俳句鼎 妙 47号より知青選
コンビニへ行く右肩は雪に濡れ 泉屋健一
諸行無常包み隠さず日脚伸ぶ 銀河徹朗
段落のかたまり鷹の樹のたわみ 斎藤秀雄
母の手を払ひて向かう北風へ 千 一尋
親心痛みて年酒浴びにけり 水輝将女
母ふたり傍らに酌む年酒かな 小田桐妙女
We同人の小田桐妙女さんが
2009年から発行してあります。
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昨日は、懸案の免許更新に行ってきました。
3月生まれなのでだいぶ期日が迫っていて、
ホッとしました。
ゴールドなので講習は30分で済んだのですが
結局2時間は建物内にいました。
しかし、換気とか人と人の間隔とか
とても気を付けてありました。
ご紹介の「コンビニへ行く右肩は雪に濡れ」は、思い浮かべた情景から想像が広がりため息が出ました。
たったこれだけの文字なのに・・・俳句って恐ろし凄いです。
恐らく似たようなことを思い浮かべましたかね~。
恋人(あるいは不倫相手かも。どちらかというとこちらの方が面白いかな。)と、あいあい傘を差しながら、相手が濡れないように気遣って・・・自分の身体はほてっている。
この「雪」は外せない。
一人称俳句として鑑賞することはなくて・・・。