いよいよ3月に突入~
新年を迎えて早くも2ヶ月が経ってしまいました😅
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そんなことを考えながらブログを書いていると久しぶりにコアラのマーチが食べたくなってしまいました。後で買いに行こっ❕
3月だけにマーチ ってどないやねん❕
というわけで3月最初のガイドで1日は、鳥取 大山主稜縦走(弥山~剣ヶ峰~三鈷峰)のガイドでした🏔
前日のガスガス八合尾根とは打って変って晴天に恵まれた大山でした☀ 大勢の登山者で大賑わいでした。
今回の男性のクライアント様はこのコースに憧れて遠路はるばる東京からのご参加、過去2回は未達成で終わっていたので今回は3年越し、3度目の正直のチャレンジでした。こんな一介のガイドにすぎない僕を信頼して3年越しで通っていただけることに感謝しかありません。そして今回は見事踏破していただくことが出来ました👏
山のコンディションは勿論のこと、クライアント様の熱い想いや大きな頑張りがあってこその達成でした👏👏👏 最後のピークの三鈷峰に立たれた時はさすがに涙が出そうになりました💦
夏道登山コースを登って弥山に登頂~剣ヶ峰~天狗ヶ峰を経て三鈷峰まで縦走、大山寺に下山して長い一日を終了しました☆彡
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夏道登山コースを登っていきます。
白銀に輝く北壁が美し過ぎるの姿で広がります。
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六合目避難小屋が膨大な雪にスッポリ埋もれてしまって斜面と同化しています。
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この貴重な晴天を逃すまいと大勢の登山者が訪れていました。
前日の八合尾根にご参加された女性クライアント様と途中でバッタリ遭遇。
麓に泊まられて3時半に出発して単独で大山に登ってこられて下山中とのことでした。昨年御在所の藤内沢山行で初めて本格的にアイゼン、ピッケルを練習しながら登っていただいて、そして今回初めて自力で大山登山が出来たことがあまりに嬉しくて、おまけに素晴らしい晴天に恵まれて大満足の登山だったようで大ハシャギでまくしたてるようにしゃべくられていました😜
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シュラブラの海をそのまま境港まで泳いでいきたい🌊・・・ なーんてね😜
とにかく美し過ぎるシュカブラです☆彡
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日本海、弓ヶ浜、境港、中海、宍道湖・・・を背にして真っ白な頂上台地を辿ります。
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大山・弥山頂上
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剣ヶ峰をめざして縦走開始。
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こんな綺麗な美しい雪稜は日本の中でもそうありませんね。
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ラクダの背の核心部を越えて進みます。
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鋭い剣ヶ峰
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剣ヶ峰山頂から越えてきた弥山方面を眺めます。
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行き先には天狗ヶ峰。
近く見えますが途中に深い急なギャップがあって実際よりかなり遠いのです。
剣ヶ峰から天狗ヶ峰間は小動物の足跡があるだけで誰も通過していませんでした。
剣ヶ峰までくる道中でやたらと逆縦走してくる人が多いなぁ~と思っていたら皆さん縦走を目指したものの剣ヶ峰先はあまりのコンディションの悪さに縦走を断念して弥山に戻られていたのでした。
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剣ヶ峰山頂には大勢の登山者が留まっていましたが誰も行かないので先陣をきってトレースを付けながら進みます。
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巨大な雪庇、踏み抜き、クレバス・・・となかなか際どい箇所が箇所が多く、北壁側の斜面を大きくトラバースするラインをスタカットで進みます。
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天狗ヶ峰に到着すると躊躇していた登山者達が途端に行き来し始めました・・・皆さんクウォークやノミックやらをダブルアックスの物凄いゴリゴリのアルパイン装備で、こっちは普通のピッケル1本やのにこれってマジでどないやねん!!!って感じです。あまり先鋭的な装備に頼り過ぎるのではなく、自分の技術を頼りにできるようにもう少し基本的な雪山登山力を付けるべきじゃないの?とあまり言いたくありませんが率直にそう思いました。
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天狗ヶ峰、剣ヶ峰を振り返り眺めます。
天狗ヶ峰のナイフリッジを後続グループが下山してこられています。
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三鈷峰をめざします。
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三鈷峰登頂!
縦走成功! おめでとうございます👏 3年越しの夢を達成ですね👏
弥山から剣ヶ峰~天狗ヶ峰の稜線と北壁の全景(七合尾根~墓場尾根まで)を眺めます。
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北壁をバックに元谷に下りてきました。
まだ少しありますが本当に良く頑張りましたね。なにより諦めずに想いを持ち続けたことが実ったのですね。どんなこともそうですが全ては「気持ち」が支える、人間にとっての本当の最後の砦が「気持ち」だと僕は信じています。
この後、大山寺に下山して長い一日を無事に終了しました。
大変お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました👏
僕のガイド人生にとっても今回の山行は一生忘れない思い出深い山行となることでしょう。
改めてありがとうございまた。
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熱く、楽しくいこう!