最近、釣りブ-ムの衰退に伴って釣具店の凋落が著しい。
特に大衆受けを狙って多店舗展開した上州屋とキャスティングの閉店が相次ぐ。そんな中で、老舗のフライ専門店はフライフィッシャ-に愛されながらしっかり生き残っている。何故でしょうか?かつて爆発的にふくれあがったフライ人口が今、落ち着きを取り戻し、にわかフライマンは消えた。今もフライフィッシングにのめり込み、こだわりを持つフライマンは多分今後もフライマンであり続けることだろう。そんなフライマンのこだわりは、高価でもわくわくするような上質な道具を扱うフライ専門店でないと満たされない。
山屋もずいぶん変わった。水道橋にある山屋は店舗を分散し、ザック専門店、登山靴専門店、ウエア専門店、テント専門店として専門店化し、カナダ製やイタリア製の高価ではあるが上質な製品を豊富に揃え、経験豊富なアドバイザ-が山男達を引きつけている。
駅に降り立つと、駅前には幾つもの歯科医院がひしめき合う。患者は何をよりどころにして初めての歯科医院のドアを開けるのだろうか?私がマ-ケティングディレクタ-だったら、患者さんをこの歯科医院に招くためにどんな方法をとるだろうか?いつもそんなことを考えながらお客様のクリニックへ向かう。
マ-ケティングの概念、ちょっと誤解されているようです。
市場調査して、ユ-ザ-のニ-ズを把握して、ニ-ズにあった商品やサ-ビスを提供する。まあ、これもマ-ケテイングの手法の一つかも知れませんが、ユ-ザ-のニ-ズに合わせて創り出された商品やサ-ビスの生命は意外に短いんですよね。
マ-ケッタ-或いはマ-ケティングディレクタ-の究極の使命は、ニ-ズと顧客を創り出すこと。世の中の流れや技術革新の流れを見極め、新しいニ-ズを創り出す為には何を創るべきか、当社では何が出来るかを技術スタッフと詰め、ニ-ズを生み出す商品を創り出す、商品が出来たら次は広告戦略まで関わる。
顧客のニ-ズは意外に近視眼的で浅いんですよね。例えばパソコンが世に出たとき、インタ-ネットで世界中の情報に接して、世界中の人と交信できて、ネットで買い物が出来て、DVDが見られてなどと、何人の人がそんなニ-ズを持っていたでしょうか?
例えばケイタイ。手のひらサイズで、メ-ルが出来て、テレビが見られて、音楽が聴けて、電子マネ-まで、ニ-ズ以前にこんなことが出来るなんて何人の人が想像していたでしょうか?
ユ-ザ-のニ-ズに合わせて商品を作っていたら絶対にこんなすごいことは出来なかった筈。技術革新を成し遂げたエンジニアやマ-ケティングディレクタ-、新しい発想を生み出した楽天やドワンゴの勝利であり、これが新しいニ-ズと膨大な顧客の創造に結びついたんですね。だからこそ、ケイタイやパソコンを売るだけで何の付加価値も持たない会社よりも遙かに盤石で、大きな利益が得られている訳です。
『差別化』。他と違うことをする。歯科医院でもホスピタリティが言われるようになりました。確かに大切なことですし、他医院よりも少し前を行くことで評判を上げ増患にもつながります。でも、差別化の弱点は真似されること。誰にでも出来ちゃいますからね。差別化で勝ち残るためには、あのクリニックの近くで開業しても、とても敵わないなと思わせるまで差別化を進化させること、これしか手はありません。
『個別対応』。患者さん一人ひとりの要望を親身に聞いて、その要望に応える。年齢や性別によって相応の応対をする。これも当たり前のこと、多くのクリニックで実施しています。
昨年、大阪でのセミナ-で講師の某院長先生。うちは年間診療収入2億円で大阪ではトップクラスと胸を張っていました。2億円でトップクラスですか?私のお客様は全体の2割が2億円、10億円を超えるクリニックが1軒、あと数年で10億円を達成しそうなクリニックが2軒あります。この違いはどこから来るのでしょうか?
そう『個別化』。他のクリニックがおいそれとは真似の出来ない独自のものを持っているんですね。支障があるので詳細は語れませんが、とにかく独自の技術と独自のシステム。これによって患者さんが求める『早い、高い、美しい』の三要素を実現しているわけですね。高い?そう、高い!患者さんが満足すれば高くても全然OK。良いからこそ高い、高いからこそ選ばれる。だって、他の医院では真似できないんですもの。患者さんが大満足しているんですものね。個別化、膨大なニ-ズと顧客を創造した好例ですね。
個別化ができているクリニックは当然にホスピタリティなどの差別化も、患者さん一人ひとりに対する個別対応もエクセレント。遙か上を行っているんですね。
以前、韓国のYe歯科の視察レポ-トを配布しましたが、如何でしたか?
ここまでやるか!と衝撃を受けられた筈です。さっそく見学に出向いた先生がお二人。言うまでもなく、このお二人の先生はエクセレントクリニックを実現しています。先進的と評判の高いクリニックをとにかく見てみよう。良い所はとにかく取り入れてみよう。この意欲がエクセレントの卵を産んでくれる訳ですよ。
個別化。とても難しいけれど出来たらすごい。難しいけれど個別化をいつも心の片隅に置いていてください。個別化が出来なければ差別化と個別対応。個性的な差別化と個別対応、これだけは是非是非実現して欲しいと思います。
そう言う高崎はどうなんだ?わたしですかぁ?う~む?穴があったら入りた~い!
特に大衆受けを狙って多店舗展開した上州屋とキャスティングの閉店が相次ぐ。そんな中で、老舗のフライ専門店はフライフィッシャ-に愛されながらしっかり生き残っている。何故でしょうか?かつて爆発的にふくれあがったフライ人口が今、落ち着きを取り戻し、にわかフライマンは消えた。今もフライフィッシングにのめり込み、こだわりを持つフライマンは多分今後もフライマンであり続けることだろう。そんなフライマンのこだわりは、高価でもわくわくするような上質な道具を扱うフライ専門店でないと満たされない。
山屋もずいぶん変わった。水道橋にある山屋は店舗を分散し、ザック専門店、登山靴専門店、ウエア専門店、テント専門店として専門店化し、カナダ製やイタリア製の高価ではあるが上質な製品を豊富に揃え、経験豊富なアドバイザ-が山男達を引きつけている。
駅に降り立つと、駅前には幾つもの歯科医院がひしめき合う。患者は何をよりどころにして初めての歯科医院のドアを開けるのだろうか?私がマ-ケティングディレクタ-だったら、患者さんをこの歯科医院に招くためにどんな方法をとるだろうか?いつもそんなことを考えながらお客様のクリニックへ向かう。
マ-ケティングの概念、ちょっと誤解されているようです。
市場調査して、ユ-ザ-のニ-ズを把握して、ニ-ズにあった商品やサ-ビスを提供する。まあ、これもマ-ケテイングの手法の一つかも知れませんが、ユ-ザ-のニ-ズに合わせて創り出された商品やサ-ビスの生命は意外に短いんですよね。
マ-ケッタ-或いはマ-ケティングディレクタ-の究極の使命は、ニ-ズと顧客を創り出すこと。世の中の流れや技術革新の流れを見極め、新しいニ-ズを創り出す為には何を創るべきか、当社では何が出来るかを技術スタッフと詰め、ニ-ズを生み出す商品を創り出す、商品が出来たら次は広告戦略まで関わる。
顧客のニ-ズは意外に近視眼的で浅いんですよね。例えばパソコンが世に出たとき、インタ-ネットで世界中の情報に接して、世界中の人と交信できて、ネットで買い物が出来て、DVDが見られてなどと、何人の人がそんなニ-ズを持っていたでしょうか?
例えばケイタイ。手のひらサイズで、メ-ルが出来て、テレビが見られて、音楽が聴けて、電子マネ-まで、ニ-ズ以前にこんなことが出来るなんて何人の人が想像していたでしょうか?
ユ-ザ-のニ-ズに合わせて商品を作っていたら絶対にこんなすごいことは出来なかった筈。技術革新を成し遂げたエンジニアやマ-ケティングディレクタ-、新しい発想を生み出した楽天やドワンゴの勝利であり、これが新しいニ-ズと膨大な顧客の創造に結びついたんですね。だからこそ、ケイタイやパソコンを売るだけで何の付加価値も持たない会社よりも遙かに盤石で、大きな利益が得られている訳です。
『差別化』。他と違うことをする。歯科医院でもホスピタリティが言われるようになりました。確かに大切なことですし、他医院よりも少し前を行くことで評判を上げ増患にもつながります。でも、差別化の弱点は真似されること。誰にでも出来ちゃいますからね。差別化で勝ち残るためには、あのクリニックの近くで開業しても、とても敵わないなと思わせるまで差別化を進化させること、これしか手はありません。
『個別対応』。患者さん一人ひとりの要望を親身に聞いて、その要望に応える。年齢や性別によって相応の応対をする。これも当たり前のこと、多くのクリニックで実施しています。
昨年、大阪でのセミナ-で講師の某院長先生。うちは年間診療収入2億円で大阪ではトップクラスと胸を張っていました。2億円でトップクラスですか?私のお客様は全体の2割が2億円、10億円を超えるクリニックが1軒、あと数年で10億円を達成しそうなクリニックが2軒あります。この違いはどこから来るのでしょうか?
そう『個別化』。他のクリニックがおいそれとは真似の出来ない独自のものを持っているんですね。支障があるので詳細は語れませんが、とにかく独自の技術と独自のシステム。これによって患者さんが求める『早い、高い、美しい』の三要素を実現しているわけですね。高い?そう、高い!患者さんが満足すれば高くても全然OK。良いからこそ高い、高いからこそ選ばれる。だって、他の医院では真似できないんですもの。患者さんが大満足しているんですものね。個別化、膨大なニ-ズと顧客を創造した好例ですね。
個別化ができているクリニックは当然にホスピタリティなどの差別化も、患者さん一人ひとりに対する個別対応もエクセレント。遙か上を行っているんですね。
以前、韓国のYe歯科の視察レポ-トを配布しましたが、如何でしたか?
ここまでやるか!と衝撃を受けられた筈です。さっそく見学に出向いた先生がお二人。言うまでもなく、このお二人の先生はエクセレントクリニックを実現しています。先進的と評判の高いクリニックをとにかく見てみよう。良い所はとにかく取り入れてみよう。この意欲がエクセレントの卵を産んでくれる訳ですよ。
個別化。とても難しいけれど出来たらすごい。難しいけれど個別化をいつも心の片隅に置いていてください。個別化が出来なければ差別化と個別対応。個性的な差別化と個別対応、これだけは是非是非実現して欲しいと思います。
そう言う高崎はどうなんだ?わたしですかぁ?う~む?穴があったら入りた~い!