素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

片づけのおかげで「書見台」見つかる!

2024年01月22日 | 日記
 高校を卒業してから、浪人、大学生活を名古屋で5年、枚方に就職が決まり香里園の叔父の家に3ヶ月間借りさせてもらい、松屋町の文化住宅に移った。結婚をして3度引越しをして今に至る。

 引越しのたびに所有物は整理されるが、中には長く一緒のものもある。杉の木目を生かして掘られた干支の「うさぎ」と「ひつじ」の置き物は中学校の修学旅行で東京、箱根に行った時に土産で買ったものだ。卯年の私と未年の弟が頭にあった。ただ、限られた小遣いの中での買い物だったので2つを買ったら他はほとんど買えなかった。家に帰って土産を見せた時大笑いされた。以来、ウサギの耳が少し欠けたが2匹とも私について移動している。かれこれ60年近くなる。
 今回の「大片づけ」で 6年近く行方不明だった書見台が見つかった。この書見台は大学の時に文学好きの友人の真似をして丸善で購入したもので50年以上の付き合いとなるが行方不明となってしまいあきらめかけていた。

 洋服ダンスの上に積んでいたAmazonの箱を開けてみるとポーチやカード、ホッチキス、マジックなど雑多な小物が入っていた。そしてその底に潜んでいた。前回の片づけモードの時に後から整理しようととりあえずゴチャゴチャしたものを箱に詰めて見栄えを整えたのだが、そのまま放置してしまったのである。

 代わりのものを店で探したが、タブレット、スマホの時代に本のための書見台は見つからなかった。タブレット用のものを買ってみたがページを押えるところに難があった。「こんな所にいたのか」と思わず声を出してしまった。シンプルな作りだがとても機能的で気に入っている。再び、読書のお供になってもらおう。

 時々は、棚卸しのように引き出し、箱、袋などを点検、整理することが大切だと強く思った。

コメント
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