熱く・楽しくいこう!

山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

妙義山 裏妙義縦走と表妙義縦走

2024-11-27 11:51:47 | ガイド山行/一般登山
11月22日~23日は、妙義山の裏妙義縦走と表妙義縦走のコースをガイドしてきました🏔

2日間共にとても良い天気に恵まれて紅葉を堪能しながら縦走を楽しんでいただくことができました☆彡
なかなか難所の多い上級者向けのコースですがクライアントのお二人様はとてもよく頑張られて余裕を持って踏破されました。その余裕分を写真撮影や景色を眺めたりと「単に登る」「単に踏破する」だけではなく、「楽しみながら登っていただく」ことができて何よりでした。


初日、先ずは裏妙義縦走からスタート。
落葉を踏みしめ、紅葉に染まった樹々や山肌を眺めながら籠沢コースを進みます。


丁須の頭の直下まできました。
これを登ります!ズッドーン!




妙義山中で最も危険と言われる丁須の頭へ鎖を頼りに登ります。
難しい登りですが、お二人共見事登頂!
頑張りましたね!👏👏


翌日めざす表妙義を眺めます。


登山道脇にはリンドウが咲いていました。
花が殆ど無くなるこの時期にとって貴重な花です。
岩ばかりのコースを辿っていてこういう花を見かけると少しホッとしますね。


登った丁須の頭を振り返り眺めます。


難所の25mのクサリ場を下ります。


斜めトラバース


ちょっとした展望岩からは裏妙義縦走コースの3つの岩峰を眺めます。
右から丁須の頭、赤岩(中)、烏帽子岳(左)



真っ赤なモミジと後ろには表妙義の岩峰群が連なりなんとも言えない素敵な組み合わせです。
この後、登山口に下山して初日の山行を無事に終了しました👏

2日目は表妙義縦走です。


真っ暗な中を出発してきて一番乗りで「大の字」に到着です。


ちょうど日の出🌄を迎えました。


「大の字」と私達3人の影が山肌に写ってとても幻想的な現象を見せてくれました。


難所「奥の院」の30mの岩場を登ります。


前日辿った裏妙義縦走コースを眺めます。


ビビリ岩、通過中~


相馬岳登頂! おめでとうございます!👏
先ずはお疲れさまです。


後半戦の金銅山を眺めます。まだまだ遠~~い!


バラ尾根のピークからの金銅山。右は星穴岳


いよいよ表妙義コースで最大の難所の鷹戻しが登場です。




鷹戻しを登ります。
お二人共にアッサリ上手に登られて、もはや岩の達人みたいですね!👏


続けて2段ルンゼを下ります。


東岳


この後、中之岳を経て麓に下山してきて金銅山を眺めます。
これにて下山終了~ 今回の2日間の山行を無事に終了しました。
大変お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました☆彡







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個人ガイド 妙義山 裏妙義縦走と表妙義縦走

2023-11-15 13:04:14 | ガイド山行/一般登山
11月13日~14日は、個人ご依頼で裏妙義、表妙義の各縦走コースをガイドしてきました。
両日ともに最高の秋晴れの下で最高の山行を楽しむことができました。

初日は先ずは裏妙義をめざしました。


前日から風が強かったので紅葉した葉が散るのを心配していましたが、まだまだ綺麗に残っていました。


丁須の頭直下に到着~。平日なので流石に誰もいなくて快適です。
いよいよ丁須の頭頂上めざします。
短いですがやたらと傾斜が強いのでかなりの難しさがあります。




お二人共、頑張って突破して来られます。あと一息!


山頂で景色を見たり写真を撮ったり暫しの休憩です。
翌日めざす表妙義を眺めます。




丁須の頭テッペンからは懸垂下降で下山。


隣の展望岩から丁須の頭を眺めます。


20mチムニーを丁寧、確実な動作で下ります。


赤岩のトラバース
この後、三方境を経て登山口に下山して初日の山行を無事に終了~
お疲れ様でした。

翌、2日目は表妙義をめざしました。


泊まったひしや旅館の背後に朝日で真っ赤に染まる白雲山。


グングン登ってきて、「見晴」から冠雪した浅間山と前日に登った裏妙義を眺めます。


「ビビリ岩」を登ります。


登ったり下ったりを繰り返して相馬岳登頂~
まだまだ先は長いですが取り敢えず前半戦終了です。


緊張ばかりしていては勿体ないので出来るだけ景色を眺めたり写真を撮ってもらったりしながら歩みを進めます。


左から鷹戻し、西岳、星穴岳の岩峰群 


本コースのメインイベント的な鷹戻しを登ります。


難なく突破して来られるお二人。




ここから先の鎖場は折角なので懸垂下降の練習も兼ねて進みます。




続いて更に懸垂下降~
結局、鷹戻しから先の各クサリ場で約25mの懸垂下降を合計3回行って突破。
単に踏破するだけでなく、折角なので練習も兼ねながら行動すると実になることも多いですし、何より充実しますからね。


という訳で割と余裕を持って中之岳神社駐車場に下山して今回の山行を無事に終了しました。
2日間お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。






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妙義山 裏妙義縦走

2023-11-15 12:03:23 | ガイド山行/一般登山
11月11日は、今シーズン初の妙義山のガイドで裏妙義縦走コースをガイドしてきました。
西上州、妙義周辺はとても大好きなエリアなので今回もウキウキしながらのガイド仕事です。
素晴らしい晴天に恵まれて、また紅葉も美しく、とっておきの妙義山行でした。
丁須の頭頂上へも登っていただくことができて良かったです。


籠沢コースを登ります。林立する奇岩を眺めながらの楽しい登行です。


紅葉も美しい・・・


丁須の頭直下まできました。
先行パーティがいるので下りてこられるのを待ってから登り始めます。


テッペンへの垂壁も難なく登ってこられます。


丁須の頭頂上に立ってこれから向かう縦走コースを眺めます。


表妙義方面を眺めます。


暫し展望を楽しんだり写真を撮ったりしてから下山。
懸垂下降で下ります。


隣の展望岩から登った丁須の頭を眺めます。
改めて、おめでとうございます!


このコースの核心部とも言われている「20mチムニー」の急な岩場をクサリを頼りに大下りです。


青い空に真っ赤な紅葉が映えまくりですね!


縦走コースはトラバースが多く、特にこの時期は落葉が大量に堆積していて滑りやすいので要注意ですね。


なんと! 早くもツツジが咲いていました。
ユニクロ以上の季節早取り感です。


登山口に帰着して今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。






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個人ガイド 比良 蓬莱山、武奈ヶ岳と鈴鹿 御在所岳

2023-10-20 10:25:23 | ガイド山行/一般登山
10月17日~19日で比良山系と鈴鹿山脈の名峰をガイドしてきました。
晴天に恵まれた3日間、遥々遠方からお越しのお二人様にとっては初めての山々なのでゆ~ったり、ま~ったり、の~んびりと存分に堪能していただきながらの山歩きでした。
 
初日は、びわ湖バレイをスタートして蓬莱山~小女郎ヶ池周辺をハイク。
 
蓬莱山山頂からササ原広がる稜線を望みます。
 

秋の花、あちこちでリンドウが綺麗に咲いていました。
 

琵琶湖を見下ろす絶景ポイント
 
センブリ
 
小女郎ヶ池
 
ホソバウンランという花。
初めて見ましたがとても可憐できれいな花でした。
 
滋賀県随一の観光名所、びわ湖テラスで遅めのランチ休憩も楽しみました。
 
翌、2日目は比良山系の主峰、武奈ヶ岳へ。
 
御殿山から西南稜を望みます。
 
西南稜を登るお二人
 
所々でだいぶ紅葉が進んでいました。
 
武奈ヶ岳山頂! お二人にとって初めての武奈ヶ岳です。
おめでとうございます!
こんな晴天の下で登頂できて遥々来られた甲斐がありましたね。
 
最終日、3日目は鈴鹿の御在所岳をめざしました。
 
登りはロープウェイを使ってあっという間に御在所岳登頂です!
それでもやはり初めての山頂ということでおめでとうございます!
 
ロープウェイ山頂駅に戻って休憩。
今シーズン初のみたらし団子をいただきました。
ここのみたらし団子の美味しさはタマリマセン!
 
中道コースを歩いて下山。
「すずかの槍ヶ岳」と称される鎌ヶ岳を望みながらの楽しい下山でした。
 
キレットの通過!
北アルプスとかとは随分違いますが、それでも立派なキレットです!
 
パワースポット地蔵岩
 
折角なので少し寄り道をして蒼滝を見物。
久しぶりに立ち寄りましたがなかなか壮観で美しい滝に魅了されました。
 
この後、湯の山温泉に下山して今回の3日間の山行を無事に終了しました。
遠路から遥々のご参加お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
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個人ガイド 北アルプス 南岳~槍ヶ岳~西鎌尾根~笠ヶ岳

2023-09-17 18:27:27 | ガイド山行/一般登山
9月13日~16日は、個人ご依頼で槍ヶ岳から西鎌尾根を経て笠ヶ岳までのコースをガイドしてきました。

3つの山小屋に泊まりながら4日で巡りました。変化していく景色と地形を堪能しながらの山旅でした。
天気は本格的な雨にこそ遭いませんでしたがガスに覆われることが多く、もう少し景色を楽しめると最高だったのになぁ~という思いです。
それでもクライアント様にとってもとても充実した登山を満喫していただけたようで良かったです。


滝谷出合から滝谷を眺めます。


日本で最初のロッククライミングクラブ(RCC)創設者、藤木九三氏のレリーフ。
ちょうど六甲山の高座の滝にも同様のものが設置されています。


南岳新道を登ります。
下部から中間部にかけては難しくはありませんがなかなか気の抜けない登りが続きます。


初日は南岳小屋に宿泊。
岳沢小屋勤務だったKさんが支配人として着任しているのでいろんな話をしながら楽しく過ごせました。


2日目は最高の晴天からスタート。
獅子岩から大キレット、北穂高岳、ジャンダルムを始めとした穂高の山々を望みます。


南岳


常念岳のほぼ山頂辺りから日が登り始めました。


左から中岳、大喰岳、槍ヶ岳
槍ヶ岳を正面に望みながらの最高に楽しい縦走路です。


ザ・槍ヶ岳! 


槍ヶ岳登頂! おめでとうございます!
それにしても一般コースからの槍ヶ岳登頂ってどれくらいぶりでしょうか!


眼下に槍ヶ岳山荘、そしてめざす笠ヶ岳を遠望します。


ここからは西鎌尾根を辿って2日目の宿泊地双六小屋に到着です。

3日目は抜戸岳を経て笠ヶ岳をめざしました。


道中では沢山のライチョウを見ることができました。




秩父平を進みます。


いよいよ笠ヶ岳直下まできました。


笠ヶ岳登頂! 
クライアント様にとって6年越の笠ヶ岳ということです。本当におめでとうございます!


3日目をほぼ1日中ガスの中でしたが、素晴らしいタイミングで日の沈む瞬間を見せてくれました。


最終日の4日目はいよいよ下山日です。
笠新道を辿っての下山です。
長く、なかなか大変なコースですが3連休初日ということもあって大勢の登山者が大汗をかきながら登ってこられていました。
この後、新穂高温泉に下山して今回の4日間の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。








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