続・知青の丘

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短歌俳句誌「We」より<4月3日>の一句(第6号)

2020-04-03 22:02:01 | 俳句
飛ばなくていい両翼や花の雨    瀬角龍平

もしも私に翼があったとしたら、
やはり飛ぼうとすると思う。
もっと言えば、
上手く飛べなくて必死にもがいているだろう。

そんなとき、「飛ばなくていいよ、
せめて、満開の桜が咲いているときに降る、
雨の日には翼を休めようよ」
などと言われたら、
あなたはどうしますか。

花の雨は、花散らしだろうけれど、
花見にも行けないから、
ソワソワして落ち着かない気持ちには
逆に優しくもある。

この句の「花の雨」は動かない。

頑張りすぎている人に贈る言葉かな~。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
きょうの孫守は12時保育園迎えから18時まで。
すごくなついてしまって、
帰らなくてはいけないよ
と言った時、
急に顔色が曇ってきて泣き出した。



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