ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

落柿舎(らくししゃ)

2006-11-30 22:40:55 | ちょいぶら京都 -洛西-
061129撮影

松尾芭蕉の門人だった向井去来の閑居跡

落柿舎の名の由来は、庭の柿の木を去来が商人に売る契約をした夜に、
台風でたくさんあった柿の実が全部落ちてしまったことから『落柿舎』を呼ばれているそうです。

ところで落柿舎になっている柿は、甘柿でしょうか? それとも渋柿?  

お~  何時の間にか並んでる~


【落柿舎】
◎拝観時間:9:00~17:00 ◎拝観料:200円
◎アクセス:市バス「嵯峨小学校前」下車徒歩7分
 
京都 嵐山花灯路2006

期間:2006年12月9日(土)~18日(月)
拝観時間 17:00~20:30(20:00受付終了)拝観料:200円
期間中、夜間の来庵者は「俳句みくじ」が楽しめるそうですよ 

二尊院の紅葉

2006-11-30 22:06:29 | ちょいぶら京都 -洛西-
061129撮影

二尊院の名の由来は、本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊を祀るため、二尊院と呼ぶそうです。

でも正しくは、「小倉山二尊教院華台寺」というそうです。


【総門】をくぐると【紅葉の馬場】と呼ばれる参道が続きま~す。


【勅使門(唐門)】勅使門をくぐってから見る紅葉がきれいですよぉ


【本堂】


本堂の南側にあるお庭です。


小倉餡発祥の地???? 
井筒八橋本舗さんが小倉餡を生八ッ橋に包み込んだ銘菓「夕霧」に因んで、
小倉の里二尊院に顕彰碑を建立したそうです。ふ~ん 
・・とその隣にもお寺には不釣合いのモニュメントが
これは『真(しん)』という名がついていて
平安建都千三百年祭にプレイベントとして開かれた野外彫刻展の入選作だそうです。
この作品の意味は円形は、時間の流れを表しややねじれているのは、
この世に完全無欠なものはないことを象徴しているそうです 


【八社ノ宮】室町時代


境内の墓地には、角倉了以、三条実美、阪東妻三郎さん、田村高弘さんのお墓がありました。

【二尊院】
◎拝観時間:9:00~16:30   ◎拝観料:500円
◎アクセス:嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から西へ徒歩20分
 嵐山から落柿舎、常寂光寺など立ち寄りながら歩くのが  です。


大原最後は、三千院の紅葉

2006-11-29 21:27:24 | ちょいぶら京都 -洛北-
061125撮影

↑【往生極楽院】

 三千院の紅葉をいろいろご案内いたします。

【客殿から眺める聚碧園(しゅうへきえん)】


【本堂の宸殿より極楽院を眺める有清園】




【わらべ地蔵】 苔は、やはり夏がきれいです 



 

↑↓【二十五菩薩慈眼の庭】




三千院の春    三千院の夏




音無の滝

2006-11-28 22:44:17 | ちょいぶら京都 -洛北-
聖応大師良忍上人が、この滝に向かって声明の練習をしていると、滝の音と声明が

和して滝の音が消えたという故事からこの名があります。

三千院からは、約15分山道をのぼっていきます。

山道の途中には、声明の修行道場であった【来迎院】があります。

30日までですが特別公開中です。


音無の滝近くの紅葉 


【魚山(ぎょざん)】
中国の山東省にある声明(仏教の儀式音楽)の聖地魚山に、この辺り一帯が似ている
ことから名づけられました。

実光院(じっこういん) その2  - 庭園 -

2006-11-28 21:21:47 | ちょいぶら京都 -洛北-
061125撮影

客殿にて今日2杯目のお抹茶をいただきながらお庭を鑑賞 

【契心園】客殿の南側に広がる池泉鑑賞式の庭園(旧普賢院庭園)

心字の池に津川から導いた滝の水が流れ落ち、滝口の近くには蓬莱石組があります。

築山の松は鶴を、池の島は亀を表象しています。また、築山には石造の五重塔を配置し、

池のこちら側を俗世間、向こう側を仏の浄土に見立てているそうです。










客殿西側の池泉回遊式庭園
中央にひょうたん池、配置してある石の多くは寺領の山や谷から運びこんだものです。
西の金毘羅山や小塩山を借景に取り入れるために庭木を低く仕立てています。





 

【理覚庵(りかくあん)】と理覚庵前の蹲(つくばい)

 






【実光院】
◎拝観時間:9:00~17:00  ◎拝観料:600円(お抹茶&菓子付)
◎アクセス:京都バス「大原」下車徒歩10分
 三千院から勝林院へ行く途中にあります。


実光院(じっこういん) その1 - 不断桜と紅葉の競演 -

2006-11-27 21:26:57 | ちょいぶら京都 -洛北-
061125撮影

実光院の庭の中央にある不断桜は、例年初秋より翌年の春まで花を咲かせる品種で

秋の紅葉の季節には観桜と紅葉狩りが一度に楽しめます。



この時期に桜が見れるなんて思いませんでした。 



その2では、その他のお庭をご紹介いたします。

秋の額縁庭園 宝泉院 その2

2006-11-26 15:29:42 | ちょいぶら京都 -洛北-
061125撮影

【額縁庭園(盤垣園)】

客殿の西方、本来なら竹林の間より大原の里が見えるのですが・・

お抹茶とお菓子をいただきながらお庭の鑑賞をいたします。

しかしながら一服する間もなく次の方に交代です。

それでも素敵なお庭には、感動~ 

 初めての人は、水琴窟の存在知らずに

 帰るんだろうなぁ。 

 とてもいい音色しているんだけど・・・・

 気づいても人がいっぱいで耳を傾けるこ

 ともできませんが・・・・
 
  お庭の片隅にある水琴窟

 詳しくは、 夏 に撮影したものをご覧下さい。  





【部屋の中から格子ごしに見た鶴亀庭園】


【鶴亀庭園】 池の形が鶴、築山が亀、山茶花の古木を蓬莱山です。


囲炉裏の間があります。


【宝楽園(仏神岩組雲海流水回遊花庭)】


宝泉院の門前の紅葉です。 


◎拝観料(茶菓付) 800円 ◎拝観時間:午前9時~午後5時
◎アクセス:『京都駅』→京都バス17番・18番を利用、所要時間は約65分です。
 場所は三千院の前を通り過ぎ突き当りの勝林院の隣です。




秋の額縁庭園 宝泉院 その1

2006-11-26 15:29:02 | ちょいぶら京都 -洛北-
061125撮影

朝一ならゆっくり鑑賞できるかと大原へと行きましたが9:00前には列ができていました。

・・ということで前回のようにのんびり眺めるという訳には、いきませんでした。 残念 

次は、雪の額縁庭園に     寒ければ人も少ないでしょう 


気を取り直してこの写真の説明を 

写真に写っている天井が前回解らなかった「血天井」です。 

今回は、しっかり寺院の方に尋ねてきました。 しかしこの目で確認はとれず

血天井・・伏見城を死守した鳥居元忠ら一党(数百名)が豊臣の大軍と戦って自刃した板の間を

      武将達の霊をなぐさめ、供養の為に自刃した場所のものを天井にして祀ったものです。


夏 その1                   夏 その2