syuの日記・気まま旅

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森に囲まれた明治神宮

2011-02-06 | syu散歩
「代々木」の地名は、江戸時代加藤清正下屋敷から、滋賀県彦根藩主井伊家下屋敷の邸内に、代々の大木「モミの木」から代々木となった。
この名木昭和20年戦災で焼失。井伊家時代、この木を物見に使い、遠目鏡で東京湾に侵入する黒船を見張ったとある。

代々木公園
  


明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、清らかで森厳な内苑がある。
内・外苑一帯にわたって鬱蒼と茂った緑したたる常磐の森は、神宮御鎮座にあたり、全国から献木されたおよそ10万本、365種の人工林で、
面積は70万平方メートル、国民の心のふるさと、憩いの場所として親しまれている。

初詣は例年日本一の参拝者数を集める神社としても知られ、大相撲横綱土俵入りや、こどもの祭まで幅広い祭典と行事、厄祓い、祈願をおこなっている。
加藤清正が掘ったと言われる清正の井や、明治天皇により昭憲皇太后のために植えられた、美しい花菖蒲など、多くある。

歩道橋の柱に描かれた絵
  
原宿駅、明治神宮前にある橋。 大正9年に最初の神宮橋が竣工し60年あまり使用されたが、老朽化により昭和57年9月再架橋された。

 
    


明治天皇 1852-1912 122代天皇 (孝明天皇の第2皇子)江戸を東京と改め明治と改元。
版籍奉還、廃藩置県によって国家統一し、日本の資本主義上昇期の天皇。

 
  

  

五箇条の御誓文(1868)五か条

 1、広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ。

 1、上下心ヲ一ニシテ盛ニ経綸ヲ行フベシ。

 1、官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ゲ人心ヲシテ倦マザラシメンコトヲ要ス。

 1、旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クベシ。

 1、智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スベシ。

我国未曽有ノ変革ヲ為サントシ,朕躬ヲ以テ衆ニ先ンジ,天地神明ニ誓ヒ,大ニ斯国是ヲ定メ万民保全ノ道ヲ立ントス。
衆亦此旨趣ニ基キ協力努力セヨ。


  

  

久し振りに明治神宮に詣でた。この日は平日であったが、思わぬ混雑で中国の旅行者が大勢だった。最近気が付くとどこへ行っても、
中国の方々が多いので驚いている。少なくなったとはいえ、観光地も整備して大事にしていってほしい。

次回は竹下通りから東郷神社へ。