思っていた通り何もありませんでした・・・・・
縁側に座ろうとも寒くて寒くて底冷えが・・板の間は耐えられません。
椿を求めてガラシャ婦人の墓所へ そう私 今日は椿を見に来たのです。
どこにある? と見つけたのがわずかに残った『雪中花』という椿
この1本だけ? と庭を見渡すと木々に埋もれた昔は紅かったであろう
今は茶色に変色した椿の変わり果てた姿でした。
前回撮り損ねた井戸【三斎井戸(さんさいいど)】
細川忠興の月命日にはこの井戸から水を汲んで墓所に手向けるそうですよ
【袈裟形おりつくばい】木々の影に隠れているのでお庭を隅々まで見ましょう。
春・秋のこの庭の写真を撮りにくるぞ~
【書院】千利休の邸宅を移築したといわれています。
お部屋には古~い襖絵が・・・
書院の奥には、【松向軒(しょうこうけん)】といお茶室があります。
寛永5年三斎公(細川忠興)の手で建立されたものだそうです。
書院横の庭から眺めて見ました。右すみっこにチラッと見えるところに茶室があります。
9月に撮影したものとあまり代わり映えしませんがよろしかったら見てネ。
↓
【高桐院】 ◎拝観時間:9:00~16:00 ◎拝観料:400円 ◎アクセス:市バス205系統で5分、バス停:大徳寺前下車、徒歩5分 |
070128撮影
真珠庵は永享年間(1429年~1441年)に、一休禅師を開祖として創建されました。
方丈には一休禅師像が安置されています。
方丈の各部屋には長谷川等伯の「蜆子猪頭図」、「商山四皓図」、曽我蛇足筆「四季花鳥図」等の水墨画の襖絵があります。
どれもこれもとても古いものでした。 茶室「庭玉軒」もかなりの古さです。
他には、方丈東庭(村田珠光作 枯山水庭園)等があります。
写真撮影禁止だったので残念ながら庭園の写真がありません。
定期観光バスのコースに入っているので団体さんと鉢合わせすると
たいへ~ん落ち着きません。 係りの人も団体さん中心に各部屋や庭の説明を
されるので結局ほとんど説明も聞けず帰ってまいりました。
【真珠庵】 非公開文化財特別公開:平成19年1月13日~平成19年3月18日 ◎拝観時間:10:00~16:00 ◎拝観料:600円 ◎アクセス:京都市バスで大徳寺前下車又は建勲神社前下車 |
070127撮影
江戸時代の芸術家である本阿弥光悦に元和元年(1615年)に徳川家康がこの地を与えた。
光悦の死後に日蓮宗光悦寺となり光悦翁の墓碑を祀っているそうです。
【鐘楼】 珍しく茅葺屋根の鐘楼です。
【本堂】右の写真は、本堂に通ずる回廊で庭園へは、回廊を潜ります。
回廊を潜るとすぐ北山杉の木立を行くと古い池があります。
竹でできた入り口がとてもきれいでした。でも名前がわかりません。
【三巴亭】
【大虚庵】光悦が晩年を過ごしたとされています。
【光悦垣】大虚庵の周りの垣根で光悦垣のほかに臥牛(ねうし)垣とも呼ばれています。
【了寂軒】
【本阿弥庵】
【灯籠と手水鉢】本阿弥庵の前庭にあります。
本阿弥庵の右横に
【騎牛庵】 立ち入りできませんので屋根のみです。
お茶室は、上記のほかにも徳友庵、白得軒 全部で7つの茶室があるそうです。
鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)を望む景勝地です。
山の境目がはっきり取れませんでしたが目視では何とか見えます。
やはり新緑・紅葉と彩りがあるときれいに見えるのかもしれませんネ!
11月11日~13日まで、光悦会(本阿弥光悦を偲んで行われる)という
お茶会が開かれるそうです。 その間は、閉園となります。
【光悦寺】 ◎拝観時間:9:00~17:00 ◎拝観料:300円 ◎アクセス:市バス 四条大宮 6号系統玄琢行 鷹峯源光庵前下車 地下鉄 北大路駅下車 市バス 北1号系統玄琢行 鷹峯源光庵前下車 |
070127撮影
鷹峰壇林の旧跡です。
上の写真の【赤門】は、吉野太夫寄進の三門です。
【帯塚】
赤門入ってすぐ右側にあります。
女性の心の象徴『帯』に感謝し祈りをささげるために建立されたそうです。
塚石は四国吉野川産の自然石で珍しい帯状をなしています。
【開山廟】
【本堂】
【書院から見た庭】
桜の残骸が・・・ 春にまたきれいな桜を見に来ます。
庭園の入口になります。 春になれば桜が咲きます。今は枯れ木です。残念
【鬼子母尊神堂】
中には三体の鬼子母尊神像と、十羅刹女を祀っています。
鬼子母尊神は、子供を殺して食べる鬼でした、仏の教えを聞いて懺悔し改心、のち
子育て、子授けの神様、信仰する人を守護する神様となったそうです。
昔の神話に子供を食う鬼神可梨帝母のため嘆く母親達のためにお釈迦様が
柘榴の実を与え、人肉を食べないように約束させたといういわれがあります。
確かに石榴の紋様が・・・・
【聚楽亭】
【遺芳庵】吉野太夫ゆかりのお茶室
吉野太夫のお墓もありました。
境内には春には吉野桜、初夏・紫陽花・蓮、秋には、萩等が咲くそうです。
毎年四月の第三日曜日には、吉野太夫追善花供養があります。
太夫道中や野点があり太夫のお手前があるそうです。(当日券:5,000円)
太夫道中は、光悦寺から禿(かむろ)や男衆を従え常照寺まで練り歩くそうです。
【常照寺】 ◎拝観時間:9:00~17:00 ◎拝観料:300円 ◎アクセス:市バス 四条大宮 6号系統玄琢行 鷹峯源光庵前下車 地下鉄 北大路駅下車 市バス 北1号系統玄琢行 鷹峯源光庵前下車 |
源光庵は、貞和2年臨済宗大本山大徳寺 二代徹翁国師が開創後
元禄7年加賀大乗寺二十七代僧卍山道白禅師が、源光庵に住持、曹洞宗に改宗されました。
入り口へは、右側の道へ 本堂から外を見るとかわいい塀・・もみじが
【書院と庭園】枯山水式庭園
【本堂から見た庭園】
【書院から見た庭園】
【本堂】悟りの窓・迷いの窓、血天井は本堂内にあります。
【悟りの窓】
『禅と円通』の心を表しています。
【迷いの窓】
『人間の生涯』を象徴し、生老病死の四苦八苦を表しています。
【血天井】
伏見桃山城の遺構。 慶長5年7月徳川家康の忠臣・鳥居彦右衛門元忠一党1800余人が、
石田三成の軍勢と戦い討ち死、残る384人が自刃した時の床を天井に・・・祀ってあります。
右側には、足跡がはっきりと残っています。
手の跡が残る天井
【源光庵】 ◎拝観時間:9:00~17:00 ◎拝観料:400円 ◎アクセス:市バス 四条大宮 6号系統玄琢行 鷹峯源光庵前下車 地下鉄 北大路駅下車 市バス 北1号系統玄琢行 鷹峯源光庵前下車 |
070120撮影
(あわてて撮ったのでかなり不満な写真です。 )
【隣雲亭】表門をくぐると隣雲亭への急な石段が続いています。
隣雲亭は展望のために設けられた小亭です。
(・・・写真は次回撮りなおしてきます。 )
隣雲亭は、もっとも高い所に位置しています。
いかがですか?隣雲亭の前から撮った風景です。
【浴龍池 】
浴龍池は、島の形を泳ぐ龍の姿に見立てたものと言われています。
浴龍池には、窮邃亭<r>きゅうすいてい のある中島・万松塢・三保島の
大小さまざまな三つの島が浮かび、苑池の景観に変化をつけています。
【滝見灯篭】と【雄滝】
隣雲亭から北に下っていくと滝見灯篭が見えてきます。
苑路を進み石橋を渡ると木立の奥に六メートル余りの切石を布引に落ちる大滝(雄滝)
近くに寄れないのが残念ですが滝の音っていいですネ
この先は【浴龍地 】の周りを歩き進んでいきます。
【千歳橋】
【楓橋】を渡ると窮邃亭 が見えてきます。
【窮邃亭 】
南側上がり口の軒下には後水尾上皇の宸筆の『窮邃』の扁額が懸けられている。
『窮』『邃』のそれぞれの文字を八角形で囲み、真ん中を水引で結んだ
対象な意匠の扁額です。
【西浜から見た御舟屋と土橋】
【西浜から見た土橋・窮邃亭・千歳橋】
浴龍地をぐるりと一周歩き再び松並木を下り散策は終わりです。
途中には、苔がとてもきれいな場所がありました。
※修学院離宮も予約制になります。 拝観料は、無料です。
070120撮影
【中御茶屋中門】杮葺 の廂に襷掛けの二枚扉
【楽只軒】楽只軒は光子親王の朱宮御所の最初の建物であり
その後、御所は拡張整備されて林丘寺となりました。
【二の間】
西側の壁には狩野深信が描いた金字に龍田川の紅葉の絵が添付されていることから
龍田の間とも呼ばれています。
【客殿】入母屋造り栩葺の宮殿建築
【一の間】北側に一間の床の間と一間半の飾棚、床の間の貼付には雲形に金の砂子を
散らして和歌とそれに因んだ絵の色紙をつらね、腰貼りに金と群青の菱形つなぎ文様を
あしらっています。
【客殿杉戸の鯉の図】
【前庭】
またまた庭を見ながら下っていきます。
門をで松並木を通り田畑を眺めながら歩いて行きます。
御茶屋山の斜面に向かって穏やかに伸びる松並木は上御茶屋に続く連絡路になります。
では、次は上離宮へと・・・・ 又あした
070120撮影
659年上皇63歳の時に完成された山荘です。
東山連峰の山裾に造られた修学院離宮は、上・中・下の三つの離宮からなり、
借景となる山林、それに三つの離宮を連絡する松並木の道と両側に広がる田畑とで
構成されています。総面積は54万5千㎡すご~く広くて歩き応えのある山荘でした。
【御幸門】杮葺 と花菱紋の透かし彫りが施してあります。
ここから下離宮へ
御幸門、中門を潜ると目の前には庭園があります。冬ですので地味ですが
新緑のころに又行こうと思わずにはいられません。 なんて4月にも予約しました。
中ほどにチラッと見える灯篭は、『袖形灯篭』といいます。
庭園を見ながら苑路を上っていくと【寿月観 】に辿り着きます。
全体の写真が撮れなくて残念ですが・・・
右から一の間、二の間、三の間となります。
【一の間】十五畳敷きで、北西隅に三畳の栃框 の上段を設けて主座敷としています。
四枚引きの襖には、虎溪三笑 の水墨画が描かれています。(岸駒筆 )
その上には杉板に花菱模様を透かし彫りにした欄間があります。
主座敷は、上段の北側に飾りだなと脇床の書院形式です。
天袋には鶴、地袋には岩に蘭の絵が描かれています。(原在中筆)
再び庭を見ながら歩き進みます。とりあえず広いので少し早足で・・・
修学院離宮には、桂離宮にも仙洞御所にもないものが・・・
それは、田んぼで~す。(畑もありますよ)
田んぼの中に離宮が・・・いえ離宮の中に田んぼです。
なぜ離宮の中に田畑があるかというと景観を守るために買い上げて付属農地として
景観保持に万全を期しているそうです。水田畑地が8万㎡あるそうですよ。
とてものどかです。
そしてそして下離宮(下御茶屋)から中離宮(中御茶屋)の途中には、長~い松並木
低い松並木なので圧迫感はありません。松並木は中離宮への連絡路になります。
では、次は中離宮へとご案内しま~す。
070120撮影
門を入ると南側に小子房へと行く石畳
入ってすぐの所にまず目が行ったの鬼瓦
小子房は、6部屋からなり堂本印象画伯による水墨画の襖絵がある。
それぞれ「鷲の間」「牡丹の間」「瓜の間」「枇杷の間」「雛鶏の間」と呼ばれいます。
6つ目の部屋は勅使の間と呼ばれ、金碧極彩色の「渓流に鶴」、「日輪山嶽図」
が描かれています。
襖絵は、撮影禁止だったので画像はありませんがとてもきれいな水墨画でした。
庭園は京都を代表する庭師、七代目小川治兵衛の作です。
平安神宮の神苑も手がけたそうです。
【植治の庭】と奥にある門が【蓮華門】
蓮華門は、弘法大師が高野山に向かわれるときこの門を通られ、その足元から蓮華の花
が咲いたといわれることから蓮華門とついたそうです。
縁側が狭いのでのんびり庭を見るということはできません 残念
【勅使門・表】
【勅使門・裏】