5年ほど前に、思い切って手元にあった80%ほどの本を整理した。その時に手を付けなかった本箱を整理しようと思いたった。入っているのは20代の時に、勢いで買ってしまった「近代文学館・名著復刻全集」である。ずい分な値段だったと思うが、明治、大正、昭和初期の頃の手作り感いっぱいの装丁に魅せられたのは確かである。「定年退職して時間ができたらゆっくりと読もう」などと言っていたが退職して14年となる今も、本棚の奥に並べられたまま手つかず状態であった。自分のいい加減さを見るのが嫌で目を背けていた面も否定できない。
元日の令和6年能登半島地震で正月気分が吹き飛ばされ、「断捨離スイッチ」がONになり、何となく置いていたものをためらうことなく捨てることができる心理状態になった。
次女の洋室の部屋を、退職した時に畳ユニットを入れて和洋折衷の部屋にDIYした。「掘りごたつのある部屋があったらいいなあ」という思いが強くあった。今、ユニット畳の下の部分が捨てようか迷ったものを保管しておく最終処分前の中間貯蔵スペースになっている。その一畳部分に果実酒を作るための大口ガラス瓶が7個ほどあった。実家や知人から瓶ごと梅酒、カリン酒などをもらってくることが多くいつのまにか空瓶が10個以上たまってしまった。棚に3~4個入れてあるがそれ以外は場所を取るし、もう果実酒を作ることもしなくなってきたので畳の下に入れっぱなしになっていた。
それらを缶・ビンの収集日に全部処分したので空のスペースが生まれた。「ここに名著復刻版全集を収納すればいいのでは!」と閃いたのですぐに行動に移した。
行きあたりばったりで適当にしたがちょうど一畳分のスペースにうまく収まった。
気が向けば取り出して掘りごたつで読書ということもできるので一歩前進と満足している。
しばらくは、片付け生活が続きそうである。
元日の令和6年能登半島地震で正月気分が吹き飛ばされ、「断捨離スイッチ」がONになり、何となく置いていたものをためらうことなく捨てることができる心理状態になった。
次女の洋室の部屋を、退職した時に畳ユニットを入れて和洋折衷の部屋にDIYした。「掘りごたつのある部屋があったらいいなあ」という思いが強くあった。今、ユニット畳の下の部分が捨てようか迷ったものを保管しておく最終処分前の中間貯蔵スペースになっている。その一畳部分に果実酒を作るための大口ガラス瓶が7個ほどあった。実家や知人から瓶ごと梅酒、カリン酒などをもらってくることが多くいつのまにか空瓶が10個以上たまってしまった。棚に3~4個入れてあるがそれ以外は場所を取るし、もう果実酒を作ることもしなくなってきたので畳の下に入れっぱなしになっていた。
それらを缶・ビンの収集日に全部処分したので空のスペースが生まれた。「ここに名著復刻版全集を収納すればいいのでは!」と閃いたのですぐに行動に移した。
行きあたりばったりで適当にしたがちょうど一畳分のスペースにうまく収まった。
気が向けば取り出して掘りごたつで読書ということもできるので一歩前進と満足している。
しばらくは、片付け生活が続きそうである。