教え子の結婚式の司式のため、2日ブログの更新を休みました。
その代わり、花嫁・花婿はもちろん親族や友人のみなさんにも直接、結婚式、披露宴の2度にわたって、コスモロジー的な結婚の意味についてメッセージを伝えることができました。
私にとってブログは、メッセージを伝えるための重要な、しかし1つの手段なので、ずっと読んでいてくださる読者のみなさん、ご理解下さい。
「私は花嫁さんの大学時代の教師ですが、牧師の資格も持っていますので、ぜひ、きみの結婚式の司式をやらせてほしい、とこちらから頼んでやらせてもらいました。
お教えした宗教学の時間にも話したのですが、もうキリスト教か仏教かイスラームかといったことにこだわっている時代は終わったと思います。
いちおう式はキリスト教のかたちで行ないますが、そこで使われる「神」という言葉は、神、仏、天地・自然、ご先祖さま、宇宙などどういう言葉でも、ご自分で納得のできる言葉に置き換えてお聞き下さい。
どういう言葉を使うにせよ、私たちが自分を超えたより大きな何ものかによって生まれ、生かされていることは事実だと思います」と前置きし、
男と女が出会うことの不思議さ、いのちはコスモスから預けられたものであり、そして有限であること、結婚はコスモスから与えられた、愛し合うという人生最大の喜びを体験するチャンスであること、しかしそのチャンスを活かすには「愛されたかったら、愛しなさい」という精神的な意味での大人の智慧が必要であること、などをお伝えしました。
花嫁・花婿と同世代の若い方が多いということも、結婚式という特別な場ということもあったのでしょうが、みなさんが熱心に感動をもって聞いてくださったようです。
そばで聞いていた会場の係りの方が、後で「今日、私は先生のお話をうかがうためにここにいたような気がします」とわざわざご挨拶に来てくださったのも、とてもうれしかったことの1つです。
コスモロジー的な見方で世界を見ると世界が実に美しく見えます。
それはもう特定の宗教や思想の枠を超えて、ほとんど誰でも共有できるものである、ということを今回も実感しました。
誠実な人柄の花婿、初々しい花嫁の姿に、まるで父親のような気分になって、最後のお見送りの時に、彼女には「幸せになるんだよ」と、彼には「幸せにするんだよ」と言うと、彼女はうれしそうにうなづき、彼は即座にしっかりと「必ず幸せにします」と答えてくれました。
たくさんの人にお説教をさせてもらい、そして祝福をさせてもらって、自分も幸せな気分にさせてもらえる、いい仕事を選んだな、と改めて我ながら喜んだことです。
彼女らの願いどおり、よく晴れて、桜が開花し始めた、いい日でした。
うれしさのあまり、披露宴の後、他の教え子たちと飲んでかなり遅くなり、ようやく市谷駅に着くと、昼間はそれほどでもなかった外堀公園の桜がみごとに開いていて、なんとも美しい夜桜の風景でした。
残った物好きな数人と私たち夫婦は、桜並木の下を飯田橋駅まで歩くことにしました。
家に帰り着いたのは1時近く、ブログの更新は無し、というわけでした。
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その代わり、花嫁・花婿はもちろん親族や友人のみなさんにも直接、結婚式、披露宴の2度にわたって、コスモロジー的な結婚の意味についてメッセージを伝えることができました。
私にとってブログは、メッセージを伝えるための重要な、しかし1つの手段なので、ずっと読んでいてくださる読者のみなさん、ご理解下さい。
「私は花嫁さんの大学時代の教師ですが、牧師の資格も持っていますので、ぜひ、きみの結婚式の司式をやらせてほしい、とこちらから頼んでやらせてもらいました。
お教えした宗教学の時間にも話したのですが、もうキリスト教か仏教かイスラームかといったことにこだわっている時代は終わったと思います。
いちおう式はキリスト教のかたちで行ないますが、そこで使われる「神」という言葉は、神、仏、天地・自然、ご先祖さま、宇宙などどういう言葉でも、ご自分で納得のできる言葉に置き換えてお聞き下さい。
どういう言葉を使うにせよ、私たちが自分を超えたより大きな何ものかによって生まれ、生かされていることは事実だと思います」と前置きし、
男と女が出会うことの不思議さ、いのちはコスモスから預けられたものであり、そして有限であること、結婚はコスモスから与えられた、愛し合うという人生最大の喜びを体験するチャンスであること、しかしそのチャンスを活かすには「愛されたかったら、愛しなさい」という精神的な意味での大人の智慧が必要であること、などをお伝えしました。
花嫁・花婿と同世代の若い方が多いということも、結婚式という特別な場ということもあったのでしょうが、みなさんが熱心に感動をもって聞いてくださったようです。
そばで聞いていた会場の係りの方が、後で「今日、私は先生のお話をうかがうためにここにいたような気がします」とわざわざご挨拶に来てくださったのも、とてもうれしかったことの1つです。
コスモロジー的な見方で世界を見ると世界が実に美しく見えます。
それはもう特定の宗教や思想の枠を超えて、ほとんど誰でも共有できるものである、ということを今回も実感しました。
誠実な人柄の花婿、初々しい花嫁の姿に、まるで父親のような気分になって、最後のお見送りの時に、彼女には「幸せになるんだよ」と、彼には「幸せにするんだよ」と言うと、彼女はうれしそうにうなづき、彼は即座にしっかりと「必ず幸せにします」と答えてくれました。
たくさんの人にお説教をさせてもらい、そして祝福をさせてもらって、自分も幸せな気分にさせてもらえる、いい仕事を選んだな、と改めて我ながら喜んだことです。
彼女らの願いどおり、よく晴れて、桜が開花し始めた、いい日でした。
うれしさのあまり、披露宴の後、他の教え子たちと飲んでかなり遅くなり、ようやく市谷駅に着くと、昼間はそれほどでもなかった外堀公園の桜がみごとに開いていて、なんとも美しい夜桜の風景でした。
残った物好きな数人と私たち夫婦は、桜並木の下を飯田橋駅まで歩くことにしました。
家に帰り着いたのは1時近く、ブログの更新は無し、というわけでした。
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私までにっこりいい気持ちになっています。
ありがとうございます。
いのちがある事はなんて素晴らしいことかと、コスモスに感謝しました。
先生の話が良かった、心に残った、と言ってくれた友人も何人もいました。
単なる儀式だけでなく、いのちの意味や、結婚の意味について理解したうえで結婚式ができたこと。しかもそれを大事な仲間たちとも確認し合いながらできたこと。
胸がいっぱいになってしまいました。
生きてることはいいことだなぁ~と心の底から思います。
それをわかりやすく理解して、感じることができるコスモロジーは、なんとも有意義なものですね。
ご結婚おめでとうございます。
先生の「幸せになるんだよ。」「幸せにするんだよ。」という言葉は新郎向け、新婦向けの言葉ではなく、両方に同じように言われたのだと思います。
先生、「幸せになるんだよ。幸せにするんだよ。」はふたつに切り離してはならないように思います。「空即是色 色即是空」みたいに。(笑)
しゅとうと申します。大分よりこんちは!!
コスモロジー式結婚式はかなり評判が良かった様ですね~。
僕も、彼女がいて、結婚を考えているので、わこさんがほんとによかったね~~と思いました。
わこさんおめでとう!(どんな方か分からないけど…)
岡野さん、これから、少しずつレスポンスして行く予定なので、
反応が悪いかと思いますが、よろしくお願いします。
初めてのコメント? 有難う。
ネット・コミュニケーションは、物理的な距離を超える可能性を持っています。もちろんマイナス面もありますが。
よかったら、うまく使っていきましょう。