辺見じゅん「水に映す」よりいくつか~
*をみなにもうろこのありて瞬時にも人は老ゆると塩のごとき夜 (をみな・・・おんな)
*ざうざうと影の伸びゆく夜が来て父なき家に父のこゑ聞く
*遥かなる空はるかなる人の息 鳥類のねむりひたすらならん
*しづかなる罪を持ちたる喉仏みなづきの夜を閑古鳥のこゑ
*散る花のうへにまた散るねぶの花みつめて母と歩を合わすなり
*この木まで登ってきたか蝉の殻 歩哨のごとき木のかたはらに
*月よみの世の夕ぐれを緋のめだか鉢の中にて思惟もつごとし
・・・・・・個人的にはこういうのが好きだな。
…絶句…
なんでしょうこの説得力はw(゚o゚)w
短歌って、すごい!
こんなに短いのに!
今日、すごい偶然がありました。通勤の電車に乗り合わせた4人のご紳士とご婦人。何やら書類を見ながら打ち合わせをしてまして、盗み見たら…
「新宿会場千葉県短歌表彰会」…
は!歌人だ歌人だ!この人達歌人だ!!で、ふと一人のご婦人を見ると…あれ!?あれ?あれーー!
声を掛ける間もなく私は駅に着いてしまったんですが、あれは小学校1年のときの担任のS先生だった気がする…専門はそういや国語でした。
なんだか、短歌づいてる今日このごろです。ふだんのなにげないコラムを綴るときには必ず一句詠もうかなと思いました!
家にある短歌の本は、百人一首しかなく、現代短歌は全くスルーな領域でしたが、短歌色々知りたくなりましたよ!
知青さんの句集、ぜひぜひ予約させてください!
ありがとうございます!!