
いまここにいる自分と宇宙の137億年の歴史がまぎれもなくつながってひとつである、というコスモロジーを学んでから、折にふれ事にふれて、ただ存在するだけでたいへんなことなのだと実感することが多くなりました。
すべて宇宙に存在するものはそうであり、例えばこの季節大学の裏山に咲いている小さな野の花がそこに存在し咲くためには宇宙137億年の歴史が必要だったわけです。
写真は、一昨年、デジカメを買ってすぐの頃に撮ったものですが、撮りながらそういうことを感じていたことを思い出しました。
木陰の潅木の目立たないごく小さな花なのですが、とても清楚、可憐でした(残念ながらまだ名前を知りません)。
今年も今頃きっと咲いていることでしょう。
連休明け、また学生たちにそういうコスモロジーを伝えていくのですが、彼らの心にこうしたささやかなものの中に深く深く美しいものがあることを感じ取ることのできる感性が開けるといいなと願っています。
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