素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

阪神淡路大震災から29年

2024年01月17日 | 日記
 夜勤から帰って来た息子が開口一番「もう29年経ったんやな」と感慨深げだった。息子は高校生、私は今の息子よりも2歳若い43歳であった。時間の流れを感じてもおかしくはない。私は招提中に転勤した2年目で3年生を担当していた。二人とも歳を重ねたと苦笑いである。

 今年のテーマは「ともに」であった。阪神淡路大震災の昔話と能登半島地震の今のことが交互に話題となる。先日、大学時代に能登方面へ旅行をしたことをブログに書いた見附島(軍艦島)のことを息子にも話すと「その島、かなり崩れたみたいやで」とYouTubeを見せてくれた。前回の地震でも少し崩れたみたいだが、今回の崩れはその比ではないことがよくわかった。思い出の地であっただけに嘆息をつくばかり。熊本城や阿蘇神社は時間をかければ復興もできるが、自然が造りあげたものはそうもいかず残念である。
#shorts 【能登半島地震】ドローン映像 観光名所「見附島」 地震で崩れる | TBS NEWS DIG


 2つの地震のことが今日はどの局でも数多く取り上げられていた。それらを見ていて、我が家ではトイレ対策をしておかないといけないと思った。水や非常食は備蓄しているし、オール電化なので停電対策でカセットコンロも用意しているが、トイレに関しては無防備。両被災地に共通しているのは「トイレ問題」。遭遇したくはないが、南海トラフへの備えをしなければ、教訓が生かされたとはいえない。まずは自分のできることを!
コメント
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