8日、H大、今日10日のM大の授業、連休明けでようやく本格的になりました。
まず、席を移動して4~6人の知らない人同士でグループを作ってもらい、「それなしには生きていけないもの(生き物としての人間の生存の基本的条件)について」考えてもらいます。
どちらのクラスも、相方向、多方向の授業方式に慣れていないので、やや動きは遅かったのですが、それでもちゃんとやってくれました。
そして、グループで考えたものをホワイトボードに書き出していきます。
例えば空気、水、食べ物……
「基本的なものはすべて網羅するように努力してみてください」というのですが、これまでもほとんどのクラスで私の期待するような項目すべてが網羅されることはありませんでした。
言われてみるとみんな「当たり前」と思うようなことばかりなのですが、当たり前すぎて気づいていないということがあるのです。
当たり前でありながら気づいていないことに気づいていくと、少しずつ世界観・コスモロジーが肯定的に変化していきます。
コスモロジー教育の重要なポイントの1つが、当たり前のことに「気づく」お手伝いをするということです。
この続きは後日書くことにして、ネット受講生のみなさんも、よかったら考えてみてください。
ところで、昨日、ようやく二人目の孫娘の顔を見ることができました。
今日も大学の帰りにちょっと寄って見てきました。
といっても、まだガラス越しですが。
じっと見れば見るほど、小さないのちというのは、とても可愛らしいものです。
まだ抱っこさせてもらっていないので、十分ではありませんが、少し実感が湧いてきました。
今、いったん悩んだり落ち込んだりしている学生たちに教えて元気になってもらっているコスモロジーが、幼い頃から常識として学べる――その結果つまらないことで悩んだり落ち込んだりしないでいい――社会にしたい! と改めて強く願います。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、疲レニモメゲズ、ジージガンバルシカナイ。
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