南三陸町戸倉地区東部、ゆるやかに起伏する半島部の町道を歩いていると、傍らに畑があって
その周りに点々と何かの根生葉が生えています。歩み寄って観察すると、キク科のオニノゲシ
ですね。葉縁にトゲがたくさんあり、触れるとチクチクしますが、皮膚を傷つけるほどでは
ありません。このトゲが名前の由来になっています。


二枚とも2019.4.4撮影
ヨーロッパ原産の帰化植物で、我国へは明治の中頃に入ったようです。意図的に持ち込まれた
ということではなく、有用植物の種子とか資材等に紛れて入ってきたのでしょう。
主に秋に発芽して根生葉で越冬し、翌春成長して花を咲かせる二年草とされますが、温暖な
地域では一年中花が見られるようです。
新芽や若い葉・茎は食べられますが、アクが強いので、しっかりアク抜きしなければならない
とのことです。かつての我家では、刻んでニワトリに与えていましたね。

2019.4.4撮影
キク科ノゲシ属の二年草、ヨーロッパ~西アジア原産の帰化植物で、現在ではほぼ日本全土
に分布している。道端や空地、耕作地周りや土手などいたるところに生えている。
秋に発芽してロゼット状の根生葉で越冬する。根生葉は長楕円形で長さ15~25cm、羽状に
深裂し、葉縁には多くのトゲがある。中部以上の茎葉は無柄で、基部は半円形の裂片となって
茎を抱く。葉表は濃緑色でやや光沢がある。茎は中空で高さ50~100cm。
花期は主に4〜7月、茎頂や枝先に黄色い頭花を付ける。頭花は直径2cmほどで、舌状花のみ
からなる。舌片の先は5裂、総苞は内・外片の区別が明らかで外片は内片の半長以下。
果実は痩果で長さ2.5mmほど、扁平で縦の脈があり、冠毛は白色で多数。
その周りに点々と何かの根生葉が生えています。歩み寄って観察すると、キク科のオニノゲシ
ですね。葉縁にトゲがたくさんあり、触れるとチクチクしますが、皮膚を傷つけるほどでは
ありません。このトゲが名前の由来になっています。


二枚とも2019.4.4撮影
ヨーロッパ原産の帰化植物で、我国へは明治の中頃に入ったようです。意図的に持ち込まれた
ということではなく、有用植物の種子とか資材等に紛れて入ってきたのでしょう。
主に秋に発芽して根生葉で越冬し、翌春成長して花を咲かせる二年草とされますが、温暖な
地域では一年中花が見られるようです。
新芽や若い葉・茎は食べられますが、アクが強いので、しっかりアク抜きしなければならない
とのことです。かつての我家では、刻んでニワトリに与えていましたね。

2019.4.4撮影
キク科ノゲシ属の二年草、ヨーロッパ~西アジア原産の帰化植物で、現在ではほぼ日本全土
に分布している。道端や空地、耕作地周りや土手などいたるところに生えている。
秋に発芽してロゼット状の根生葉で越冬する。根生葉は長楕円形で長さ15~25cm、羽状に
深裂し、葉縁には多くのトゲがある。中部以上の茎葉は無柄で、基部は半円形の裂片となって
茎を抱く。葉表は濃緑色でやや光沢がある。茎は中空で高さ50~100cm。
花期は主に4〜7月、茎頂や枝先に黄色い頭花を付ける。頭花は直径2cmほどで、舌状花のみ
からなる。舌片の先は5裂、総苞は内・外片の区別が明らかで外片は内片の半長以下。
果実は痩果で長さ2.5mmほど、扁平で縦の脈があり、冠毛は白色で多数。
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