山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

シンプルに!

2009-10-28 23:36:25 | 独り言
『物持ち』と『物持ちが良い』

この違いは実は途方もなく大きいものだと思いませんか?。
僕は圧倒的に『物持ちが良い』、つまり最小限の物を最大限に大切に使い続けるタイプです。





時計は『セイコ- アルピニスト』
山屋の端くれであった僕にとっては憧れの時計で、
かれこれ30年以上も修理をしながら使い続けています。

35年前、大学1年生だったカミさんの妹からもらったキ-ホルダ-は
今にも剥がれ落ちそうなホックに細心の注意を払いながら使い続けています。

ム-ミンパパのペンシルケ-スは息子が小学3年生の頃、
誕生日のプレゼントにもらったもので手垢がこびり付いた愛着の一品です。

誕生日のプレゼントにとカミさんからもらったバッグは、
これも修理をしながら使い続けている僕の相棒で一応『ヨシダカバン』です。

山の道具も釣道具も僕の身の回りにある物はそれほど多くはないのですが
それぞれに愛着と想い出と思い入れがあって手放すことができません。
すでに心を通わす間柄になってしまったといえるのかも知れません。

多分、皆さんも同じなんでしょうね?

ヨレヨレになった物を人前に晒すことを恥ずかしいと思う人もいるのでしょうが
僕はそれぞれに愛着があるので使い続けていることに誇りさえ感じてしまいます。



僕のカミさんは最近、身辺整理を始めました。
年を重ねるごとに大掃除や整理整頓がしんどくなるので
今から身の回りをシンプルに暮らしやすくしておきたいと言うのです。

僕のカミさんは元々キレイ好きの完璧主義者で日々シンプルに暮らしているのですが
この身辺整理、いつ世を去ってもいいようにと言う潔ささえ感じてしまうのです。

確かに、年を重ねるごとに余計な物を一つずつ削ぎ落として
本当に必要な物だけに囲まれてシンプルに生きる。
このライフスタイル、カミさんに見習いたいと思います。


愛着のある物を傍らにしてずっと大切にして行きたい。


人と人との関わりも同じなんですよね!

コメント (14)
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