今、読んでいる本はこれ。
IT革命の本当の意味は、
「パソコンが普及して便利だね」なんてことじゃない。
マスメディアも個人も、ネット上で対等に勝負できるという
社会のありようの大転換だ、というような内容。
大手出版社の編集者に気に入られなければ
発表の機会が得られなかった小説や漫画などの作品が
ネット上ではどんどん自分で発表できる。
そうなっていったとき、一番価値があるのは
『自分らしさ』。
自分が作品を作らない人も
ネット上で配信される大量の作品のなかから
お気に入りをセレクトすることで
「○○さんが選んだものは自分の好みだから」と
評価される仕組みを作ることができる、とか、とか。
これが書かれたのは2002年。今から6年も前。
そして、世の中は、
確実にこの本に書かれたことに近づいている、と思う。
チップの文化において
本当に満足するサービスにはたくさんのチップをはずむように
この玉石混交のネット上の情報の中から
気に入ったものにはお金を払うという仕組みができていったら
楽しくない? と語る著者。うん、楽しいと思う。(笑)
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