ここ数日は寒いです。
寒さというのは、蔵元にとっては基本うれしい事です。
寒くなるとやっぱり酒(日本酒)も売れます。
志太泉も蔵全体を空調しているわけではないので、外気温が寒ければ、蔵も冷え、外気温が暖かければ、蔵の室温も上がります。
当然もろみの低温管理は寒いほうがやりやすいです。
ぜいたくをいうと安定的した寒さが続いてほしいです。
それが無理なら逆にずっと暖冬のほうがよいです。
いちばん難しいのは、日替わりで、暖かくなったり、寒くなったり、雨になったり、乾燥したりすることです。
もちろん、それぞれの気象に応じて対応はしますが、ニュースの天気予報も蔵で予想する天気もはずれることもあります。
寒くて逆に不利になるのは蒸しです。あと寒さが続くと疲れもたまります。
それでも、寒い日は、良い事がたくさん。悪いことが少しです。