積もるまでの雪ではないかベートーヴェン 中山宙虫
連作「冬のクラシック全集」の10句中の一句。
ベートーヴェンに、雪を取り合わせた作者のセンスが秀逸のような気がする。
「積もるまでの」と言われれば、ベートーヴェンの叶わぬ恋、「不滅の恋」を思わせるから。それは、いつまでも降りしきり積もらない雪と重なり合うように思える。
しかし、この恋雪は死ぬまで降り続き、ひとりごころには積もりに積もるのだ。
そして叶わぬ恋は、「エリーゼのために」から「歓喜の歌」に変わるだろう。
きょうは、ちょっと寒くなりましたが、
昼間はずっと暖房器具は使わなくて済みました。
18時頃の外気温は12℃
22時には5℃まで下がっています。
関東のほうでは昨日と打って変わって雪が降ったとか・・・
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