものでみな医療関係の仕事に就いている






3軒目で更に呑んで
仕上げはラ-メンやニラレバ定食をしっかり胃袋に収める相変わらずの健啖家の面々である

 
 

久しぶりに懐かしい笑顔に触れ、和やかに語らえた楽しいひとときであった
これからは定期的に会おうと約束して帰路に着いた



年を経るごとに少しずつ交際範囲が狭まっていくなかで
同好の士である友といつまでも関わっていられることはとても幸せなことなんだとつくづく感謝する次第です
同好の士である釣友や山友の皆様、これからも良き友であって頂ければ何よりの幸いでございます。
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新潟そば巡り

2024-05-06 17:29:45 | 蕎麦、うどん、ラーメン
GW、皆様はどのように過ごされましたか?
私は事務所を10連休にして例年どおり静かな事務所で仕事に勤しんでおりました
休みをとったのは5月1日~3日、新潟へと蕎麦巡りの旅に出かけておりました

高速の深夜割引を利用するとお蕎麦屋さん2軒分のお代が浮くので往復とも深夜割引を利用して
1日目は小千谷の『わたや平沢店』さんへ、開店30分前に到着したのに広い駐車場はほぼ満杯状態でありました

 
定刻に席に案内されて、へぎそば5合(2人前)を注文すると
キンピラがお勧めだと言う花番さんの誘い文句に乗って物は試しとキンピラ一皿を付けて頂きました



薬味はネギとワサビと辛し、わたやさんでは辛子がお勧めなのだそうですが先ずはワサビで一口
う~む滑らか~、この食感が布海苔をつなぎにしたへぎ蕎麦の特徴なんですねえ!

 

次にキンピラを添えて一口、何たる邪道かと思っていたのは大間違い、これは旨い!
通りかかった花番さんからキンピラはその半分で十分ですよ~と耳打ちされました
もう箸が止まらなくなって更にキンピラを一皿追加して最後までキンピラ添えで通してしまいましたが
こんな食べ方があったのかと正に眼から鱗の美味しさでございました~!








午後の部は十日町の立ち寄り湯『千年の湯』へ、強烈な勢いの泡風呂で疲れと筋肉を癒したあとは、、、、
この温泉は同じ敷地内にある何件かのお店から出前を取れるようになっているようで
先ずはネギチャーシューとビールを注文、そして届いた料理を見て、えっ、これがネギチャ-シュ-~?????



東京でネギチャ-シュ-といったらこれですよね、たっぷりの白髪ねぎをごま油と醤油で味付けしてチャーシュ-をトッピング
これビ-ルの伴に最高なのですが所変われば品変わるの諺どおり日本もそれなりに広いということを実感した次第でございます

                  

さて気を取り直して、嬉しいことにお蕎麦は温泉近くの名店『小嶋屋総本店』さんの出前が取れるそうで
へぎ蕎麦2人前をお願いした、ほんの10分ほどで届いたへぎ蕎麦の端正な細打ちの凛々しいお姿が老舗の矜持を感じますねえ



小嶋屋さんの薬味はネギと辛子のみ、意外にもへぎ蕎麦にはワサビよりも辛しとの相性が良いということを実感することができました



お蕎麦にはワサビという既成概念が覆され、しかもキンピラを添えたお蕎麦が驚くほど相性がいいという新鮮な初体験の一日でございました。








さて2日目は本命の十日町『そばや清兵衛』さん、今回で三度目の訪問です
定刻30分前に暖簾がかかって10時半に席に案内して頂きました
先ずはノンアルコ-ルビ-ルで軽く喉を潤しましょう、お通しのワラビのお浸しが嬉しい



懐かしいアケビの若芽、丹念に作られた鳥の巣に卵がふたつ、新潟では木の芽の巣ごもり風といわれているそうです
小学生の頃、春になるとアケビの若芽を摘んで家に持ち帰ると母がこの料理をこしらえてくれたものでした
麺つゆで、鰹節と醤油で、マヨ辛し和えで、ほろ苦いアケビの若芽で味わうご飯が殊のほか美味しかったことを思い出しました

 

今回はもり蕎麦とてんぷらをお願いしました



細打ちの小気味よい口当たりと滑らかな喉越しが忘れられずに毎年訪れてしまいます



アケビの若芽添えもほろ苦い風味と相まって新鮮な味わいでございます



からっと揚った薄衣のてんぷらの何と美しいこと!
清兵衛さんの丁寧な仕事にア-トのセンスを感じてうっとりしてしまいます



サックサクの藤の花、コシアブラ、フキノトウ、タラの芽、春ですねえ!

 
 

お蕎麦が美味しくてもう一枚追加



海老に大葉を巻いたてんぷら



いやぁ、さすが清兵衛さんでございます
今回も美しいお料理を最後まで美味しく味あわせて頂いて大満足でございます
ごちそうさまでした~!
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