花渕山の登山道でツルシキミの写真を撮っていると、すぐ脇にスギの小苗のような
草が生えていて、周囲を探すと七本ほどありました。
よく観察すると、葉の作りがヒカゲノカズラに似ていますから、羊歯植物でしょう。
その後も道の両側を探しながら歩きましたが、他に二箇所で五六本ずつの自生を
確認しただけなので、かなり希少な羊歯と思われます。


二枚とも2015.6.5撮影
羊歯図鑑で調べた結果、ヒカゲノカズラ科のマンネンスギと確認できました。
分布は全国に及びますが、自生地は限られているようで、南関東や西日本では
絶滅危惧種に指定している都県もあります。
過湿にならないような、尾根筋に自生している例が多いようですね。
ただ、ササやイヌツゲなど他の林床植物が繁ると、競争に負けて絶えてしまうようです。

2015.6.5撮影
ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の常緑羊歯植物で、北海道~九州に分布するが、
冷温帯を好むので、暖地では標高の高い山地に、飛地的に分布する。
深山の林内に自生、腐植質の多い尾根筋を好み、草丈は15cmほど。
地中にのびた根茎から、所々に茎を直立し、下部では分枝せず、上半部で分枝して
樹木状となる。多数の枝には細かい葉を密生し、杉の小枝に似る。
夏、円柱状の胞子嚢(ほうしのう)の穂をつける。
草が生えていて、周囲を探すと七本ほどありました。
よく観察すると、葉の作りがヒカゲノカズラに似ていますから、羊歯植物でしょう。
その後も道の両側を探しながら歩きましたが、他に二箇所で五六本ずつの自生を
確認しただけなので、かなり希少な羊歯と思われます。


二枚とも2015.6.5撮影
羊歯図鑑で調べた結果、ヒカゲノカズラ科のマンネンスギと確認できました。
分布は全国に及びますが、自生地は限られているようで、南関東や西日本では
絶滅危惧種に指定している都県もあります。
過湿にならないような、尾根筋に自生している例が多いようですね。
ただ、ササやイヌツゲなど他の林床植物が繁ると、競争に負けて絶えてしまうようです。

2015.6.5撮影
ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の常緑羊歯植物で、北海道~九州に分布するが、
冷温帯を好むので、暖地では標高の高い山地に、飛地的に分布する。
深山の林内に自生、腐植質の多い尾根筋を好み、草丈は15cmほど。
地中にのびた根茎から、所々に茎を直立し、下部では分枝せず、上半部で分枝して
樹木状となる。多数の枝には細かい葉を密生し、杉の小枝に似る。
夏、円柱状の胞子嚢(ほうしのう)の穂をつける。
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