090328
三宝院は、永久3(1115)年、醍醐寺第14世座主 勝覚僧正の創建です。
歴代座主が居住する坊であり、醍醐寺の本坊的な存在となっているそうです。
大玄関の前には、大き枝垂桜があり思い思いに写真を撮る沢山の人でにぎわっています。
三宝院は、枝垂桜も素敵なのですが私のお気に入りは、表書院前にある
国の特別史跡であり特別名勝となっている『三宝院庭園』。
この庭園は、醍醐の花見に際して豊臣秀吉本人が基本設計をした庭といわれています。
私が見てきた庭園の中では、桂離宮に次いで2番目に好きですばらしい庭園です。
今の時期は、たくさんの人でゆっくり見ることが出来ないのでシーズンオフに
訪れることをお勧めします。 新緑の時期がいいかなぁ。(注:私の個人的意見です。)
葵の間、秋草の間、勅使の間にある襖絵、純浄観にある春と紅葉の襖絵も見事です。
表門を入ったところには、クローン桜が1本。
親木のシダレザクラ『土牛の桜』をバイオ技術で増殖しました。
親木は、豊臣秀吉が『醍醐の花見』として盛大な花見をした桜の子孫と言われています。
空模様が今ひとつなので写真写りがよくないですがきれいな花がさいていました。
【醍醐寺 三宝院】
◎拝観時間:9:00~17:00 ◎拝観料:600円
※共通券:2枚つづり 三宝院、伽藍、霊宝館のいずれか2施設 1,000円
:3枚つづり 三宝院、伽藍、霊宝館の3施設 1,500円を購入するとお徳です。
◎アクセス:地下鉄東西線 醍醐駅下車 徒歩13分