ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

京都御苑 梅林 その3 - 2007年2月22日 -

2007-02-23 21:06:23 | 京都御所・御苑の四季
早朝に梅林の中を歩くのはとても気持ちがいいですよ 
私のように通り抜ける出勤途中の人が結構います。 

やっぱりピンク色は、かわいいですねぇ 






いっせいに咲いていたらも~っといいんだけれど・・・


追伸:桃の木が一斉に蕾を付けましたよ。こちらは一斉に花を咲かせますよ 

           
      (昨年の桃林の画像)

東寺塔頭 観智院 その2 - 京の冬の旅 その6 - 

2007-02-23 20:46:57 | ちょいぶら京都 -洛南その他-
070218撮影

観智院は、東寺境内の北に位置し別格本山の格式を持つ塔頭寺院です。
玄関を入り最初に目にしたのが客殿にある宮本武蔵が描いたと伝わっている
水墨画の『鷲の図』と襖画の『竹林の図』です。
宮本武蔵が一乗寺下り松の決闘後、観智院に身を潜めていた時に描かれたと伝わっています。


【五大の庭】築山(日本国)中央にある5つの石は、五大虚空蔵菩薩像を表しています。 
石にはそれぞれに梵字が描かれています。5つのの石の前にあるのは、礼拝石です。


【勅使門】と客殿から見た五大の庭


客殿から見て左側が築山(日本国)で右側の築山が唐の長安・越州を現しています。


中央に遣唐船、周りに守護する竜神(玉を咥えています)、神亀、鯱、を現し
右側の長安から日本国へ無事帰還するという構成になっているそうです。
竜神の側にはかもめが飛んでいます。 


五大の庭の隣にある六地蔵尊


【四方正面の庭】客殿と本堂の間にあります。






茶室近くにある坪庭


茶室『楓泉観』から見た【珍石の手水鉢】


茶室から見た露地


露地には蹲踞(つくばい)と石灯籠があります。


画像はありませんが本堂には、唐から持ち帰られたといわれる
五大虚空蔵菩薩像が本尊として祀られています。
カルラという、体は鳥で顔が人間という生き物に乗った菩薩様などとても興味深い本尊でした。
五大虚空蔵菩薩像の隣には、愛染明王像(縁結び、開運、子宝の本尊)が祀ってあります。

【観智院】
非公開文化財特別公開:平成19年1月13日~平成19年3月18日
◎拝観時間:10:00~16:00    ◎拝観料:600円
◎アクセス:市バス 東寺東門前すぐ