ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

京の夏の旅 平安女学院大学 有栖館 有栖川宮旧邸

2010-09-25 20:47:48 | ちょいぶら京都 -洛中-
100925撮影


有栖川宮家は江戸時代に四親王といわれた宮家のひとつです。

この邸宅は京都御所の西側の建礼門前に建てられたものが、

現在のアグネス教会の北側に移築されました。



現在は、平安女学院の別館として保存し、茶道、華道,香道、着付けの授業や

その他京都文化と日本の伝統文化の研究・教育の発信を行う拠点として
活用するために、

2008年8月にこの施設を取得したそうです。 邸宅で授業ができるなんでいいですねぇ



そしてお庭は、2009年、「植治」の十一代目小川治兵衛おがわじへい氏により『平成の植治の庭』として

作庭されたそうです。



板張りの部分は、能舞台の間



庭の緑が板張りに映ってきれいでした。



上段の間



お庭は、枯山水庭園だったんですが・・・手水鉢を設置したそうな・・・



細長い廊下からは



中庭

中庭には、源平桃の木や藤袴の花がありました。



和室にかけてあった絵



玄関前にある枝垂桜



庭内にある2本の大きな枝垂桜は、1952年、堂本印象画伯の発案により、醍醐寺三宝院内にあった

実生の桜を分譲移植したそうです。

太閤秀吉が醍醐の宴をした当時の桜の孫にあたる樹です。



塀の外側から見ると1本の枝垂桜に見えるのですが中から見ると2本の樹なんですよ



春に特別拝観があればいいのですが・・・・








【平安女学院大学 有栖館】 京都市上京区烏丸下立売北側(道路を挟んで有栖館の前は京都御苑)
公開期間:2010年7月10日~9月30日まで 時間:10:00~16:00


ちょい旅 『新穂高・高山・白川郷の旅 3日目 ① 白川郷 』の途中ですが

拝観期間も迫ってきているので先にご紹介しました。