そゆる日記

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忘れない

2021年03月10日 | 日々のあれこれ

明日は東日本大震災から

ちょうど10年です。

 

(ほぼ毎年同じことを書いていますが

また書きます(^^;)

 

自分の職場は隅田川が近く

地盤が軟弱なので

けっこうな被害が出ました。

自分の机もキャビネットが倒れてきて

すごいことになりました。

当時職場にいた人たちには

私が大けがをしたと思ったので

無傷なのを見てどれだけほっとしたか

っていうことを毎年言われます。

 

無傷だったのは机の下に隠れたから。

 

机の下に隠れたのは

隣の席の人がそうするのが見えたから。

子供のころあれだけ訓練してたのに

自分の頭では思いつきませんでした。

 

先日のNHKスペシャルで

「率先避難者」という言葉を聞きました。

指定避難場所にとどまっていた人たちが

「より高いところへ避難しよう」

という声かけによって動き助かった。

頭でわかっていても

率先して声かけする人がいないと

行動に移しずらい心理。

 

「津波避難~何が生死を分けたのか」

HPは → こちら

 

自分は声掛けによってではないけれど

隣の人の行動につられて動いたので

すごくわかる気がしました。

どうしていいかわからないとき

率先した行動を起こす人がいれば

人はつられて行動を起こす。

隣の同僚のおかげで

けがひとつなく元気で

過ごせていることに

いまだに感謝する日々です。

 

 

そして、もう一つ。

3.11の前日3.10は

東京大空襲の日として

慰霊の行事が行われる日です。

 

1945年3月10日の「東京大空襲」をはじめ、

戦争中、東京は100回以上の空襲を受け、

多くの人が家財を焼かれ、傷つき、

親しい人を亡くし、命を失いました。

その多くは、武器をもって戦っていたわけでなく、

戦時下の日常生活を懸命に生きていた

民間人―女性、子ども、高齢者などでした。

戦争中に多くの一般市民が

被害を受けた出来事としては、

広島や長崎への原爆投下、

沖縄戦などがよく知られていますが、

東京の空襲のことは

どこまで知られているでしょうか。

東京大空襲・震災資料センターHPより)

 

たくさんの犠牲の上に今の平和があること、

大きな悲しみを乗り越えて

復興に尽力した人々のおかげで

今の東京があることを

せめて都民である自分は

心に置いておかないと、と

毎年この日を迎えるたびに

思うのです。

 

 

新型コロナ禍のいま

明日どうなるかは誰にもわかりませんが

とりあえずの今

無事で過ごせていることを

感謝したいと思います。