南三陸町南部、中河川の橋を渡る際に下を見ると水が干上がっていますが、たぶん川床の下を伏流しているのでしょう。干上がった川床を下れば何か珍しいものが見つかるかも知れません。しばらく下って行くと川岸に大木が聳えていて、その梢にはたくさんの葉か実が付いています。樹形や樹皮からケヤキのように見えますが、先ほど見かけたケヤキの梢はすっかり落葉していて、裸の枝を広げていました。なぜこの木だけ枯葉を付けたままな . . . 本文を読む
石巻市大川地区、河口近くの嵩上げ地に広がる草地を踏査していると、枯草の中に赤い果穂が稀に立ち上がっています。歩み寄って確認するとアカザの果穂ですね。他のアカザの果穂を見ると多くは黄褐色に退色しているので、赤い果穂は生長が遅かったため今の時期まで取り残されてしまったのでしょう。
二枚とも2024.12.2撮影
アカザの若葉は古く . . . 本文を読む
石巻市大川地区、河口域の砂地を歩いていると、川縁より1mほど高い位置に小丘が幾つかあります。スゲ類らしき枯葉に覆われていますが、所々に緑色の葉が覗いていて、しゃがみ込んでんで観察すると、多くは枯れ残ったハマエンドウやハマニガナの葉ですね。さらに行くと大き目の根生葉があって、その広がりは20~30cmはあります。よく見るとハマボウフウのように見えますが、大震災後に復活したのでしょうか。帰宅後に植物図 . . . 本文を読む
石巻市大川地区、海岸の防潮堤下の道路を歩いて行くと、あちこちにクルミの殻が落ちています。場所によっては20~30個も落ちていて、真新しい破断面の殻から、時間が経って退色した殻まで状態は様々です。その近くの道路上には、飛散した野鳥の糞らしき汚れも数か所に見られることから、クルミの実を食べたのは、たぶんカラスでしょう。
三枚とも . . . 本文を読む
石巻市大川地区、河口域の防潮堤近くの嵩上げ地を行くと、10月にトキワアワダチソウの花を観察した場所近くを通りかかりました。花後の様子が気になって立ち寄ってみると、花は白い冠毛に変わっていて、直径は10mm以上あります。セイタカアワダチソウのそれよりも一回り大きいですね。既にたくさんの冠毛を飛ばしているようで、草地の中を歩き回ると小さな株が散生していました。
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