12月1日公開予定の映画
10月に横浜におでかけしていたのは
この映画の先行上映イベントでした。
THE RAMPEGEのボーカル三人が主演する映画
上映会では三人の主題歌歌唱がある、というので
チケットを取りました。
その時点で映画の情報全く知らず(^^;
大変申し訳ないのだけど
THE RAMPEGEメンバー主演ということは
ファンサイトの動画をちょっと大掛かりにして
映画に仕立てたようなもなのかな
くらいのイメージでいました。
で、直前になってHPを見ると
「それぞれに悩みや思いを抱え、
“救い”を求めている3人の女性たち。
彼女らが頼ったのは、女性を癒やし、世界を救う
[MY KNIGHT]の“デートセラピスト”
=一夜かぎりの恋人たち──。
夜の横浜を舞台に、
3組の男女の誰も知らない物語が始まる」
うん、やっぱりね。
ちょっと心が苦しい女性を
手練れのレンタル彼氏が
ロマンチックなシチュエーションで
ちょっとだけ幸せにしてあげる、みたいなね。
ファンは女性を自分に置き換えて
うっとりしてふんわり幸せになるやつね。
はいはい。
別に批判をするわけじゃなくて
ファン向けの映像といったら
まあそんなものだよね、
とふんわりイメージ。
しかし映画が始まってみると全然違った。
親子カルマだったり
役割にはまりすぎて自分を見失うことだったり
コンプレックスだったり
みんなが心の中に抱えているあれこれ。
自覚せずに押し殺しているそれらが
デート現場のやりとりのなかで明らかになり
それぞれが気づきを得ていくというストーリーでした。
ロマンチック要素は横浜の夜景くらい。
恋愛要素はほぼ皆無。
ハッピーエンドといっていいのかな
その後の人生までは描かれていないのだけど
きっと幸せに一歩近づけるよね
と思わされる終わり方でした。
案外(すみません)良い映画。
それにしてもあのトレーラーと文言(^^;
先日『ミンナのウタ』を見たとき
映画館で告知が流れたのですが
それも私が最初に思ったような
甘あまなストーリーを想像させるものでした。
それは逆効果じゃないのかな、
これじゃファン以外の人は
見てみようって気にならないのじゃないのかな、と
そこが引っかかってしまう辛口人でした。
それとも甘あまを期待させたほうが
集客には効果的という戦略なんですかね。
イベントでは映画上映後
三人のボーカルがそれぞれソロ曲を歌い
最後に映画のテーマ曲を三人で歌いました。
ライブではないので観客は席に座ったまま。
映画上映後ということもあり嬌声もなく
静かな拍手が心地よく感動しました。
その後三人に監督さんを加えた四人で
撮影の苦労や役作りについてのお話がありました。
撮影中断期間もあり
完成に2年がかかったということなので
新型コロナ禍前の企画だったのでしょう。
ほんとうにたくさんのことが
ストップしてしまったあの期間。
出来上がっていたのに上映されなかった映画
上演されなかったお芝居もたくさんありました。
この作品はこうして日の目をみることができて
ほんとうに恵まれていると思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/07/b95071611cb9b8849581fbd313f37cfd.jpg)
というわけでEXILE HIROさんプロデュースの
LDHの映画ですが良かったら見てください。
10月23日から開催中の『東京国際映画祭』では
ガラ・セレクション招待作品になっていて
三人のボーカルはレッドカーペットにも登場してました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/2c/8bf404d09f32d6f140890539f1e783b6.jpg?1698537116)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/a9/4a015d42310903b1bc65378510b0ecf9.jpg?1698537157)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/9a/4485e8616f35b1c73162715e5b3bc72a.jpg?1698537157)
劇場公開は12月1日から松竹系です。