原発事故と絡んで放射線関係のことが毎日話題に上っているが、放射線計測はシンチレーション式で行われる場合が多く、計測される放射線はガンマ線が多い。
ところで、ガンマ線は光や電波・遠赤外線・X線といった電磁波の仲間なのである。
同じ電磁波でありながら、波長の違いにより下記のように分類され、人類の日常生活に不可欠な働きをしている。
ガンマ線
放射線で人体にとって有害である。
γ線=ガンマ線(波長が10pm<ピコメータ>より短い電磁波 放射線の一種<α線 β線 γ線>)
エックス線
レントゲンやCT・MRIで使用
X線=エックス線(波長が1pm<ピコメータ 一兆分の一>―10nm<ナノ 十億分の一> レントゲンに使用)
紫外線
殺菌作用がある。人体に日焼けを起こし有害。化粧品や衣服・サングラスのUVカットのUVは紫外線の種類の頭の記号。
(波長が10nm―400nm<ナノ 十億分の一>)
UV-A (波長 315–380 nm)メラミンを褐色化 細胞の活性化
UV-B (波長 280–315 nm)日焼けを起こす 細胞がメラミン生成する。
UV-C (波長 200–280 nm)強い殺菌作用があり、生体に対する破壊性が最も強い。
オゾン層でブロックされているがオゾンホールが出来ると地表に届く。
光
光で我々は物の形や色を見ている。
可視光線=光 (波長 360nm―830nm<JIS Z8120の定義>電磁波のうち、人間の目で見える波長のもの。)
JIS Z8120の定義によれば、可視光線に相当する電磁波波長の下界/上界は、それぞれおおよそ360 nm~400 nm/760 nm~830 nmである。
紫380-450nm 青450-495nm 黄色570-590nm 赤620-750nm
(ウイキペディア 可視光線より<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E8%A6%96%E5%85%89%E7%B7%9A>)
人間が感じる可視光線の元 太陽の光発生のメカニズム
太陽中心部における水素の核融合により、ガンマ線が発生する。
ガンマ線は、1500万Kという高温のために固定されずに飛び交っている電子や陽子により直進を阻害される。
直進を阻害されたガンマ線は、近くのガスに吸収されてエックス線として放出される。
エックス線は、ガスへの吸収と放出を繰り返し、直進できるほどの外側部に到達した頃には、周波数が下がり可視光線や赤外線、紫外線となる。
外側部の可視光線、赤外線、紫外線は、太陽光として放射される。
(ウイキペディア 太陽光より)
赤外線
絶対0度(-273℃)にならない限り、すべての物体は赤外線をだしている。
焚き火なりストーブや高温の物は赤外線を出していて、我々は赤外線の輻射熱を利用して暖をとることも多い。
波長が0.7μm<マイクロメータ 百万分の一>―1mm<ミリメータ 1千分の一 輻射熱・暖房)
近赤外線(波長 0.7 - 2.5μm)の電磁波、赤外線カメラ 赤外線通信 リモコンに利用
中赤外線(波長 2.5 - 4μm)の電磁波
遠赤外線 (波長 4―1000μm) の電磁波 物体からは必ず放射される。
「遠赤外線は体に深く浸透するので、体の芯から温かくなる」というように書かれた暖房器具の広告が見受けられますが、これは誤りです。
遠赤外線の持つエネルギーは、皮膚表面から約200μm(0.2mm)の深さで、ほとんど吸収されてしまい、熱に変わります。 その熱が血液などにより体の内部(芯)まで効率よく伝わり体を温めているのです。
近赤外線は、皮膚表面から数ミリメートルの深さまで浸透します。
(社)遠赤外線協会 「遠赤外線とは」より(http://www.enseki.or.jp/tokusei.html)
電波
携帯・TV・ラジオ・無線・電子レンジその他様々なところで日常使用されている。
(波長が1mm以上)
三百万メガヘルツ以下の周波数の電磁波(光速を周波数で割ると波長になる)
例:300GHZの電波の波長は1mm 潜水艦で使う300HZの波長は1000km
電子レンジは2.45GHZ=2.45X(10の9乗)。(k:キロ10の3乗 M:メガ6乗 G:ギガ9乗)
周波数により多種類に分類されている(例 ミリ波 極超短波 短波 中波 長波)
参考
単位 ピコ ナノ マイクロ ミリ キロ メガ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%8E)
例 距離の5km ラジオの周波数1230kHZ CDの記録容量700メガバイト
ところで、ガンマ線は光や電波・遠赤外線・X線といった電磁波の仲間なのである。
同じ電磁波でありながら、波長の違いにより下記のように分類され、人類の日常生活に不可欠な働きをしている。
ガンマ線
放射線で人体にとって有害である。
γ線=ガンマ線(波長が10pm<ピコメータ>より短い電磁波 放射線の一種<α線 β線 γ線>)
エックス線
レントゲンやCT・MRIで使用
X線=エックス線(波長が1pm<ピコメータ 一兆分の一>―10nm<ナノ 十億分の一> レントゲンに使用)
紫外線
殺菌作用がある。人体に日焼けを起こし有害。化粧品や衣服・サングラスのUVカットのUVは紫外線の種類の頭の記号。
(波長が10nm―400nm<ナノ 十億分の一>)
UV-A (波長 315–380 nm)メラミンを褐色化 細胞の活性化
UV-B (波長 280–315 nm)日焼けを起こす 細胞がメラミン生成する。
UV-C (波長 200–280 nm)強い殺菌作用があり、生体に対する破壊性が最も強い。
オゾン層でブロックされているがオゾンホールが出来ると地表に届く。
光
光で我々は物の形や色を見ている。
可視光線=光 (波長 360nm―830nm<JIS Z8120の定義>電磁波のうち、人間の目で見える波長のもの。)
JIS Z8120の定義によれば、可視光線に相当する電磁波波長の下界/上界は、それぞれおおよそ360 nm~400 nm/760 nm~830 nmである。
紫380-450nm 青450-495nm 黄色570-590nm 赤620-750nm
(ウイキペディア 可視光線より<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E8%A6%96%E5%85%89%E7%B7%9A>)
人間が感じる可視光線の元 太陽の光発生のメカニズム
太陽中心部における水素の核融合により、ガンマ線が発生する。
ガンマ線は、1500万Kという高温のために固定されずに飛び交っている電子や陽子により直進を阻害される。
直進を阻害されたガンマ線は、近くのガスに吸収されてエックス線として放出される。
エックス線は、ガスへの吸収と放出を繰り返し、直進できるほどの外側部に到達した頃には、周波数が下がり可視光線や赤外線、紫外線となる。
外側部の可視光線、赤外線、紫外線は、太陽光として放射される。
(ウイキペディア 太陽光より)
赤外線
絶対0度(-273℃)にならない限り、すべての物体は赤外線をだしている。
焚き火なりストーブや高温の物は赤外線を出していて、我々は赤外線の輻射熱を利用して暖をとることも多い。
波長が0.7μm<マイクロメータ 百万分の一>―1mm<ミリメータ 1千分の一 輻射熱・暖房)
近赤外線(波長 0.7 - 2.5μm)の電磁波、赤外線カメラ 赤外線通信 リモコンに利用
中赤外線(波長 2.5 - 4μm)の電磁波
遠赤外線 (波長 4―1000μm) の電磁波 物体からは必ず放射される。
「遠赤外線は体に深く浸透するので、体の芯から温かくなる」というように書かれた暖房器具の広告が見受けられますが、これは誤りです。
遠赤外線の持つエネルギーは、皮膚表面から約200μm(0.2mm)の深さで、ほとんど吸収されてしまい、熱に変わります。 その熱が血液などにより体の内部(芯)まで効率よく伝わり体を温めているのです。
近赤外線は、皮膚表面から数ミリメートルの深さまで浸透します。
(社)遠赤外線協会 「遠赤外線とは」より(http://www.enseki.or.jp/tokusei.html)
電波
携帯・TV・ラジオ・無線・電子レンジその他様々なところで日常使用されている。
(波長が1mm以上)
三百万メガヘルツ以下の周波数の電磁波(光速を周波数で割ると波長になる)
例:300GHZの電波の波長は1mm 潜水艦で使う300HZの波長は1000km
電子レンジは2.45GHZ=2.45X(10の9乗)。(k:キロ10の3乗 M:メガ6乗 G:ギガ9乗)
周波数により多種類に分類されている(例 ミリ波 極超短波 短波 中波 長波)
参考
単位 ピコ ナノ マイクロ ミリ キロ メガ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%8E)
例 距離の5km ラジオの周波数1230kHZ CDの記録容量700メガバイト