姉が「雛人形出したから見に来る?」というので
実家へ行ってきました。
実家に代々伝わるこのお雛様はすごい古いものなので
飾り用の雛壇を組むのが超大変。
私が小学生くらいの時は雛壇を出して
近所の友達を呼んでちらし寿司で祝うなんてことも
何回かあったように覚えているのだけど
その後は飾るのはお内裏様だけっていうことが
ほとんどだったような気がする。
きっと大変すぎたからだよね。
それを、今年は姉が頑張って飾りました。
人形はお内裏様、三人官女、五人囃子、右大臣左大臣を
異なる時期に買いそろえて行ったもののようで
顔も大きさもバラバラ。
ただ、お内裏様は箱書きから
江戸末期のものということがわかっています。
すごいでしょ。
飾りとか刺繍とかが豪華。
トーハクにも同じようなものがありました。
漆塗りで金蒔絵のお膳も豪華。
でも、価値をわからない子供のころおままごとに使って
若干塗りがはげている。
「きっと叔母ちゃんたちも遊んだと思うよ」と姉。
共犯者さがし(笑)。
さて、雛人形は3月3日までに片付けないと
行き送れるとかいうんじゃなかったっけ。
娘がいるのにいいの? ときくと
「うちは大石田にあわせて旧暦だから」という。
大石田というのは両親の地元。
そこにはこういった古いお雛様がたくさん残っており
旧暦の節句には「お雛見」という行事も行われてるらしいです。
姉も今年はせっかくなのでご近所や職場の同僚を招いて、
「お雛見」横浜分会(非公式)を何回か開いているらしい。
お人形さんたち、たくさんの方に見てもらえて幸せね。
ってわけで、わたしも画像だけですが皆さんにご紹介してみました。