統合失調症のクライアント

最近、統合失調症のクライアントが増えてきています。
統合失調症は文字通り人格の統合が出来ない状態になります。


最初のうちは、感覚異常として感じ始めます。
段々色々な物に゜興味が無くなりどうでも良くなってきます。


中には幻聴や幻覚を見るまでになっているクライアントもいます。
初期の症状で有れば改善の方法もありますが、症状が進むと治療は
困難になります。


なぜ困難になるかというと認識が出来なくなるからです。
治療は、痛い所や悪い所を処理対象にするのに、その感覚が
無くなってきます。


意識レベルの治療では、認識出来ないものは治療が出来ません。
無意識レベルの治療では治療が可能なのですが良くなっていても
良くなっていることさえ分からなくなってきます。


統合失調症のクライアントの口癖は、「わからない」です。
分からない様に自らの脳に命令し続けています。


その望みが叶い、感覚が分からなくなったりして認識出来なくなって
しまいます。


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