ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

宝泉院の春 その1 額縁庭園

2007-04-16 21:47:47 | ちょいぶら京都 -洛北-
070415撮影

春の宝泉院にやってきました。  昨年は夏、秋、冬 そして今年の春

これで四季を通してお邪魔させて頂いたことに 
 

【囲炉裏の部屋】 右側は、囲炉裏の部屋から見たお庭
 



【額縁の庭園(盤桓園)】盤桓園(ばんかんえん)とは、立ち去りがたいという意味だそうです。

お抹茶(お菓子付き)をいただきながら庭園を鑑賞します。

何度来ても本当にステキなお庭です。  (注:秋の土日はゆっくりできません
  

樹齢700年の五葉松もとってもリッパ 近江富士を型どっているそうです。
近江富士・・・すみません肝心の近江富士を型どっている松の葉っぱの部分が写っていません。
m(__)m


【水琴窟と蹲踞(つくばい)】水琴窟は理智不二(りちふに)と命名された珍しい二連式です。
竹筒に耳を近づけると琴の音色のような優しい音がします。癒しの一時です。
 

竹林からのぞく大原の里、ここだけ時が止まっているようです。


 
 【石盤】
 サヌカイトといわれる美しい音が
 でる石です。
 宝泉院の住職で声明の大家であった
 深達僧正が音律を調べる為に
 愛用されたものだそうです。
 とってもいい音色がします。



そして一番上の写真の天井は、血天井です。

関ヶ原合戦前、徳川の忠臣・鳥居元忠以下数百名が豊臣の大軍と戦い伏見城中で自刃しました。

その武将達の霊を慰め、供養のために自刃した場所の床を天井にして祀ったものです。
(パンフレットより) 

同じ血天井は、源光庵、養源院、正伝寺にも残されています。
源光庵の血天井には足形・手形がくっきりと残ってます。

養源院は、建物の中が暗いのではっきり分かりませんでした。