選択の自由は消費者にある

マクドナルドに続きローソンのおでんも賞味期限を越えて販売していることが明るみになりました。

コンビニの商品管理はある一定の時間をすぎると廃棄処分になるわけですが、スーパーでは半額とかの割引で販売しています。

賢い主婦は、夕方に買い物に行き半額セールになる日配ものを待って買い物をします。
その日の内に食べるものは賞味期間が間近いというデメリットも安いことでそのことがある顧客にとってメリットになる場合もあります。

今回の一連の賞味期限問題は売れ残り廃棄処分にするのがもったいないのでまだ食べれそうなものを再び店頭にならべてしまった為に起こったことです。

売れ残ったものを捨てることが「もったいない」という日本的な考えをメーカー側が顧客側に押し付けただけではなく偽って販売したところに問題があります。

賞味期限間近でも安ければ買うというマーケットはある訳です。消費者にはその選択はあるはずなのにメーカー側（販売側）がその選択肢を奪っておきながら偽った商品を提供してしまう。

売れ残りそうな商品は早めに見切り処分で販売しムダ（もったいない）をなくし、新鮮さを求める顧客には正規の品質を提供し、グレーラインでも安ければよい顧客に対しては見切り品として販売すれば良いわけです。

一定の品質を維持していますと装うよりはるかに顧客の為になります。偽装が表に出たら失うものは計り知れないからです。

全ての選択権は利用者にあるのです。メーカー側にある訳ではないのです。その事を分からずに行動を起こしてしまった間違いに気付いていなかったのが原因の一つでしょう。

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