『らしきものたち』
2020いわさき楊子川柳集
(7.5×10.5センチほどの小さな手作りの川柳集)
全36句より共鳴句9句by知青
欲望も夢もならべてある出窓
出窓といえば、
1973年12月発売の小坂明子「あなた」の歌詞を思い出す。
当時よお~くラジオで掛かっていて、
学生寮の部屋で何度聴いたことだろう。
”もしもわたしが家を建てたなら~”
まさに、若さゆえの
そしてモラトリアムであるがゆえの欲望と夢に
満たされていたような気がする
萌えながら身辺整理しています
投げ入れの百合の視線が定まらぬ
吊革を終の棲家とする手首
カレンダー真っ白ですが下着買う
プチプチが終われず林檎ジャム焦がす
鎖骨から立てば怖れるものはない
しっかりと洗って捨てる仮の蓋
引き出しに賞味期限のある産毛
いよいよ成層圏へと飛んでいくらしい。
(2021年2月18日朝)
寒の戻りがきつくて熊本でも雪が舞い
夜中にはうっすらと~
まだら雪
このところ、
『We』11号の校正から納品までのあいまあいまに
韓国ドラマにハマって観ています。
何を観ているかというと
「あやしいパートナー Distiny lovers」
と
「無法弁護士~最高のパートナー」
両方とも弁護士ものです。
GYAO無料で
一週間に一度、2話分更新されるので
他のことしつつ丁度いい感じで観ることができます。
でも学べば学ぶほど違うということに気づきます。あれはあれ、それはそれ、これはこれともう楽しむしかありません。
知青の丘さまご紹介ありがとうございました。
>よーこ さんへ
作品を書いた方が
俳句ですといえば俳句
川柳ですと言えば川柳と
思っています。