山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

春ですね~!

2019-03-19 01:06:11 | 自然薯 山菜
春ですね~!
ほぼ2か月の間、雁字搦めになっていた足かせから解放されたこの喜びをどう表現したらよいのでしょうか?
とは言え体は思うに任せず、歩けばふらつき走れば欽ちゃん走りになる滑稽さに一人笑いを堪えている日々でございます。

今年も先ずはのんびりゆっくりと野草を摘みながらリハビリを始めます。
いつもの里山を訪ねると食べごろの藪甘草が楽し気に手招きしています。




田んぼの畔でセリと蕗の薹を摘み、林道の斜面で野蒜を抜いて、湧き水の脇でユキノシタの若葉を数枚頂きました。




水のきれいな沢に下りてダイニングを設えましょう
その前に薪を集めて焚火を、、、、気温4度の寒い朝の焚火は救いの神ほどに有りがたいものでございます。




調理前の下ごしらえも今の僕にとってはゆっくり流れる癒しの時間でもあるのです。
今年も上物の野蒜とセリと藪甘草に出逢えたのですが、蕗の薹は一週間遅かったようで花開いておりました。




今年はヨメナとアザミは省略して、蕗の薹やユキノシタの天ぷらも帰宅してから家で楽しむことに致しましょう。
藪甘草と野蒜のお浸しは酢味噌で、野蒜の卵焼きはシャキシャキの歯ごたえの美味しさにビ-ルの進み具合が違います。




田んぼで摘んだセリ、俗にいう馬ぜりなのでしょうがセリと豆腐だけのジプルなセリ汁が実に美味しいのです。




500mのピ-ルを空けたら次は鬼殺し、これで深い眠りに入れそうです。




〆は野蒜のペペロンチ-ノ、早春のパスタはこれに限りますね~。




気温が上がり始めるとカディスが飛び始めました。
体調が万全ならここでロッドを振るのでしょうがこの時期は釣欲なんてサラサラありません。



焚火で暖をとりながら心行くまで眠ろうと思います。
コメント (24)
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