陶芸ブログ「ひとりごと」

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練り上げ技法

2010-11-09 | Weblog
今日は、日中は暖かかったですが、夕方急に寒くなりましたね。

遅すぎですが、ようやく冬物への衣替えを行ったまちゃぷです。

昨日ようやく、ピンクバラの練り上げの成形作業がひと段落つきました。

画像は楕円皿です。


現在、ゆっくり乾燥中。

私が、練り上げ技法に興味を持ったきっかけは、1997年の日本伝統工芸展で、伊藤赤水氏の無名異練上花紋鉢を見たことです。

凄い迫力があって、実物を見たときのインパクトは本当に強かったです。

どうやって、こんな模様が出来るんだろうと興味が湧きました。
それから練り上げをたまに取り入れながら、ここ数年は作品の結構な割合を占めるようになってきました。

元々、色粘土でマーブル模様を作るのが好きでしたので、とりつきやすかったこともありますね。

上絵付けと比較すると、気遣いなく使える丈夫さを維持したまま装飾が出来るので、食器向きです。

最近は、土の種類をかえてチャレンジしてみたいとも思っています。

とりあえずは、今手元にある土を少し使って整理してからかな。