ちょいぶら日記

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大徳寺塔頭 弧篷庵 - 第47回 京都非公開文化特別公開 -

2011-10-30 20:06:04 | ちょいぶら京都 -洛北-
20111030撮影


弧篷庵の公開が今月いっぱいという事で今日行ってきました。

弧篷庵は、大徳寺境内の中でも最西端の位置にあります。 大徳寺の塔頭が集まっているところからは離れています。

開祖は伏見奉行等をつとめた小堀遠江守政一こぼりとおとうみのかみまさかず

庵号の「孤篷」は孤舟こしゅうのことです。



玄関までの庭は、撮影することが出来ますが建物内と庭園は、撮影禁止となっています。



今回8年ぶりの公開という事で楽しみです。
















看板



     庭園は、本堂南庭と書院前庭、忘筌路地庭等に分けられています。

     写真がないので想像してください。

     【本堂南庭】
     二重の刈込まがきを作って水平線とし波を表しているそうです。
     昔は、船岡山が望めたそうです。
     南庭は、枯山水庭園で普通は白砂を使用した庭が多いのですが南庭では地砂を使用
     庭の左側には、瀟洒な編笠門、右手には書院前庭に通じる石の中門が見えます。

     【書院前庭】
     湖景になぞらえて造られた近江八景の庭といわれています。
     景石、石橋、植栽、特に刈り込みにより蕭湘八景を近江八景(比良、矢走、石山、瀬田、三井、堅田、粟津、唐崎)
     に対比させた水景を表し、遠州の故郷・長浜、琵琶湖の景色を再現しています。
     奥には瀬田の唐橋を表したという石橋が架けられている
     石組と刈込を多く用いた書院式枯山水庭園

     【忘筌路地庭】
     上にある看板で紹介されている庭です。
     広縁と落縁と二重の板敷にして前栽や手水鉢、灯篭などが見えるように工夫されています。

     日曜日なので朝からたくさんの方が見えてました。
     ゆっくり見ることが出来ないのが残念


     第47回 京都非公開文化特別公開

     大徳寺山内では、ほかに下記の塔頭が特別公開されています。

     *大徳寺 方丈・法堂・唐門 公開期間:10/23~31 明日で終了
     *真珠庵 公開期間:10/23~11/3
     *聚光院 公開期間:10/23~26,10/31~11/3
     *弧篷庵 公開期間:10/25~31 明日で終了

     が公開されています。 拝観料は、一か所800円 ちょっぴり高めです。

   その他の寺院は http://kanko.city.kyoto.lg.jp/feature/akispecial_11.php でご確認ください。

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