徴兵制発言を謝罪

新聞によりますと宮崎県の東国原英夫知事は４日、「徴兵制はあってしかるべきだ」などとする自身の発言について「不適切だった。今後は発言に気を付けたい」と述べた。同日、社民党の県議団が抗議したことに謝罪した。
知事は先月２８日、宮崎市内であった建設業者との座談会で徴兵制について発言した。技術者を養成する全寮制の県立施設について話題が及び「徴兵制があってしかるべき。
若者が１年か２年自衛隊に入ってもいいのではないか」と述べた。また、今月２日には、同市内であった講演会で「徴農制によって、若者に農業の大切さを体験させるのはどうか」と語った。

日本では自衛隊しか戦闘行為をすることが出来ません。従って自衛隊に入らなければ戦闘地域に行く事は無いわけです。

戦いと闘いは意味が違います。戦わなくても闘わなければいけないことはいくらでもあります。

日本人には戦うと闘うの違いが分からない人が多いのかもしれません。憲法第九条をはじめとする戦争の放棄の考え方は他国と戦わない選択を日本国はした事になります。
北朝鮮がテポドンを発射しても本当は何も出来ない国が日本国という国です。

日本人は学校の教師（日本）と同じ様なものです。教師が生徒（アジアの国）に体罰（戦争）をし、その体罰が原因で生徒が命を落としたとしましょう。するとＰＴＡ（米国や旧ソ連）がとんでもないことをしたといってその教師を辞めさせようという動きがあり、なんとかその教師の反省（戦争の放棄）により懲戒免職（植民地化）を免れました。懲戒免職を免れた教師（日本）は絶対に生徒を叱る（国家的主張）ことは出来なくなり、生徒からはバカにされただ耐えるだけの教師として一生を終えることになります。

生徒（アジアの国）は絶対に文句を言わない先生（日本）に嫌がらせをします。
そんな場合でも教師は生徒の為に叱ったり手を上げることもできず学級崩壊が始まります。

教える立場と教わる立場を知ることはとても大切です。守る立場と守られる立場を知ることも大切です。

本当に闘うことが不要だと考えている人がいれば警察も自衛隊もいりません。警察がいなくなればどんな大きな力からも自分の命は自分で守る事が原則です。その覚悟が本当に出来ているのでしょうか？

暴力団や不正と闘うのも他国からの侵略に対して闘うのも大切なものをまもるという観点では同じです。

闘う相手と戦わないと自らの身体を攻撃し始めます。攻撃のレベルによってリュウマチになるのか細胞レベルのガンになるのかが変わってくるだけです。

自らの生命の為に闘う覚悟が出来ていないのが日本国です。だから国を守る必要も考えずに接待でお金を無駄遣いする国になっているのです。
闘うつもりであれば防衛費のムダ遣いはしないでしょう。防衛費は兵糧米や武器と同じだからです。闘うつもりがないから出来ることです。

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