素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

星田神社とんど焼き

2024年01月14日 | 日記
 基本的にとんど焼きは1月15日(小正月)の行事だが、今年は平日にあたるため日曜日の今日行なわれている所が多いみたいだ。隣の星田西の自治会や藁で作られた大きな干支で知られている高倉も予定されている。星田山手は昨日、ふれあい広場で「新春安全祈願祭」を行い、そこに持ち寄られた正月の飾りをまとめて今日星田神社へ運び、星田神社のとんど焼きで焚き上げる。

 昨日のような北風が強く吹く冬空の天気だと難儀だと心配していたが、昨日とは打って変わった青空で、風も微風ととんど焼きにはもってこいの天候になった。

 どんど焼きには、正月飾りを目印に家にきてくださった年神様を、正月飾りを燃やした煙とともに見送るという意味もある。縁起物を燃やして、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、無病息災を願うのだが、今年は能登半島地震でスタートしたこともあり、しめやかに執り行われた。

   

 平安時代の宮中行事で1月15日の夜に正月飾りや授与品をお焚き上げする「左義長」がとんど焼きの元であり、これが庶民にも伝わって現在のとんど焼きになったという説もある。
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