キットとProMicro他は5月1日(金)に届きました。本当に迅速な対応でした。
昔ならば逸る気持ちを抑えきれず、金曜の夜に取り掛かっていたはずですが、すっかり落ち着いた、というより夜更かしできないお年頃ですので、土曜から着手しました。
サリチル酸さんのビルドガイドに従って、組み立てました。これに備えて買ったデジタル表示の半田ごてが大活躍です。昔買ったはんだ吸い取り線やフラックスもようやく使えました。
困難な個所は2つでした。何といってもLEDのはんだ付け。7個中うまくいったのは、1番のみ。ただ、前のLEDをしくじると、続くLEDたちは一蓮托生で光らないので、どうだったのか分かりません。順に確かめていくうち、1つを破壊してしまいました。LEDはあきらめて、キーボードを完成する方に取り組みました。
次の困難はファームウエアの書き込みでした。正確には、どのデータファイルがファームウエアなのか、分からなかったのです。ビルドガイドを何度も読み返したり、他の方の記事を参照したりして、HEXファイルを書き込めばよいことが分かりました。しかし、どこにもないじゃないか。QMK Configuratorのページをしばらく眺めていました。ふとキーボードが選択できることに気が付いて、右上にはcompileとあり、もしかして、今まで見ていたファイルたちはsourceファイルだったのかと気が付いて、compileすると、出てきたよ、HEXファイル。なんだよ、昔やっていたFortranと同じだよ。sourceを書いて、compileして、libraryとlinkして、EXEファイルだ。COMもあったけど。この世界はあまり変わってないのねと、ひとり納得。書き込み自体はイメージ通りでできました。キーボードとしては機能しました。
こうなるとLEDを光らせたい。一旦すべてはずして、壊れたかと思っていました。よく見てみると、汚れているだけで使えそう。しかし、穴にはめてはんだで橋掛けなんて無理です。それならLEDに足を生やせばいいじゃないか。PCケースの電源ボタンを交換した時の10芯リード線があったので、その芯線をばらして足にしようと考えました。1㎝くらいに切って、バラバラにしてつけてみました。細くてピンセットでもつまめません。それならと被覆だけむいて切らずにはんだ付けしました。LEDに付けてから切り離します。これがうまくいって、こんな感じ。
フラックスで汚れまくりです。足はおもて側(光る方)に曲げてあげます。PCBの端子に接地させるため。このおかげで7個ともしっかり取り付けられました。
今日はせっかく光るようになったので、真っ黒のキーキャップをサンドペーパーで水研ぎして、一部を透過させてみました。いい感じでしょ。レイヤーを3つにして、そのうち2つをLEDの制御に割振りました。細かく制御できるようになり、いろいろな光らせ方ができるということが分かりました。現在の姿です。
動画はこちらです。
自作キーボードのキーキャップをサンドペーパーで水研ぎして、透過タイプに無理やり変身させました。黒塗装しか買えなかったのでね。光っている4つがカーソルキーです。 pic.twitter.com/ePbSF0nWFt
— あかぎのパパ (@akagi_papa) May 6, 2020
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