6月31日、静岡駅の南の湧登にて志太泉祝賀会が開催されました。
今年は、全国新酒鑑評会金賞、能登杜氏名工賞普通酒部門他、鑑評会という意味では、目に見える形で酒造りの成果を得ることが出来ました。
また、コンテストの酒だけでなく、市販酒の酒質、造りの方法においても手ごたえのある年となりました。
今回は、右の画像のリストどおり、出品酒を主体に、個人所蔵の高橋貞実杜氏の八反錦の純米吟醸も出品しました。滓酒は、上澄みとおりとわけて頂きます。
お客さんも店いっぱいきて頂きました。うれしいことです。
お料理は、湧登らしくサラダあり煮込みあり刺身ありヒレカツありです。
会として味があるタイプです。
さらに、あっさり出汁のラーメンがでました。
藤枝にもどるためにJRの終電でかえりましたが、朝まで飲みたい人は夜明けまで。
静岡県と昔は、西から遠江(遠州)、駿河(駿州)、伊豆の3つの国に分かれていたように広い県です。中でも伊豆は、志太泉のある藤枝市からは遠く酒屋さんにもなかなか訪問できません。
しかし、先週は遠出をして伊豆の志太泉販売店をまわってきました。
稲取の村為さんとは、約15年くらいのお付き合いとなります。金目鯛で有名な稲取は漁港からの坂が続く海辺の温泉町です。金目鯛は煮つけに寿司にとても美味しい魚です。
http://muratame.com/
志太泉では、ずっと純米酒を中心に扱って頂いております。
昨年は、震災以来津波への恐れから、伊豆という地域自体が観光客に敬遠されてしまいましたが、今年はずいぶん回復してきて、日本酒もずいぶん雰囲気がよくなってきたという明るい話が出来ました。