100925撮影
有栖川宮家は江戸時代に四親王といわれた宮家のひとつです。
この邸宅は京都御所の西側の建礼門前に建てられたものが、
現在のアグネス教会の北側に移築されました。
現在は、平安女学院の別館として保存し、茶道、華道,香道、着付けの授業や
その他京都文化と日本の伝統文化の研究・教育の発信を行う拠点として
活用するために、
2008年8月にこの施設を取得したそうです。 邸宅で授業ができるなんでいいですねぇ
そしてお庭は、2009年、「植治」の十一代目小川治兵衛氏により『平成の植治の庭』として
作庭されたそうです。
板張りの部分は、能舞台の間
庭の緑が板張りに映ってきれいでした。
上段の間
お庭は、枯山水庭園だったんですが・・・手水鉢を設置したそうな・・・
細長い廊下からは
中庭
中庭には、源平桃の木や藤袴の花がありました。
和室にかけてあった絵
玄関前にある枝垂桜
庭内にある2本の大きな枝垂桜は、1952年、堂本印象画伯の発案により、醍醐寺三宝院内にあった
実生の桜を分譲移植したそうです。
太閤秀吉が醍醐の宴をした当時の桜の孫にあたる樹です。
塀の外側から見ると1本の枝垂桜に見えるのですが中から見ると2本の樹なんですよ
春に特別拝観があればいいのですが・・・・
【平安女学院大学 有栖館】 京都市上京区烏丸下立売北側(道路を挟んで有栖館の前は京都御苑)
公開期間:2010年7月10日~9月30日まで 時間:10:00~16:00
ちょい旅 『新穂高・高山・白川郷の旅 3日目 ① 白川郷 』の途中ですが
拝観期間も迫ってきているので先にご紹介しました。