こんにちは!柴田圭ですっ。
今日は太一と視点と意識に関してけっこう時間を使って話しました。
基本的に
何のために?
がズレると色々な事が噛み合わなくなって来ます。
太一は技術やショットに意識を強く向けるタイプです。
全ての方向性がそこへ向いています。
試合での話を聞いていると、打ち方とか練習と同じように考えてやると上手く打てる、でも作戦とかを考えると上手く打てなくなる、と話していますが、
それは練習で練習の為の練習をしているので、試合でも練習をしたらショットは上手く行くのだけれど、勝ち負けを競ってゲームをやり始めると途端に上手く行かなくなる、という感じだと思います。
ゲーム性が出せない、という事はその場その場でその相手や状況に適した判断が出来ない、という事です。
試合でも練習状態、というのは状況判断や戦略的判断なく打ち方や自分の課題ばかりこなしている事になります。
週末の試合の話を聞いていると正に太一はそれの気満々です。
ショットや技術に意識が向き過ぎる子あるあるです。
試合でも練習でも対象に相手がいなくて自分を対象に常に考えているので
試合で勝つ=練習、が結び付いていなんですよね。
太一は思考的だからこそ、その思考の向きで大きなプラスもマイナスも作れます。
だからこそ、太一に限らずですがツクルの子たちには少し難しいかもしれませんが、テニスというスポーツを理解するようにアプローチしていますし、平行して練習と試合の関係も理解を促すようにアプローチしています。
テニスを理解しないで表面上の良いショットを入れてるだけでは良い結果をだすのは難しいですし、試合と練習がリンクしない日々の取り組みをしていても良い結果はでないですからね。
県で上の方まで行く、とかなら行けると思いますけど、もっと上のステージで勝とうと思ったら難しいですからね。
練習と試合のリンクはあまり出来ていない選手が多いので、今日は太一とそこについて議論出来てすごく良かったです!
また明日から視点を変えて練習してみてこれまでと違う楽しみや発見をして行って欲しいです。