個人的なことだが、ブログ開設から3006日目の今回、拙ブログは通算500回に到達!
今回は500回記念スペシャルということで、通算400回のときと同様、JR新小平駅から徒歩圏内にある飲食店を紹介。
第400回のタイトルは、「まもなく、新小平の時代が来る!」であったが、私の予想とは裏腹に、
約1年半たった現在も、時代が来ている気配はないので(苦笑)、今回タイトルの末尾には、クエスチョンマークを加えておいた。
せっかくの新小平特集なのだが、駅の外観などを撮影したことはない。駅で唯一撮影したのは、
「おお、こんなところに!」と、ついシャッターを押した、階段にいた小平市のキャラクター「ぶるべーくん」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f9/0f987bf18e4876568640682ad02f3375.jpg)
※ぶるべーくんのケーキは、『ナイトー洋菓子店』などで発売中
階段での撮影なんて、他の駅なら通報されそうだが、前回記したように新小平駅は利用者が少なく、このときも、私以外に階段利用客は不在。
とはいえ、新小平駅は周辺に有名な観光地こそないが、たくさんの西武線駅があり、
西武線からJRに乗り換えるユーザーや、西武線代をケチりたい私には、貴重な駅なのである。
今回も前回と同様、新小平駅から徒歩圏内で、下記地図で距離順に数字が付いている駅(新小平は01扱い)にある飲食店を紹介していく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/4c/24b1c2ccafef48d5f53a7e61c0321afd.png)
ただ、08の小平駅と09の久米川駅は、さすがの私も「新小平からの徒歩はツラい」と感じたため除外した。
まずは一番遠い、07の八坂駅からは、居酒屋兼食堂の『川島屋』をピックアップ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e3/aa1af265b19c05adcfa08cbf7c1305f3.jpg)
ノレンに「酒店」と記してあるように、以前は酒屋さんだったようで、現在もドリンク類の種類は豊富。
おつまみも揃っているが、こちらの名物は、ソースかつ丼と、鶏肉の山賊焼き。
下記は「もも山賊」1100円。名称こそ山賊「焼き」だが、実際は揚げ物である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/51/ae461cf2a879f7fc80e4febba5e4c613.jpg)
鶏の唐揚げとチキンカツのいいとこ取りのような、噛み応えのあるボリューミーな逸品で、酒が進んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/8c/e2bddf667a6a0091e69dda9ffae210d4.jpg)
男性店主も気さくな方で、初見の私にも話しかけてくれた。なので川島屋さんには、この後も何度か通っている。
続いては06の一橋学園駅。そもそも、私が新小平で下車する理由の大半は、一橋学園の『なにや』でチャーシューを買うためである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ca/461348ef3a93391d9e7c6c87e6a54b4f.jpg)
一橋学園駅周辺では何度も食事をしているが、今回はその中の一軒、『れすとらん たいこう』を紹介。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b2/d2a20861438029ca416164eac8af1afc.jpg)
店内はテーブル席のみ。厨房から男性シェフが出てきて、「いらっしゃい」と声をかけてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/7e/cff3f820de4a14d04d7bf276de89093f.jpg)
下記メニュー表から、ライス・味噌汁付の「ハンバーグ」850円を選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9b/3767e35278bd467cd175a32ff1ab9362.jpg)
数分後、シェフが調理し自ら配膳する、ハンバーグセットが登場。お盆で提供されお箸で食べる、「日本の洋食」スタイルだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e6/73ef24fb51683ff0cacb76d591e0c00b.jpg)
ご飯、味噌汁、たくわんが付き、ハンバーグには人参とピーマンのソテーにポテトフライが添えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/fd/594cf408d03965127cbd0eee2609b747.jpg)
マッシュルーム入りソースがかかったハンバーグは、どこか懐かしさを感じる、派手さはないが真面目に作られたのがわかる味わい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/1f/61c9ae8da0fe5e484ce9463933b91df7.jpg)
温厚そうなシェフに見送られて退店。昭和時代にタイムスリップしたような、落ち着いた時間を過ごせたよ。
05は、前回は食事したことがなかった萩山駅。つい先日、駅前の『じろえもん』というお店に行ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/79/f8d8b8d5098e1f9563162fb70e7283f2.jpg)
こちらも、食堂兼居酒屋のようなので、ランチタイムだったけど「サッポロ黒ラベル瓶」600円を注文。
つまみとして、下記定食メニューから、「ミックス3品」990円の単品をお願いしたのだが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/64/d3710fea315af31fd4ae5462d60a3594.jpg)
昼の部があと20分ほどで終了と気付き、あわてて定食に変更してもらう。ビールもやめればよかったか。
終了直前の入店にもかかわらず、気さくに迎え入れてくれ、しかも酒類の注文を拒まなかった、男性店主に好印象。
ビールを飲みながら待つこと数分、ミックスフライ3品の定食が完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/69/d115a66de6b06fa687d5328ff1198db3.jpg)
ご飯と大根とお揚げの味噌汁、鶏唐揚げ、コロッケ、アジフライに、付け合わせはキャベツではなくレタス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c8/e8d80c81f4c9b759d932e4e6aec14d69.jpg)
さらにポテサラ、ピリ辛こんにゃく、奈良漬けと副菜陣も揃っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/fd/e60e06cf4053320fbd38ba88a1268348.jpg)
ご飯はしっかり炊けているし、味噌汁の出汁加減や、フライの揚げ具合や味付けも、すべて絶妙。
奇をてらわぬ万人受けする定食であり、じっくり味わいたかったが、昼の閉店時間が迫っている(汗)。
店主さんは、あわてて飲み食いする私を見て、「(時間は)気にせずゆっくりお召し上がりください」と、2度声掛けしてくれた。
ではお言葉に甘えて…とゆっくり食べるほど、私も図々しくない。急いで食べたつもりだが、14時を少し過ぎてしまった。
会計時、「遅くまですみません」とお詫びし、「今度は夜、ゆっくり飲みに来ます」と告げて退散。
「ありがとうございます。またよろしくお願いします」と応じてくれた店主さんに会いに、近日中に飲みに行こう。
04も、行きつけの店がなく、前回はスルーした鷹の台駅。今回は、老舗洋食店の『ジュノン』で食事をしてきた。
なにやでチャーシューを買ってから寄ったのだが、この日、私が歩いた時間帯の小平市の推定気温は36度。
炎天下に新小平→一橋学園→鷹の台→新小平と歩いたので、帰りの武蔵野線内ではフラフラになってしまった。
皆さんも、暑い日は決して無理せず、西武線を利用しましょう(苦笑)。
瀕死の状態でジュノンに到着すると、ガムテープで補強された、味のある(?)看板が迎えてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/51/664cc09c8f748c53fd5cb0ff04286d52.jpg)
入口ドアには、主要メニューが貼ってあるが、「カツライス」500円を筆頭に、お手頃価格の商品ばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/91/fc2f2076440e9335a3cac6f33f65904d.jpg)
入店すると、13時過ぎなのに結構な混み具合。ひとつだけ開いていた2人用テーブル席に案内される。
「手ごねはんばーぐ」定食750円にしようと思ったが、「+生姜焼き」でも890円なので、そちらのセットを選択。
しばらくすると、おばちゃんがハンバーグ+生姜焼きセットを運んできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/32/f9dd8b78d5aaf751ad18353910ea2fc8.jpg)
ハシを置いてみたが、お皿はそこそこ大きく、ハンバーグはチーズが乗ったのが2個。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/00/7ff229cf98793ab75b281959023751f2.jpg)
横から見れば、主菜だけでなく生野菜もてんこ盛りなのがわかるはず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/0a/4015a84604eca9fc8617f26f6cb099c4.jpg)
ハンバーグは、ケチャップ主体と思われる酸味あるソースと、チーズのコクが好相性。
生姜焼きは、大ぶりの豚肉と玉ねぎに、甘じょっぱいタレが絡めてある、家庭的なテイスト。
ご飯はそこそこ量があったが、途中でなくなってしまったので、後半は野菜と一緒に添えられていたナポリタンを、ご飯代わりにして食べた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/80/44fe6cde7afac1857a6b17c11d294c58.jpg)
ネット情報によると、働いているご夫妻は、たまに不機嫌な態度を露わにすることもあるそうだが、
おばちゃんは、食べ終わった私に話しかけてくれたし、悪い人には思えなかった。
500円のカツライスの他にも、気になる料理があるので、もう少し涼しくなったら、ジュノンさんにも再訪しよう。
03の小川駅は、前回読者さんにおススメされ、私も以前から気になっていた『ふじや食堂』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e5/ae3db10ac371b3b8b1e1987702df65ae.jpg)
まさに「昭和の食堂」という外観だが、店内は古臭さはなく、清掃も行き届いていた。
カウンター席はなく、テーブル席のみで、働いているのは、年配のご夫婦と娘さんと思われる女性の3名。
メニューは、壁に設置してある黒板と、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/aa/a22251a915012a934692898d8cd50d14.jpg)
同じく壁のメニュー札から選択。黒板の方は、日によって一部商品が変わるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/91/971a2fffbb38eb1e251d4f315a057862.jpg)
近所のご隠居風の先客がビールを飲んでいたので、私も「キリンビール大瓶」600円を注文。奥のテーブルにいるのは、休憩中のお母さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/e7/ee1087db636a3ed110f6b06319998859.jpg)
おつまみは、「肉どうふ」300円と「マカロニサラダ」160円に、「生玉子」80円を付けた。
まずはマカサラと生玉子が、割り箸と一緒に提供され、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/66/1df445de36a983b93ad6defda53ed4a9.jpg)
肉豆腐があとからやってきた。調理担当は当然、お父さんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/bd/8b7d1db037e5e581c32ce6cb85690ba0.jpg)
いい色に味付けされた肉豆腐を、すき焼きのように溶き玉子に浸して食べる。ウマいのは書くまでもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/8a/72ff1303aff1353c002346ec8a5f01cf.jpg)
マカサラは、酸味控えめのやさしい味。定食のお供にも最適だろう。
訪問時は日曜の午後で、常連客が代わる代わる入店し、ある客はビール+おかず、別の客はご飯+おかず2品などと、独自の組み合わせを楽しんでいる。
あとから来た男性客は、お母さんや私に「すみません、ゴルフ観ていいですか?」と断ったのち、店内TVのチャンネルを変えた。
別にTVは視聴していなかったが、私より年長の方に敬語で声掛けされ、なんだか気分がいい。
私のように、電車に乗って来る客は多くなく、地元密着タイプの店舗だと思うが、お客さんのマナーは良好なようだ。
ビールを飲み終えたのが16時20分頃。こちらは17時閉店なので、お酒はやめて、残ったおかずでご飯を食べることに。
ご飯は小~大まであり、私は「小盛ライス」210円を注文したら、漬物と温かいお茶も出てきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/eb/7b488e14e24a0a3b9eef4d9de6d9b86b.jpg)
上記一式の他に紙片が置かれ、裏返してみたところ、お会計の額が記してあった。ビール大瓶付きでこの価格は安いよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/3b/b4c638e7cc1110c0d79f491042259447.jpg)
食べかけで申しわけないが、この日私が食べた、「肉どうふ定食」の全容である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/00/0b4cab4a4370c96723a1ef801b52b733.jpg)
ライス中央に残った溶き玉子を注ぎ、周辺にお肉や豆腐を乗せ、自家製肉豆腐丼を作り、ガツガツとたいらげた。
休憩を終えたお母さんが、お会計を担当してくれてたので、「ごちそうさまです」と告げて退散。
いかにも日曜の昼下がり的な、ゆったりとした時間を過ごせて、大満足である。
ところで、こちらは17時閉店のはずだが、16時45分頃でも新規客が来たりしているので、17時は入店可能時間なのかも。
02青梅街道駅は、駅から徒歩10秒の位置にある、中華食堂『あんちゃん』。
「ラーメン」や「チャーハン」、各種定食やセットメニューもあるが、私が頼んだのは好物の「餃子」と、中華屋さんでは珍しい「牛丼」。
最近の価格はわからないが、訪問時は牛丼560円、餃子が380円。ラーメンは490円だった。
カウンター席から調理作業を眺めていたが、牛丼は残念ながら自家製ではなく、パックに入った市販品を温め、玉子でとじていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/18/b3153041b30930c3c7cea0acee2045c0.jpg)
元の商品が悪いのか、お肉も少なく味はイマイチ。せめて『吉野家』の冷凍具材を使用してくれれば…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/fa/a47b9ef9bee5fb2fd50c72076dba0463.jpg)
一方、自家製っぽい餃子の方は、小ぶりながら野菜多めで、私の好きな昭和タイプ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/1f/48e84810ebd3edb3a6611553a097cec6.jpg)
この日はメニュー選択をミスったが、近いうちに再訪問し、炒め物か麺類を食べて、あんちゃんの真の実力を確かめたいものである。
最後に01扱いの新小平駅。駅から西北方面に歩いたところに、『サムライ』という以前から気になっていたお店がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a4/2c5b0607697b7ac3fecca4114a26346d.jpg)
入口看板では、「ステーキ ハンバーグ」など、洋食メニュー主体のレストランということがわかるが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/15/229cfe71a830729a94d99a5d703eee9c.jpg)
別の看板では、「うどん・そば」が加わり、さらに「ファッション」「アクセサリー」など、飲食店とは異なる業態も手掛けている様子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/94/5089df415ff0428d0a0da524189ad7a8.jpg)
謎だらけのお店(?)に興味を持ち、ネットで調べたところ、洋食店兼居酒屋との情報があり、夜に何度か行ってみたが、近年は開いておらず。
今年の春頃、昼の時間帯に訪問し、お店の方にたずねたところ、現在は【ランチ営業のみの洋食屋さん】になったようだ。
もちろん、たずねるだけでなく、お食事もさせていただく。こちらがメニュー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/fd/0f177d103d1c456b543133f8426cff91.jpg)
私は「ナポリタン」600円を注文したのだが、タバスコやフォークなどと一緒に、下記画像のお皿も運ばれてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/10/7b391de89d4768e12682c6609e7eb0b2.jpg)
生野菜の周辺にトマト、竹輪、さつま揚げが盛られ、オシャレなんだかチープなんだかわからんが(笑)、前菜が付くとはスゴイ。
その後、ナポリタン本体が登場。色からもわかるように、味付けはそこそこ濃いめ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/7e/23fe8c1e8432c99b9c304b4ddef1575b.jpg)
横アングルも撮影。なかなか量もあり、ベーコンが多めなのも嬉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/88/cc383ef6da537761f224e930a7f44880.jpg)
食べた感想は、洋食屋さんというより喫茶店のナポリタンという印象だったが、美味しいのは間違いない。
食後には、なんとアイスコーヒーまで出てきたではないか。前菜・コーヒー付きで600円とは、相当安いよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/eb/e0d48b4bda7eb61b5d2079231183834f.jpg)
勝手ながら、前回紹介した『風の色』とともに、新小平駅激安ランチの二大巨頭に推奨させていただく。
以上、新小平を含む7駅の7店を紹介してきた。こんなに素晴らしいお店が揃っている新小平駅エリアは、もっと注目されるべきだと思う。
ただ、さっきも書いたが、夏場は無理して歩かず、素直に西武線に乗ってほしい(笑)。
もうひとつ繰り返しになるが、今回で拙ブログは500回目を迎えました。読者の皆様に、深く感謝いたします。
今回は500回記念スペシャルということで、通算400回のときと同様、JR新小平駅から徒歩圏内にある飲食店を紹介。
第400回のタイトルは、「まもなく、新小平の時代が来る!」であったが、私の予想とは裏腹に、
約1年半たった現在も、時代が来ている気配はないので(苦笑)、今回タイトルの末尾には、クエスチョンマークを加えておいた。
せっかくの新小平特集なのだが、駅の外観などを撮影したことはない。駅で唯一撮影したのは、
「おお、こんなところに!」と、ついシャッターを押した、階段にいた小平市のキャラクター「ぶるべーくん」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f9/0f987bf18e4876568640682ad02f3375.jpg)
※ぶるべーくんのケーキは、『ナイトー洋菓子店』などで発売中
階段での撮影なんて、他の駅なら通報されそうだが、前回記したように新小平駅は利用者が少なく、このときも、私以外に階段利用客は不在。
とはいえ、新小平駅は周辺に有名な観光地こそないが、たくさんの西武線駅があり、
西武線からJRに乗り換えるユーザーや、西武線代をケチりたい私には、貴重な駅なのである。
今回も前回と同様、新小平駅から徒歩圏内で、下記地図で距離順に数字が付いている駅(新小平は01扱い)にある飲食店を紹介していく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/4c/24b1c2ccafef48d5f53a7e61c0321afd.png)
ただ、08の小平駅と09の久米川駅は、さすがの私も「新小平からの徒歩はツラい」と感じたため除外した。
まずは一番遠い、07の八坂駅からは、居酒屋兼食堂の『川島屋』をピックアップ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e3/aa1af265b19c05adcfa08cbf7c1305f3.jpg)
ノレンに「酒店」と記してあるように、以前は酒屋さんだったようで、現在もドリンク類の種類は豊富。
おつまみも揃っているが、こちらの名物は、ソースかつ丼と、鶏肉の山賊焼き。
下記は「もも山賊」1100円。名称こそ山賊「焼き」だが、実際は揚げ物である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/51/ae461cf2a879f7fc80e4febba5e4c613.jpg)
鶏の唐揚げとチキンカツのいいとこ取りのような、噛み応えのあるボリューミーな逸品で、酒が進んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/8c/e2bddf667a6a0091e69dda9ffae210d4.jpg)
男性店主も気さくな方で、初見の私にも話しかけてくれた。なので川島屋さんには、この後も何度か通っている。
続いては06の一橋学園駅。そもそも、私が新小平で下車する理由の大半は、一橋学園の『なにや』でチャーシューを買うためである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ca/461348ef3a93391d9e7c6c87e6a54b4f.jpg)
一橋学園駅周辺では何度も食事をしているが、今回はその中の一軒、『れすとらん たいこう』を紹介。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b2/d2a20861438029ca416164eac8af1afc.jpg)
店内はテーブル席のみ。厨房から男性シェフが出てきて、「いらっしゃい」と声をかけてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/7e/cff3f820de4a14d04d7bf276de89093f.jpg)
下記メニュー表から、ライス・味噌汁付の「ハンバーグ」850円を選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9b/3767e35278bd467cd175a32ff1ab9362.jpg)
数分後、シェフが調理し自ら配膳する、ハンバーグセットが登場。お盆で提供されお箸で食べる、「日本の洋食」スタイルだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e6/73ef24fb51683ff0cacb76d591e0c00b.jpg)
ご飯、味噌汁、たくわんが付き、ハンバーグには人参とピーマンのソテーにポテトフライが添えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/fd/594cf408d03965127cbd0eee2609b747.jpg)
マッシュルーム入りソースがかかったハンバーグは、どこか懐かしさを感じる、派手さはないが真面目に作られたのがわかる味わい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/1f/61c9ae8da0fe5e484ce9463933b91df7.jpg)
温厚そうなシェフに見送られて退店。昭和時代にタイムスリップしたような、落ち着いた時間を過ごせたよ。
05は、前回は食事したことがなかった萩山駅。つい先日、駅前の『じろえもん』というお店に行ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/79/f8d8b8d5098e1f9563162fb70e7283f2.jpg)
こちらも、食堂兼居酒屋のようなので、ランチタイムだったけど「サッポロ黒ラベル瓶」600円を注文。
つまみとして、下記定食メニューから、「ミックス3品」990円の単品をお願いしたのだが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/64/d3710fea315af31fd4ae5462d60a3594.jpg)
昼の部があと20分ほどで終了と気付き、あわてて定食に変更してもらう。ビールもやめればよかったか。
終了直前の入店にもかかわらず、気さくに迎え入れてくれ、しかも酒類の注文を拒まなかった、男性店主に好印象。
ビールを飲みながら待つこと数分、ミックスフライ3品の定食が完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/69/d115a66de6b06fa687d5328ff1198db3.jpg)
ご飯と大根とお揚げの味噌汁、鶏唐揚げ、コロッケ、アジフライに、付け合わせはキャベツではなくレタス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c8/e8d80c81f4c9b759d932e4e6aec14d69.jpg)
さらにポテサラ、ピリ辛こんにゃく、奈良漬けと副菜陣も揃っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/fd/e60e06cf4053320fbd38ba88a1268348.jpg)
ご飯はしっかり炊けているし、味噌汁の出汁加減や、フライの揚げ具合や味付けも、すべて絶妙。
奇をてらわぬ万人受けする定食であり、じっくり味わいたかったが、昼の閉店時間が迫っている(汗)。
店主さんは、あわてて飲み食いする私を見て、「(時間は)気にせずゆっくりお召し上がりください」と、2度声掛けしてくれた。
ではお言葉に甘えて…とゆっくり食べるほど、私も図々しくない。急いで食べたつもりだが、14時を少し過ぎてしまった。
会計時、「遅くまですみません」とお詫びし、「今度は夜、ゆっくり飲みに来ます」と告げて退散。
「ありがとうございます。またよろしくお願いします」と応じてくれた店主さんに会いに、近日中に飲みに行こう。
04も、行きつけの店がなく、前回はスルーした鷹の台駅。今回は、老舗洋食店の『ジュノン』で食事をしてきた。
なにやでチャーシューを買ってから寄ったのだが、この日、私が歩いた時間帯の小平市の推定気温は36度。
炎天下に新小平→一橋学園→鷹の台→新小平と歩いたので、帰りの武蔵野線内ではフラフラになってしまった。
皆さんも、暑い日は決して無理せず、西武線を利用しましょう(苦笑)。
瀕死の状態でジュノンに到着すると、ガムテープで補強された、味のある(?)看板が迎えてくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/51/664cc09c8f748c53fd5cb0ff04286d52.jpg)
入口ドアには、主要メニューが貼ってあるが、「カツライス」500円を筆頭に、お手頃価格の商品ばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/91/fc2f2076440e9335a3cac6f33f65904d.jpg)
入店すると、13時過ぎなのに結構な混み具合。ひとつだけ開いていた2人用テーブル席に案内される。
「手ごねはんばーぐ」定食750円にしようと思ったが、「+生姜焼き」でも890円なので、そちらのセットを選択。
しばらくすると、おばちゃんがハンバーグ+生姜焼きセットを運んできた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/32/f9dd8b78d5aaf751ad18353910ea2fc8.jpg)
ハシを置いてみたが、お皿はそこそこ大きく、ハンバーグはチーズが乗ったのが2個。
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横から見れば、主菜だけでなく生野菜もてんこ盛りなのがわかるはず。
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ハンバーグは、ケチャップ主体と思われる酸味あるソースと、チーズのコクが好相性。
生姜焼きは、大ぶりの豚肉と玉ねぎに、甘じょっぱいタレが絡めてある、家庭的なテイスト。
ご飯はそこそこ量があったが、途中でなくなってしまったので、後半は野菜と一緒に添えられていたナポリタンを、ご飯代わりにして食べた。
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ネット情報によると、働いているご夫妻は、たまに不機嫌な態度を露わにすることもあるそうだが、
おばちゃんは、食べ終わった私に話しかけてくれたし、悪い人には思えなかった。
500円のカツライスの他にも、気になる料理があるので、もう少し涼しくなったら、ジュノンさんにも再訪しよう。
03の小川駅は、前回読者さんにおススメされ、私も以前から気になっていた『ふじや食堂』。
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まさに「昭和の食堂」という外観だが、店内は古臭さはなく、清掃も行き届いていた。
カウンター席はなく、テーブル席のみで、働いているのは、年配のご夫婦と娘さんと思われる女性の3名。
メニューは、壁に設置してある黒板と、
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同じく壁のメニュー札から選択。黒板の方は、日によって一部商品が変わるようだ。
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近所のご隠居風の先客がビールを飲んでいたので、私も「キリンビール大瓶」600円を注文。奥のテーブルにいるのは、休憩中のお母さん。
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おつまみは、「肉どうふ」300円と「マカロニサラダ」160円に、「生玉子」80円を付けた。
まずはマカサラと生玉子が、割り箸と一緒に提供され、
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肉豆腐があとからやってきた。調理担当は当然、お父さんだ。
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いい色に味付けされた肉豆腐を、すき焼きのように溶き玉子に浸して食べる。ウマいのは書くまでもない。
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マカサラは、酸味控えめのやさしい味。定食のお供にも最適だろう。
訪問時は日曜の午後で、常連客が代わる代わる入店し、ある客はビール+おかず、別の客はご飯+おかず2品などと、独自の組み合わせを楽しんでいる。
あとから来た男性客は、お母さんや私に「すみません、ゴルフ観ていいですか?」と断ったのち、店内TVのチャンネルを変えた。
別にTVは視聴していなかったが、私より年長の方に敬語で声掛けされ、なんだか気分がいい。
私のように、電車に乗って来る客は多くなく、地元密着タイプの店舗だと思うが、お客さんのマナーは良好なようだ。
ビールを飲み終えたのが16時20分頃。こちらは17時閉店なので、お酒はやめて、残ったおかずでご飯を食べることに。
ご飯は小~大まであり、私は「小盛ライス」210円を注文したら、漬物と温かいお茶も出てきた。
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上記一式の他に紙片が置かれ、裏返してみたところ、お会計の額が記してあった。ビール大瓶付きでこの価格は安いよね。
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食べかけで申しわけないが、この日私が食べた、「肉どうふ定食」の全容である。
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ライス中央に残った溶き玉子を注ぎ、周辺にお肉や豆腐を乗せ、自家製肉豆腐丼を作り、ガツガツとたいらげた。
休憩を終えたお母さんが、お会計を担当してくれてたので、「ごちそうさまです」と告げて退散。
いかにも日曜の昼下がり的な、ゆったりとした時間を過ごせて、大満足である。
ところで、こちらは17時閉店のはずだが、16時45分頃でも新規客が来たりしているので、17時は入店可能時間なのかも。
02青梅街道駅は、駅から徒歩10秒の位置にある、中華食堂『あんちゃん』。
「ラーメン」や「チャーハン」、各種定食やセットメニューもあるが、私が頼んだのは好物の「餃子」と、中華屋さんでは珍しい「牛丼」。
最近の価格はわからないが、訪問時は牛丼560円、餃子が380円。ラーメンは490円だった。
カウンター席から調理作業を眺めていたが、牛丼は残念ながら自家製ではなく、パックに入った市販品を温め、玉子でとじていた。
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元の商品が悪いのか、お肉も少なく味はイマイチ。せめて『吉野家』の冷凍具材を使用してくれれば…。
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一方、自家製っぽい餃子の方は、小ぶりながら野菜多めで、私の好きな昭和タイプ。
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この日はメニュー選択をミスったが、近いうちに再訪問し、炒め物か麺類を食べて、あんちゃんの真の実力を確かめたいものである。
最後に01扱いの新小平駅。駅から西北方面に歩いたところに、『サムライ』という以前から気になっていたお店がある。
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入口看板では、「ステーキ ハンバーグ」など、洋食メニュー主体のレストランということがわかるが、
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別の看板では、「うどん・そば」が加わり、さらに「ファッション」「アクセサリー」など、飲食店とは異なる業態も手掛けている様子。
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謎だらけのお店(?)に興味を持ち、ネットで調べたところ、洋食店兼居酒屋との情報があり、夜に何度か行ってみたが、近年は開いておらず。
今年の春頃、昼の時間帯に訪問し、お店の方にたずねたところ、現在は【ランチ営業のみの洋食屋さん】になったようだ。
もちろん、たずねるだけでなく、お食事もさせていただく。こちらがメニュー。
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私は「ナポリタン」600円を注文したのだが、タバスコやフォークなどと一緒に、下記画像のお皿も運ばれてきた。
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生野菜の周辺にトマト、竹輪、さつま揚げが盛られ、オシャレなんだかチープなんだかわからんが(笑)、前菜が付くとはスゴイ。
その後、ナポリタン本体が登場。色からもわかるように、味付けはそこそこ濃いめ。
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横アングルも撮影。なかなか量もあり、ベーコンが多めなのも嬉しい。
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食べた感想は、洋食屋さんというより喫茶店のナポリタンという印象だったが、美味しいのは間違いない。
食後には、なんとアイスコーヒーまで出てきたではないか。前菜・コーヒー付きで600円とは、相当安いよ。
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勝手ながら、前回紹介した『風の色』とともに、新小平駅激安ランチの二大巨頭に推奨させていただく。
以上、新小平を含む7駅の7店を紹介してきた。こんなに素晴らしいお店が揃っている新小平駅エリアは、もっと注目されるべきだと思う。
ただ、さっきも書いたが、夏場は無理して歩かず、素直に西武線に乗ってほしい(笑)。
もうひとつ繰り返しになるが、今回で拙ブログは500回目を迎えました。読者の皆様に、深く感謝いたします。